おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

鉄道博物館に0歳と2歳を連れて行ってきました

私はあまり鉄道に関心が高くなかったのですが、夫が「長男が喜ぶはず」というので重い腰をあげて鉄道博物館に行ってきました。

行ってみたら結構楽しかったです。

 

公式サイト:鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM -

 

1.事前準備

入館料は大人1,330円、2歳以下無料です。前売り券を買うと100円安いとのことで当日朝にコンビニで購入しようとしたところ、前売り券は前日までしか購入できないことに気づきました。しまった。

これから行かれる方は、前日までの前売り券購入をお勧めします。笑

 

鉄道博物館についての下調べもなんとなくしましたが、

・電車がたくさんある

・運転シミュレーションなど、小中学生以上になるとできることがたくさんある(これは大混雑なので早めに整理券を取る必要がある)

・子どもが喜びそうな駅弁がたくさんあるが、週末は早めに売り切れてしまうらしい

・乳幼児も安心して遊べるキッズプラザという場所があるらしい

ということくらいしか把握しない状態で行きました。(ネット検索したら情報が大量に出てきてびっくりしました。熱烈なファン多し!)

 

2.入館

10時開館のところ、私たちは9:45くらいに鉄道博物館に到着しました。週末だけあって既に大行列ができていますが、この行列が何の列なのか分かりません。チケットをこれから買う人の列なのか、既にチケットをもっている人の列なのか、知りたい…。メガホンをもって何かしゃべっているおじさん達はいるものの、滑舌のせいか全く聞き取れません。

まあいいや、とりあえず後ろに並んでおこう…。

10時に列が動き始めて判明したのは、「チケットを持っている人も持っていない人も同じ行列に並んでいた」ということでした。

チケットを持っている人はそのまま入館し、持っていない人は行列の先頭の方にチケット売り場がありました。ふう。

しかしチケット売り場のオペレーションがスムーズなので、あっという間にチケットを買い終わりました。

 

3.車両に乗り放題

無事入館し、とりあえず1階の車両ステーションに行きました。

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これは鉄道博物館の中で最大の展示室で、本物の車両(蒸気機関車、電車、新幹線など)がずらっと並んでいます。車両の中に入れるだけでなく、運転席にも入れたり、機関車の構造が説明されていたり、車両を下から見ることができたりと盛りだくさんです。

2歳長男は楽しくて楽しくて仕方ない様子で、「つぎはこれのろう!」と目をキラキラさせながら次々にいろんな車両に乗り降りしていました。0歳次男はエルゴの中でキョロキョロしており、たまに車両のイスの上でつかまり立ちしたりして遊びました。

入館するときは大変な混雑を覚悟したのですが、鉄道博物館があまりに広いので、入館後はまったく混雑を感じませんでした。この車両ステーションも、広々ゆったりと思う存分遊ぶことができました。年パス、買おうかしら…。

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写真は運転席で運転士気分を味わう2歳長男です。真剣な表情でレバーを動かしていました。

 

4.駅弁の購入

駅弁の販売は10時半からとのこと。事前に調べた際に「人気の駅弁は早めに売り切れてしまう」と書いてあったので、夫と長男を車両ステーションに置いて、私と次男とで駅弁を買いに行きました。

時刻は10:45。駅弁売り場はガラガラでした。売り切れているものはひとつもなく、どれでも選べる状態。

しばらく悩んだ結果、中身よりも容器を重視して下記3つのお弁当を購入しました。

・新幹線E7系弁当(1,300円)

・1号機関車弁当(1,300円)

・大宮辨當(1,000円) ※これはJRの特製弁当です

 

写真は新幹線E7系弁当と1号機関車弁当です(帰宅してから撮影)。洗って繰り返しお弁当箱として使えるので、これからたくさん使います!

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なお、このあと13時頃にちらっと駅弁売り場を見たら、新幹線E7系弁当も1号機関車弁当も売り切れでした。

 

5.おひるごはん

 新幹線の運転席で運転士気分を堪能していた長男&夫と合流し、しばらく車両ステーションをうろうろしたところで、長男が私の持っているお弁当に気づきました。「ごはんたべたい!」 よし、食べよう。

駅弁を食べる場所は複数あります。

・駅弁売り場の隣のテーブル(たくさんある)

・駅弁売り場の目の前のランチトレイン(電車の中でご飯を食べられる)

車両ステーションの2階(目の前の窓から本物の電車が行き交うのを見られる)

トレインテラス(屋上から電車や新幹線を見ながらご飯を食べられる)

新幹線ラウンジ(目の前を新幹線が通る) などなど

この日はランチトレインは某幼稚園の貸し切りでした。せっかくなので電車を見ながら食べようと、車両ステーションの2階で駅弁を食べました。

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目の前の線路をしょっちゅう本物の電車が通過してくれます。

私がチョイスした新幹線と機関車のお弁当に長男が大喜びで、私も大満足でした。

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味は普通。写真には写っていませんが、大宮辨當が一番美味しかったです。なお、家からおにぎりとバナナも持参したので、お弁当3つとおにぎり2つとバナナ1本で家族4人がお腹いっぱいになったかな、という感じでした。(私と次男はこのあと授乳室へ)

 

6.転車台回転・汽笛吹鳴実演

毎日12時から10分間のイベントで、「転車台回転・汽笛吹鳴実演」というものがあります。巨大な車両ステーションの真ん中にある「転車台」がぐるりと回転しながら、上に載っている車両についての解説があります。大音量の汽笛が鳴らされるたびに歓声があがり、なかなか面白かったです。私たちは2階から見学しましたが、長男は大興奮、次男は大きな音に驚き気味でした。

 

7.もう書ききれない

「てっぱくライン」という無料のミニ電車の先頭車両に乗り、目の前の運転士さんが操作するところを見学できたり、キッズライブラリでひたすら電車の絵本を読んだり、キッズプラザでプラレールで遊んだり、おやつに大宮ナポリタンを食べたり、(私が)運転指令シミュレーションに夢中になったり、もう遊んでも遊んでもまだまだ遊びたい…という状態でした。

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写真はキッズライブラリの絵本コーナーでハイハイする0歳次男です。電車の絵本がずらっっと並んでいます。海外の絵本(英語、中国語、韓国語など)まで取り揃えられていて、ここで1日過ごせそうなほどの充実ぶりでした。

 

8.買ったもの

ショップもとても楽しかったです。私たちは新幹線の水筒と、トーマスのハサミ、そして新幹線の靴下(「鉄下」というシリーズ)を買いました。

 

9.結論:大満足

最後に16時から10分間のジオラマ実演プログラムをみて、大満足で帰宅の途につきました。(ジオラマは私が見たかった)

長男は昼寝もせずずっと動き回っていたので、帰りの電車に乗るなり熟睡でした。

 

私「いや…ちょっと予想外に楽しかったわ…」

夫「子連れのお父さんたちも目がキラキラしてたな」 

 

小中学生になると運転シュミレーターなどできることが増えるので、その頃に年パスを買おうかな…と思っています。

授乳室なども充実しているので、乳幼児連れでも1日遊べると思います。また、ほぼ屋内なので雨の日も安心。鉄道博物館、オススメです。

 

おまけ:鉄道好きなお子さんに

友人から『ABCのでんしゃじてん』という絵本を長男にプレゼントしてもらったのですが、 とても気に入って読んでいます。小さめで持ち運びやすいサイズなので、これを持って新幹線に乗ったりしています。鉄道好きなお子さんにはオススメです!

 

ちょっと追記

先輩から、下記もオススメと教えていただきました。行きます!

京都鉄道博物館

・東武東向島の東武博物館

・地下鉄東西線葛西駅の地下鉄博物館(ちかはく)

 

 

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www.shiratamaotama.com

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