おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

人に本を薦めるということ

良い本って、読んでいる途中から人に薦めたくなってうずうずしますよね。

特定の誰かの顔が思い浮かぶこともあれば、「これは全人類が読むべき!!」と思うこともあります。

 

ひとの体は食べたものでできていますが、ひとの頭と心は読んだものでできているように思います。美味しいものを誰かに食べさせたくなるように、美味しい本は誰かに読ませたくなります。

 

人に本を薦めるのは緊張します

毎回すごく緊張しながら友人知人に本を薦めています。

 

友人になんらかの本を「ぜひ読んで」と直接言うのは、言われた友人が「おたまに言われたから読まなきゃな」と義務感を感じやすいと思うので、結構慎重になります。

もちろん読んでくれたらすごく嬉しいし、「読んでよかった!」「勧めてくれてありがとう」と言われることも多いです。

 

不特定多数にお勧めするのは(比較的)気楽

Twitterやブログで不特定や数の方々に本を薦める場合には少しだけ気楽です。誰が私のブログを読んでいるのかは私には分からないし、私のブログを読んだ人は勧められた本を読む義務感は感じないだろうと思います。

面白そうだと思ったら読んでください。

たまにTwitterで「おたまさんのブログをきっかけにこの本を読んだらすごく良かった」というお声を見かけて、ひっそりニヤニヤしています。うれしいです。

 

私に本を勧めてくれる人たち(大好き)

そして私の友人は私に本を薦めてくれる人が多いです。

友人が薦めてくれる本は、さすが私の性格や興味関心を知っているからか、読んでよかったと思う本が多いです。

 

おそらく友人たちは、私に本を薦めるときに

・私が既に読んでいるかどうか

・私の人生に良い影響を与えるだろうか

・私が面白がりそうかどうか

といったことを考えながら薦めてくれているのだろうと思います。

 

例えばこの本(『日本型組織の病を考える』)は、私の誕生日に友人がメッセージを送ってきてくれたので読みました。

「誕生日おめでとう。村木厚子氏の本読んだ?読んでない場合、31歳をこの本で始めることを勧める」

すごい推薦ぶりですよね。

www.shiratamaotama.com

 

この本(『OPTION B』)は別の友人から、突然LINEで「読んで」と言われたので読みました。素晴らしい本でした。

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この本(『限界から始まる』)は、誰から薦められたのかすっかり忘れていましたが、勧められた直後にとりあえずAmazonで購入していたらしく、気づいたら家にありました。しばらく積読状態にありましたが、ふとしたきっかけで読んだらものすごくおもしろかったです。

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こちら(『八月十五日に吹く風』)は職場の大先輩のオススメ本。

 

すっかり私の生活に根差してしまった『行動経済学の使い方』も、もとはと言えばTwitterで私をフォローしてくれている方からのオススメでした。

 

私の直接の友人知人はもちろん私の趣味嗜好や直面している課題についてよく知っているので、私の人生の的確なタイミングで的確な本を勧めてくれることが多いです。とても感謝しています。

私をTwitterでフォローしてくださっている方々からも本をオススメいただくことがありますが、「ああ、Twitterに自分の思考を駄々洩れにした甲斐があったな」と思わされることが多いです。

 

家じゅうに読みかけの本が生息しています

 

本を勧められたらとりあえず入手します

まあ本当は勧められた瞬間にスマホのメモ帳にでも「〇〇さんからのオススメ、(本のタイトル)」などとメモを書いたほうが良いのだろうと思います。誰からのオススメだったのかすっかり忘れることが多いので…。

とりあえず買うか予約する、というので今のところ手一杯です。すいません。

 

 

人に本を薦めるということ、なかなか深いですよね。

オススメ本を読んで感想をブログに書くだけでなく、周囲の友人たちに良い感じで本を薦められる人間になりたいものです。

 

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