おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

念願の子連れライオンキング観劇

ライオンキング、いつか子連れで観に行きたいとずっと思っていました。

劇団四季の演目は基本的に「3歳未満入場不可」です(参照)。

次男が3歳になった頃から「そろそろ行けるかな…まだ2時間は静かにできないだろうからもう少し待つかな…そろそろ行けるかな…」とうずうずしていました。

 

ついに行くことにしました

最近、いくつかコンサートのようなところに連れて行って、次男の成長を感じました。静かにしていられる。

次男が関心のある演目であれば2時間40分(途中で20分の休憩あり)のライオンキングも周囲に迷惑をかけることなく堪能できそうだ、と判断して、ついにチケットを買いました。

S席、家族4人で36,300円です。

 

ちょっとだけ予習

ディズニープラス無料体験のときに、ライオンキング(アニメ)とライオンキング(実写版)を子どもたちと一緒に見ました。これでだいたいのストーリーは分かっているはず。

www.shiratamaotama.com

 

あとは日頃から私がハクナマタタやサークルオブライフを鼻歌で熱唱しているので、息子たちの予習としては十分かと思います。

 

観劇当日、有明四季劇場へ

きゃー!!!念願の有明四季劇場です。

私が大学生の頃にライオンキングを観劇した時は浜松町の四季劇場「春」だったんですよね。有明四季劇場に来るのは初めてです。自分の子供を連れてライオンキングを見にくるの、夢でした…!

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シートクッション貸し出しサービスが

身長130cm以下のお子様を対象に、シートクッションの貸し出しを行っております。

(引用:親子で観劇|お子様連れの方へのサービス|劇団四季 (shiki.jp)

 

へー!知らなかった!

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なるほど、このクッションに座るとちょうど頭の高さが周りの大人たちと同じくらいになるわけですね。

次男はクッションふたつ、長男はひとつを貸してもらって、ちょうどよい感じでした。

 

しゃべっちゃう子たちもいました

小さなささやき声も響くのでご遠慮ください、と事前に何度かアナウンスがありました。息子たちには「劇が始まったら何も話さない。わーすごいと思っても、それは口には出さない。休憩時間に教えてね」と伝えます。

が、やはり客席のそこかしこから聞こえる子供の声。

オープニングのサークルオブライフが堂々と歌い上げられて客席から拍手が巻き起こり、拍手がやんだ瞬間にどこかの子供が「これでおしまい?」と言ったのはめちゃ面白かったです。ここから始まるのよ!!

とはいえ大人たちも面白いシーンでは声をあげて笑うこともあり、私個人としては客席の声のせいで集中できないとは感じなかったですね。それよりも途中で客席の誰かのスマホが鳴ったのが衝撃的でした…あれだけスマホは切ってくださいとアナウンスがあったのに…

うちの次男はたぶん3歳の頃だと上演中に喋ってしまっただろうなと思うので、4歳半になって初めて劇団四季デビューしたのは正しい選択だったように思います。

 

グッズ売り場へ

長男がタブレット(1,000円)を欲しがったので気前よく購入しました。そしてもちろんパンフレット(2,000円)も。持ち運び用の袋(300円)。

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若い頃はそもそも安い席(学生だと3000円台だったような記憶)でたくさん劇を見たかったのでパンフレットを買うなんてもったいない!という感覚があったのですが、今や家族四人で4万円弱かけて見にきていることもあり、パンフレット代はもはや誤差のような感覚です。

そしてパンフレットの充実ぶりときたら!

上演前や休憩中にパラパラめくって息子たちに解説したり、終演後に電車の中で見たばかりのシーンを振り返りながら感想を話したり。子連れで観劇したらパンフレットは絶対に買ったほうが良いと思います。子どもがそれぞれのシーンで何を思ったか、写真を見ながらだと記憶がどんどん出てきます。素晴らしい。

 

そういえばムファサが死んでスカーが王になったらプライドランドの水も食べ物も無くなってみんな飢えていく…そしてシンバが王になったら解決!というストーリー、スカーの統治能力がどんなに低かったとしてもそんな極端なものなのかしら…とちょっと不思議に思いつつ観劇していました。

パンフレットを読んでいたらちょっとその答えが書いてあったように思います。

サバンナは乾季になると草原の草は枯れる。獲物となる草食動物たちは群れを成し、水と草を求めてより遠くへと移動していく。ライオンたち肉食動物は縄張りがあるため、限られた資源の中で耐え忍ぶしかない。この時期、半数以上の子どもたちが飢えによって死亡することもある。

そしてようやく雨季に入ると、サバンナの様子が一変し緑が溢れる。

引用:ライオンキングパンフレットp50. 著者:加藤直邦氏(ケニア・プロサファリガイド)

 

実はこれ、雨季→乾季のタイミングでムファサが死に、乾季→雨季のタイミングでスカーが死んだという話なのでは…

 

劇の感想

・オープニングが大迫力で素晴らしい!客席の後ろからでっかい象が歩いてくるし、1階席全体が舞台になったようなスケール感で、もうこれだけで見にきた甲斐があったと思いました

・メスライオンたちが泣くときの演出(目から白い紙がブワーっと出てくる)、懐かしい!私が15年前に見た時もこのシーンはものすごく衝撃的だった

・4歳次男は2幕の中盤ちょっと眠そうでした。ちょうどお昼寝の時間だったこともあるし、静かなシーンだと眠くなるのはわかる。寝ちゃっても仕方ないかな…と思ってましたが、結局最後まで起きてみてました

・カーテンコールもスタンディングオベーションも息子たちはほぼ初体験だったので「カーテン、何回開くんだろう」「また開いた!」「ライオンさんたち笑ってるね…」と笑ってました

・子役すごい…シンバもナラも、いったい何歳の子がやってるの…!?→パンフをみたら12歳くらいですかね。みんな5歳くらいからダンスや歌を始めている。うちの子たちに「ダンス習いたい?」と聞いたら「ううん」と振られました。

 

息子たちは「面白かった」「次はアナと雪の女王が見たい」と言ってます。

頑張って働いて稼ぎますかね。

 

【おまけ】

四季の劇場から歩いてすぐのところにあるシャツ屋さん(@有明ガーデン)が、素晴らしいライオンキングシリーズのシャツとハンカチを置いてました。

 

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