この半年ほど、「世界をほんのちょっと優しくするラジオ」というポッドキャストを聞いています。
世界をほんのちょっと優しくするラジオ • Spotify for Podcastersのポッドキャスト
「どうしたら、もっと優しい世界になるだろう？」
そんな視点から、ニューヨークの国際機関で働くおーくぼの頭の中を、日本のメディア業界で働くおーはしがひもとく番組です。日々の生活で感じたことから、海外と日本の視点の違いまで。毎週日曜日の朝9時（日本時間）配信。
第1回がこちら。
男性2人の対談形式で、国際機関や日本メディアで働く中で感じたことや、お互いの内面や考え方、日米の教育や仕事の進め方の違いなどについて、優しい語り口で語られています。
大学のひとつうえの先輩方でもあり、私はこの2人を個人的にも知っているのですが、こんなふうに先輩方の話をじっくり聞くのは初めてのことでした。
思わず笑ってしまうところもあれば、我が身を振り返って反省するところもあり、とても心が揺さぶられるポッドキャストです。
息子たちに聞かせたい
まだ我が家の息子たち（6歳と5歳）には難しいだろうと思うのですが、もう少し大きくなったらこのポッドキャストを聞かせてあげたいなと思っています。
例えば息子たちが国際機関で働きたいとか、海外に住んでみたいとか思ったときにはとても学ぶことが多いでしょうし、いまこんなに立派な仕事をしている彼らも小学生の頃につらかったこともあったんだとか、大学でこんな素敵な友人と出会えるんだとか、きっとこのポッドキャストは息子たちに知らない世界をたくさん見せてくれるだろうと思います。
加えて、「大人の男性同士の会話」を聞く機会としてもとても良いのではないかと思っています。
息子たちの普段の生活では、私と夫の会話を聞く機会はありますし、保育園や小学校の先生たちの会話を聞くこともあります。私と保育士やママ友との会話も良く聞いているかな。
が、保育園の先生や私の友人には女性が多いのもあって、「女性同士の会話」「男性と女性の会話」を聞く頻度に比べて「大人の男性同士の会話」を聞く機会はとても少ないだろうと思うのです。
私がこのポッドキャストがとても良いと思うのは、おーくぼさんとおーはしさんがそもそもとても努力家であり、頑張って勉強したり自己投資したり新しい挑戦をしたりするところ。そして結果として素晴らしいキャリアを持っているという外形的な「強さ」の一方で、自分の弱さや悩みをしっかり言語化して相手に提示すること、相手の内面に寄り添うこと、お互いを尊敬して褒めあうこと、遠慮せずに質問しあうこと、抽象的な会話を楽しむこと、リスナーの理解を思いやって抽象と具体を上手にいききすること、などを自然体で対話しているところです。
大人の男性のロールモデルのひとつとして、息子たちに見せてあげたいと感じています。
どうしようかな
さてどうやって、いつごろ、息子たちにこのポッドキャストを聞かせようかしら。
私が家の中で勝手に流しておいて聞かせるので良いかなあ。
あまり押しつけがましくならない「ポッドキャストの聞かせ方」をもうちょっと考えてみます。
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