おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

読書・映画

男性中心企業が終焉する世界で息子を育てる

浜田敬子著『男性中心企業の終焉』を読みました。 働く女性として、そして男の子を育てる親として、いろんなことを考えながら読みました。 私の息子たちが生きていく社会は、きっと私が生きてきた社会とは全く違うものになるはず。 この本を読んで私が考えた…

「ニューロダイバーシティ」、初耳だったけど最高の概念でした

早寝早起きやメモを取ることは「絶対の善」ではない ・早寝、早起きをすべての子どもに一律に推奨するのはナンセンス(=睡眠リズムは人によって違う。遅寝、遅起きでないと良質の睡眠を確保できないタイプの人は存在する) ・世の中には「メモを取ることで…

ディープフェイクの活用可能性がすごい

Eテレで、ディープフェイクについての大変優れたドキュメンタリーが放送されました。オランダで製作された番組です。 「ディープフェイク 進化するAI技術の光と影」初回放送日: 2022年6月17日 近い将来、本物と見分けが付かない“ディープフェイク”映像を誰で…

人に本を薦めるということ

良い本って、読んでいる途中から人に薦めたくなってうずうずしますよね。 特定の誰かの顔が思い浮かぶこともあれば、「これは全人類が読むべき!!」と思うこともあります。 ひとの体は食べたものでできていますが、ひとの頭と心は読んだものでできているよ…

私がNHKプラスでほぼ必ず見ている番組たち

私はTV番組はもっぱらNHKを見ていますが、最近はTV画面で見るより自分のスマホから見ている時間が長いです。 なぜならNHKプラスがものすごく便利だから。 料理しながら、洗い物をしながら、髪をドライヤーで乾かしながら、寝る前にストレッチしながら、NHKの…

自立とは依存先を増やすこと。介護離職しないために読んだ本

人から勧められて読んだ本が素晴らしかったです。 私自身は現時点で介護はしていませんが、今後の人生で「仕事と介護の両立に悩んで退職する」ことにならないために、今この本を読めてよかったと思います。 『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこ…

絵本に出てくる場所に行ってみました(里山トロッコ列車)

かこさとしさんの「出発進行!里山トロッコ列車」という絵本があります。 列車好きな息子たちはとても気に入っていて、何度も読んでいます。 ある日長男が「ここに行ってみたい」と言ったので、「じゃあ行くか!」とその週末に行ってきました。千葉県の房総…

「限界から始まる」往復書簡を読みました。お勧めしてくれた人、ありがとう

『限界から始まる』という本を読みました。 上野千鶴子さんと鈴木涼美さんの往復書簡を本にしたものです。 ご存知ない方のために説明すると、 上野千鶴子さんは1948年生まれ、東大名誉教授、ジェンダー研究の第一人者。 鈴木涼美さんは1983年生まれ、元AV女…

「叱る依存」の本がとても良かったです

村中直人著『〈叱る依存〉がとまらない』を読みました。これは年に一回くらい読み返したい本だなと思っています。 私は「怒る」はダメだけど「叱る」は良いと思っていました 今まで私は、 ・怒る:自分の感情を発散すること ・叱る:相手のためを思って教育…

最近「これは読んでよかった」と思った本たち 2022年2月版

相変わらず乱読、積読、多読の日々を送っています。毎日何かしらの本を読んでいます。 「これは…!」と思う本に出会うと、興奮のあまりブログ記事に書こうとするのですが、5日に1回しかブログ更新しないと自分に制約をかけてしまった以上は全ての本はブログ…

私と鬼滅と息子たちの話

『鬼滅の刃』の原作漫画が少年ジャンプに連載開始したのは2016年だそうですが、私が初めて鬼滅を認識したのは2020年でした。 2020年、鬼滅を聞きかじる 私が初めて鬼滅という単語を知ったのはTwitterでした。 へえ、今はそういうマンガが流行っているんだ…鬼…

『路上を子どもたちに返す』を読んで

「路上を子どもたちに返す」 山口慎太郎先生の「今月の3点」の中に、とても気になるタイトルがありました。 「路上を子どもたちに返す」って、どういうこと…? ■山口慎太郎=経済 ▽今井博之「路上を子どもたちに返す」(世界2月号) <評>自動車の社会的費…

セサミに学んだダイバーシティ&インクルージョンの話(自閉症のキャラクターの存在を始めて知りました)

セサミストリートってありますよね。 米国発の子供向け教育番組とのことですが、真っ赤なエルモ、青いクッキーモンスターや黄色いビッグバードは日本人でも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。 ※画像を見た方が早いと思うので、セサミ公式のTwee…

子どもが欲しいというとき、人は何を欲しがっていることになるのだろう

自分が「子どもが欲しい」と思った理由について改めて考えました。 きっかけはこの本を読んだことです。川上未映子さんの『夏物語』。 子どもが欲しいというとき、人は何を欲しがっていることになるのだろう。 (中略) 「好きな人の子どもが欲しい」はよく…

「私は孤独です」「助けてください」と言える人は強い

こちらのTweetが、2万人以上にイイネされています。 今読んでる本に書かれている実話。英国で、88歳の独居男性が寂しさに耐えかねて自宅の窓にポスターを貼った。「私には家族も友人もいません。話す相手が誰もいないのです。私にとって、一日24時間家が静ま…

子どもの発達障害のマンガを読んでます

パラリンピックをきっかけに、知的障害について少し調べた話は以前のブログで書いた通りです。 www.shiratamaotama.com 知的障害や発達障害について、ちゃんと知りたい気持ちがずっとあります。 特に私は子育て中の母親なので、子どもの発達や心理にも関心が…

ストレングスファインダーとFFS診断を受けたので結果を書き残しておきます

ストレングスファインダー、有名ですね 自分の強みを知るための診断で一番有名なのがストレングスファインダーでしょうか。 自分では気づいていない自分の強みに気付ける、言語化して人に説明できるようになる、というのがウケているようで、私の周囲でも診…

NHK『映像の世紀』を15年ぶりに視聴して、15年分の自分の成長を感じている話

NHKの「映像の世紀」全11作の再放送、2週間かけて全部観ました。 av.watch.impress.co.jp 下記ブログで書いたとおり、私はNHKの「映像の世紀」が大好きです。 初めて観たのが高校3年生の頃なので、もう15年前になります。 www.shiratamaotama.com 目次 15年…

映画「夕霧花園」を多くの日本人に観てみてほしい

たとえ話:原爆を知らないアメリカ人 もし日本を訪れたアメリカ人と話をしていて、「広島にも行ってみたいなー、お好み焼きが美味しいらしいね」「原爆?なにそれ?」と言われたら、モヤっとしませんか? 私なら、この人は原爆のことを全く知らないの?別に…

にっぽんのおやつ、47都道府県を制覇してみたい

こんな素敵な本を読みました。 3時にあなたが食べてきたものは、なんですか? 各地の人々の声をたよりに47都道府県のおやつめぐりをしてみました。 (『にっぽんのおやつ』扉より引用) 日本全国のおやつ47種類 北海道から沖縄まで、フードライターの白央篤…

映像の世紀プレミアム(15)「東京 夢と幻想の1964年」視聴メモ

2021年7月22日に放送された、映像の世紀プレミアム(15)「東京 夢と幻想の1964年」をリアルタイムで視聴しました。 このブログ記事は、私が視聴しながらとったメモです。 ※あとからNHKプラスで視聴しなおして追記したり、私の感想も書いています ※見出しは…

2021東京オリンピック開会に合わせて1964東京オリンピックの『映像の世紀』を放映してくれるNHKが大好きです

NHK「映像の世紀」が大好きです 私はこの15年ほど、NHKの「映像の世紀」のBGM(パリは燃えているか)を鼻歌として頻繁に歌いながら生きてきました。 月に1回くらい、突然脳内にNHK「映像の世紀」のBGMが流れてきて止まらなくなる日があります。私がこのシリ…

『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』を読みました

話題になっている『分水嶺』をついに読みました。 河合香織著『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(2021年4月) クラスター対策に3密回避。未知の新型コロナウイルスに日本では独自の対策がとられたが、その指針を描いた「専門家会議」ではどんな…

最近「これは読んでよかった」と思った本たち

乱読、積読、多読の日々を送っています。毎日何かしらの本を読んでいます。 「これは…!」と思う本に出会うと、興奮のあまりブログ記事に書こうとするのですが、5日に1回しかブログ更新しないと自分に制約をかけてしまった以上は全ての本はブログに書けない…

「子育て×行動経済学」の本を書いています

たぶん私自身が一番びっくりしているのですが、「子育て×行動経済学」をテーマに本を書いています。無事に出版されることになったら改めてお知らせします。 今日は、この本のために実施中の「子育ての悩みアンケート」のご紹介をします。 去年のブログ記事が…

マンガを母語で読める幸せを噛み締めながら、一生かけても読みきれないマンガの広大さと深淵さに呆然としています

『日本マンガ全史』というとんでもないタイトルの新書を読みました。 副題には『「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで』と書かれています。 鳥獣戯画(12世紀)から鬼滅の刃(21世紀)ですよ…。マンガの歴史、すごいです。 読みながらずっと思っていたこと もし…

『スタンフォード式 最高の睡眠』を読んで、睡眠について知らないことがまだまだあったのかと感動しました

学生の頃、「ノンレム睡眠とレム睡眠は90分サイクルでやってくるから、睡眠時間は90の倍数にすると良い」と聞いて実行していた時期がありました。 もう10年以上前の話です。 さて、この本を読んで、睡眠に関する研究はどんどん進んでいるんだなと感動しまし…

私を育てたマンガたち

保育園で「きめつ」を覚えてきた息子たちに触発されて、遅ればせながら鬼滅の刃の全23巻を買い揃えました。ずいぶん久しぶりにマンガに夢中になりました。 我が子に影響されて新たなマンガに出会う日が来るとは… 今後もきっと世の中の流行を子どもに教わるん…

ゲーミフィケーションの面白い事例集

「『依存症ビジネス』のつくられかた」という本に載っていたゲーミフィケーションの事例(「第3部 新しい依存症に立ち向かうための3つの解決策」に掲載のもの)が面白かったので、全部ネットで調べました。 本を読んでいてイメージが湧きにくかった事例も、…

スマホ依存から脳を守る/ネット依存症から子どもを救う本

ひとつ前のブログ(下記)で「日本でのスマホ依存/ネット依存についてもう少し知りたくなったので、FBの友人でこの分野の専門の方にオススメいただいた2冊も読みました」と書きました。 www.shiratamaotama.com 日本でのスマホ依存/ネット依存について読む…