おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

出産・育児全般

1歳過ぎてもテープタイプのオムツを使っています

このブログは大した内容ではないので、いまパンツタイプで幸せに生活している人は読まなくて良いですよ!テープタイプを買い過ぎちゃって余っていて困っている、どうしよう…という人には役立つ内容だと思います。 義姉に褒められて気づいた私の特技:立った…

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

河合香織著『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』を読みました。 その女性は、出生前診断をうけて、「異常なし」と医師から伝えられたが、生まれてきた子はダウン症だった。函館で医者と医院を提訴した彼女に会わなければならない。裁判の過程で…

「母は私に絶対に興味がある」という信頼について

子どものときは、怒りを感じると、たいてい母に聞いてもらった。 (ミシェル・オバマ著『マイ・ストーリー』p37) わかる…!私も学校や通学路で嫌なことがあると、帰宅してすぐに「ちょっとお母さん、聞いてよ!」と1から10まで全部しゃべっていたな、と思い…

2歳長男、1歳次男、31歳母が次々にインフルエンザに感染しました

12月19日(木)深夜、2歳長男39.3℃の発熱→嘔吐 12月20日(金)朝、1歳次男38.0℃の発熱 →長男、次男ともに小児科でインフルエンザ(A型)陽性 12月21日(土)昼、私が37.5℃の発熱 →念のため受診したところ、インフルエンザ(A型)陽性 そして12月22日現在、長…

子どもを保育園で亡くす、ということについて

今年の4月に下記のブログ記事で、「慣らし保育は突然死を予防するためにあったんだ、と初めて知った」と書きました。 www.shiratamaotama.com ある日受け取ったメール それから8ヵ月経った12月に、このブログのお問い合わせフォームからメールを受け取りまし…

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』があまりおもしろくなかった

高橋孝雄著『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』を読みました。 2018年に出版されて各種メディアにも取り上げられるなど話題になっているようですが、私にはあんまりおもしろくなかったです。 子どもの早期教育プレッシャーに押しつぶされそうな親には…

先輩ママからのアドバイス:小学校のクラス分けについて

同じ地域に住む先輩ママ(お子さんは既に小学校を卒業)から、大変有用なアドバイスを頂きました。 ほかの地域でも同様なのかは分かりませんが、せっかくなのでブログに書いておきます。 小学校入学前に親がしておくべきこと:クラス分けについての希望をき…

ケーキの切れない非行少年たち

宮口幸治著『ケーキの切れない非行少年たち』を読みました。 さすが話題本だけあって面白くどんどん読み進められてしまうので、通勤電車内であっという間に読み終えてしまったのですが、著者の真摯な書きぶりと大きな問題意識・危機感に胸がいっぱいになり、…

ストローマグは本当にすぐカビるという話をTEDでプレゼンしたい

ストローマグは本当に本当にすぐカビるので、 ・普段ストローマグを洗う担当をしていない ・たまにストローマグを洗う(かも) ・食器乾燥機を使っていない という人のために、ものすっごくねちっこいブログを書きました。 なお、私が使っているのはリッチェ…

橋本副大臣から返事を頂いて嬉しい/Amazon欲しいものリストからプレゼントが届いて嬉しいです。

先週、生意気にも「橋本厚生労働省副大臣への私信」と題するブログ記事を書きました。 www.shiratamaotama.com これに対し、橋本副大臣からご本人のブログでお返事を頂きました。 ga9.cocolog-nifty.com とても嬉しい ・私が長々と書いた児童手当についての…

橋本厚生労働省副大臣への私信:児童手当について

橋本厚生労働省副大臣がTwitterで「おお…。発見に感謝します。」「この方のご指摘に対応し、正誤表を公表しました。」とTweetされていることに気づきました。 この方のご指摘に対応し、正誤表を公表しました。https://t.co/66FFP9RPvN — はしもとがく(橋本…

まさかの展開:内閣府と厚労省が1日で報告書を修正してくれて感動しました

ひとつ前のブログで、「平成24年児童手当の使途等に係る調査報告書」の内容にミスがあることに気づいたので厚労省と内閣府に電話した、と書きました。 www.shiratamaotama.com 多くの方が話題にしてくれました Twitterで多くの方に話題にしていただき、一部…

児童手当使途の調査報告書が間違っているようなので、厚生労働省に電話しました

ひとつ前のブログで、児童手当についての話題をとりあげました。 www.shiratamaotama.com 簡単にまとめると下記のようになります。 日経新聞による報道 ・児童手当を「大人の小遣いに充てる」「使わずに残っている」人は年収600万~1000万円未満で39%、1000…

児童手当を大人のお小遣いに充てている人はそんなに多いのか?

2019年11月11日、日経新聞電子版からこのような記事&ツイートが出ました。 児童手当を「大人の小遣いに充てる」「使わずに残っている」人は年収600万~1000万円未満で39%、1000万円以上では49%。財務省は高所得者への児童手当廃止を含めた見直しを要請しま…

子育てでカラダが限界なんですがどうすればいいですか?

『子育てでカラダが限界なんですがどうすればいいですか?』という本を読みました。 タイトルがあまりに魅力的だったので衝動買いしたのですが、買って良かったー!!!と思っています。 これはKindleではなく紙で買ったほうが使いやすいと思います。 著者は…

鉄道博物館に0歳と2歳を連れて行ってきました

私はあまり鉄道に関心が高くなかったのですが、夫が「長男が喜ぶはず」というので重い腰をあげて鉄道博物館に行ってきました。 行ってみたら結構楽しかったです。 公式サイト:鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM - 1.事前準備 入館料は大人1,330円、2歳以下…

女性の幸福度は子どもによって下がるのか

最近インターネット上で話題になっている「女性の幸福度」の話を読んで驚きました。 働く妻と専業主婦の「幸福度格差」が示す、日本社会の厳しい現実(佐藤 一磨) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) 子どもがいると女性の幸福度は下がるらしい 上記の記事によ…

『子どものいない人生の歩き方』をもっと早く読みたかった

くどうみやこ著『誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方』を読みました。 ある人に勧められて読んだのですが、とても良い本でした。もっと早く読んでおきたかったなと思いました。 実はこの本を読み終えてしばらく経つのですが、良い本だからブ…

授乳婦の健康診断よもやま話(マンモ、バリウム、絶食)

定期健診を受けてきました。 いつもの健康診断(血液検査、身長体重・視力測定など)に加えて婦人科健診(子宮頸がん検診、乳がん検診)も受けたのですが、授乳期に健康診断を受けるのは初めてだったので、「へええ知らなかった」ということがありました。 …

兄弟(姉弟)の難しさ:お小遣い事件

突然ですが、私の人生で決定的に重要だったと思う「お小遣い事件」を紹介します。 私が小学5年生、弟が小学3年生の時の事件です。 当時の状況 ・我が家ではお小遣い制が導入されておらず、欲しいものがあれば適宜親に言って買ってもらう方式だった ・しかし…

1歳半でお兄ちゃんになった長男の話

長男(2017年3月生まれ)は、2018年11月に次男が誕生したことによって、1歳半でお兄ちゃんになりました。 年子育児はどう?といろんな人に聞かれるので、ここまでの記録を書いておきます。 妊娠発覚から、次男が10ヵ月になるまでをざっくり振り返ります。 目…

奥様が妊娠したら読んでください

最近、身近なところでおめでた話があり、奥様の「初めての妊娠」に向き合う旦那さんのためにブログを書こうと思いました。 まずは、おめでとうございます!やったー嬉しいね!! さて、①妊娠発覚時にしてほしいこと、②妊娠期にしてほしいこと、③出産後にして…

子どもの脳を傷つける親たち

友田明美著『子どもの脳を傷つける親たち』を読みました。 耳の痛いことが多かったです。。 著者は子どもの発達に関する臨床研究を30年近くつづけてきた小児精神科医で、この本の内容紹介にはこのように書いてあります。 「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心な…

子どもの言葉遣いに悩み始めた話

2歳長男が、よく話すようになってきました。 「今日は〇〇くんと電車であそんだよ」など保育園であったことを教えてくれたり、「おはよう」「あがらとう(ありがとう)」「せんせい、さようなら」など、挨拶も上手に(自発的に)言えるようになってきました。 …

ダンナのための妊娠出産読本

「嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本」を読みました。面白かったです。 あの名作漫画「コウノドリ」の主人公のモデルとなった先生が執筆されてます。 こんな人にオススメ すごく良い本だなと思ったので、下記のような方にはオススメで…

私の「妊娠に最適な体重」は62kgだった

私の「妊娠に最適な体重」が62㎏だったと知ってびっくりしたので、妊娠を希望している女性はやせすぎに注意したほうが良いよ、と言いたくてブログを書きました。 なお私の身長は164㎝です。 目次 太りすぎも痩せすぎも妊娠しづらい 私の「妊娠するための」ベ…

イヤイヤ期の2歳児との入浴ストレスを軽減する工夫2(シャワー&バスマット)

「イヤイヤ期の2歳児との入浴ストレスを軽減する工夫」の続きです。 おもちゃ以外の工夫についてです。 お風呂で使うおもちゃについては下記の記事をご覧ください。 www.shiratamaotama.com 目次 シャワー使い放題を許した シャワーの水道代・ガス代 バスマ…

イヤイヤ期の2歳児との入浴ストレスを軽減する工夫1(おもちゃ)

入浴のストレス(例) リビングにて 私「お風呂はいろう」 2歳長男「はいらない!」 風呂場にて 私「髪の毛洗うよー」 2歳長男「あらわない!」 5分後 私「そろそろお風呂あがろうか」 2歳長男「まだはいるの!」 リビングにて 私「オムツはいてくださーい」…

0歳と2歳と過ごす夏休みの「大失敗」3つ

どうも私はブログには「お勧めしたいこと」つまり「うまくいったこと」だけを書いてしまいがちです。 しかし私の人生は多くの「しまった…やらかした…!」にあふれており、もしかしてこのような失敗談も誰かの役に立つのではないかと思いついたので書いてみま…

出産直後の電動搾乳機と、母乳バンクについての妄想

先日の母乳バンクについてのブログ記事に、早産(30週)での出産経験のある友人から大変参考になるコメントをもらいました。 友人(早産経験者)からのコメント 人間の身体って不思議なもので、出生体重やら時期やらによって適正な母乳が出るんだそう。お腹の…