私が映画を見ているのは、台所で料理をしながらだったり夜中に1人でお風呂に入りながらだったり、出張の飛行機内だったりと、あまり「映画だけに集中してしっかり見る」ということはできていないです。
それでも日常に忙殺されがちな時に少しずつでも映画を見ることで心に栄養が届くような気もしています。
この2ヶ月間で見た映画をリストにしてみました。
目次
- ベイビー・ブローカー
- 赤と白とロイヤルブルー
- ドライブ・マイ・カー
- プラン75
- アバター ウェイ・オブ・ウォーター
- リトル・マーメイド
- ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
- ココ・アヴァン・シャネル
ベイビー・ブローカー
最近観てすごく良かったのは「ベイビー・ブローカー」。2022年の韓国映画ですね。
派手さはないけど、とても良かったです。
観終えた日の夜に寝室の電気を消して息子たちに「生まれてきてくれてありがとう」と言いました。
赤と白とロイヤルブルー
「赤と白とロイヤルブルー」もすっごく面白かったです。ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説が原作とのこと。コメディで、ロマンス。
イギリス英語とアメリカ英語の違いでも勉強しようかなと思って気軽に見始めたんですが、原作小説を読みたくなってきちゃいました。
ドライブ・マイ・カー
私は村上春樹氏の描く女性があまり得意でないことが多いので、これはずいぶん話題になっているのを横目に、ずっと見てなかったんですね。意を決して「ドライブ・マイ・カー」見ました。
演劇や手話や朗読や、私の好きな要素がたくさんあって面白かったです。が、やはり彼の描く女性はあまり得意ではないな、と思いました。
プラン75
倍賞千恵子さんが出てる!と気軽に見始めたのですが、とんでもない設定でした。
満75歳から安楽死&10万円を希望者に提供する制度「プラン75」が施行され、当初は様々な議論を呼んだものの、超高齢化社会の問題解決策として世間に受け入れられた…という設定。嫌にリアルでした。
アバター ウェイ・オブ・ウォーター
私はアバターの1作目がものすごく好きだったので、2作目にあたる「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(2022年)にもすごく期待して見始めました。(海外出張の飛行機内で)
結果、ものすごく面白くて、特に息子を持つ母としてはもう泣けて泣けて、ああやっぱりアバターの世界観はすごく私の心に響くなあ…と思いました。
が、映画のある部分からなんとなく「反・捕鯨」のメッセージを読み取ってしまったので、日本人としてはなんとも微妙な気持ちになりました。。
リトル・マーメイド
これも海外出張の飛行機内で見ました。「リトル・マーメイド」(2023年)。
ディズニープリンセスに黒人が!とずいぶん話題になって、小さな黒人の女の子たちが大喜びしている動画は私のTwitterでも何度も見かけました。
そういう意味で、すごくポジティブな気持ちで見始めました。時代の進化を象徴しているなあ…と。
ただ、ストーリーとしては「昔ながらの」というか、王子に出会った人魚姫が恋に落ちて…というお話なので、もはやミドサーになってしまった私には「なぜ彼女がこの王子に恋をするのかよくわからない」「えっ結局そこはそういう感じで良いの???」などとあまり共感できないままでした。残念。
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
これは出張の帰りの機内で深夜に見たので、ちょっと眠くて今ひとつ集中できず。すいません。
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(2022年)。とりあえず「ダンブルドアの秘密って何?」と思いながら見始めました。
面白かったけど、私もしかしてファンタビの2作目をちゃんと見てない気がしてきました(1作目はよく覚えてるんだけどな…)。不真面目なファンですいません。多分この3作目をちゃんと理解するには改めて1作目と2作目を見直した方が良い気がします。
ココ・アヴァン・シャネル
「ココ・アヴァン・シャネル」(2009年)。
「孤児院育ちの少女が、世界のシャネルになるまでの物語」とのことで、シャネルの世界に浸ろうと思って見始めたのですが、主に成功する「まで」の道のりをフランス映画っぽく描いているので「すごく面白い映画!」というわけではなかったです。
でも彼女の頑固さや自分のセンスを信じる強さみたいなものはかっこよかったし、見てよかったなと思いました。できればもう少し「成功してから」の世界も見たかったけど。
とりあえず以上です。
この中から特におすすめを選ぶなら、笑いとときめきが欲しい人には「赤と白とロイヤルブルー」、アクションにドキドキしたい人には「アバター」かな。ただしアバターはめちゃ泣いたので涙腺が弱い人はご注意を。
【合わせて読みたい】