おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

子どもを持つタイミングで悩んでいる20代の後輩のために様々な情報をまとめました

後輩(男性)の発言 

なるほど、言いたいことは分かります。 

そうなんですよ。でも、知らないのは当たり前ですよね。

よし、私が知っている情報で、彼が知らなさそうなことを全部まとめてみよう!と決意しました。

 

前提として、私は「絶対に子どもが欲しいと思っているなら、早いほうが良いと思うよ」という考えです。

 

目次

 

経済的な話

・若くて給料が安いうちに産んでおいた方が保育料が安いし、児童手当ももらえる

基本的に「若くて収入が少ないうちに子育てを開始したほうが、もらえるお金は多いし、払うお金は少ない」と思っておいて間違いはないと思います。ここでは児童手当、保育料、高校無償化について詳しく書いてみるので、内訳に興味があれば読んでみてください。

東大卒男性の平均年収について信頼できるデータを見つけられなかったのですが、とりあえずこちらのサイトを参照して「25歳:562万円」「30歳:810万円」「35歳:1124万円」ということにします。

児童手当について

児童手当は制度変更が検討されているところですが、とりあえず現行の制度であれば「世帯で最も稼ぎが多い人の収入をベースに」所得制限限度額が決められています。

夫婦の収入が同じだと仮定すると、25歳で子どもを持った場合は2人とも所得制限限度額未満なので児童手当は満額(月額10,000~15,000円、子どもの年齢による)もらえます。上述のサイトによると東大卒男性は31歳で年収905万円になるので、仮に31歳時点で所得制限にひっかかるとしても、6年間は満額(自分が31歳になるまで)+9年間は特例給付で月額5,000円(子供が中学3年生まで)なので合計144万円くらいもらえます。

一方、35歳で子どもを持った場合は初めから所得制限にひっかかってしまうので、特例給付として月額5,000円しかもらえません。合計90万円になります。

25歳で子供を持つ場合と、35歳の場合との差額は144万円ー90万円=54万円ですね。子供の人数が増えれば、もちろんこの差額も増えます。

※ちなみに今、政府は児童手当の削減を検討中なので、上記の特例給付は無くなる可能性があります:詳しくは児童手当の特例給付、廃止検討のニュースに思うこと - おたまの日記 

 

保育料について

保育料は、住む地域と預ける保育園のタイプと年収によってかなり差が出ます。

→これについてはベネッセの下記サイトが分かりやすいです。

年収によって変わる保育園の費用!ズバリ平均おいくら?|ベネッセ教育情報サイト

例えば国の基準だけでみると、25歳(自分の年収562万円、配偶者が時短勤務で収入が約半分になって、世帯年収が842万円と仮定)なら、0~2歳児の保育料は月6万円台。例えば35歳(自分の年収1124万円、配偶者が時短勤務で収入が半分になって、世帯年収が1684万円と仮定)なら、0~2歳児の保育料は月10万円を越えます。

ちなみに3歳以降の保育料は2019年10月から無償になりましたが、経団連が高所得者は無償化の対象外にするように提言しているという報道もあります(参照)。

 

高校無償化

これは所得基準が厳しめ(世帯年収910万円未満:詳しくはこちら)なので、上記の東大生の平均年収通りに年収が上がった場合、子どもが高校生になるころにはなんにせよ無償化の恩恵は受けられないと思います。

まあ今後、所得基準が変わったりすることもあるかもしれないので一応書いておきました。

 

私がぱっと思い浮かんだのは上記のような児童手当、保育料、高校無償化くらいですが、ほかにも乳幼児医療費助成制度(自治体によって所得制限額や対象年齢は違います)などもあります。日本はまだまだ年功序列的な給与体系のところが多いので、基本的に「若くて収入が少ないうちに子育てを開始したほうが、もらえるお金は多いし、払うお金は少ない」と思っておいて間違いはないと思います。

 

体力的な話

・育児は体力勝負、夜泣きにつきあうのも、走る子どもを追いかけるのも、若いほうが楽

これはよく言われる話なので、ここではあまり深堀しません。

私の尊敬する義姉(3人の子持ち)が「20代で産んだときの負担と、30代で産んだときの負担は比べ物にならない。30代、きつい」と言っていました。もちろん個人差はあると思います。

 

障害の話、不妊の話

・父親と母親の年齢があがると、赤ちゃんが障害をもって生まれてくる確率はあがる

・不妊治療が必要になる可能性もある(不妊の原因は男女半々。年齢が上がれば男女ともに不妊リスクは上がる)

→このあたりの話はこちらの記事が分かりやすいです。

心配だからこそ知っておくべき 妊娠・出産の正しい知識 〜妊娠適齢期から考えるライフプラン 全4回 ①【男性編】 | ワンモア・ベイビー・ラボ

 

そして、子どもは何人欲しいと思っていますか?

実は「欲しい子どもの人数に応じて妊活を始めるリミットの年齢がある」とされています。

f:id:shiratamaotama:20201209233614j:image

(図表引用:妊娠適齢期を知った方への実際のアドバイス | ワンモア・ベイビー・ラボ

上記で引用した表は、例えば「不妊治療をせずに、90%の確率で1人子どもを持ちたいなら、遅くとも32歳には妊活をスタートするべき」「体外受精の治療で、90%の確率で子どもを持つ場合でも、遅くとも36歳には妊活をスタートするべき」という意味です。

→これについては下記の記事がとても分かりやすいので、是非読んでください。

妊娠適齢期を知った方への実際のアドバイス | ワンモア・ベイビー・ラボ

 

祖父母の年齢の話

ご両親はいま何歳ですか?

・若いうちなら祖父母が戦力になる

・育児と介護がかぶると大変らしい

75歳以上になると要介護の認定を受ける人の割合が大きく上昇します(参照:2 健康・福祉|平成30年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府)。

たとえば親が75歳のときに介護が必要になるとして…

自分が30歳、親が60歳のときに子どもが生まれれば、 親の介護が始まる時には子どもは15歳です。

でも、自分が40歳、親が70歳のときに子どもが生まれれば、親の介護が始まる時には子どもはまだ5歳です。

育児と介護がかぶると大変らしいので、「自分が〇歳のときに子どもが産まれたら、親の介護が始まる平均年齢(75歳)のときに、子どもは何歳になっているのかな?」と一度想像してみると良いかもしれません。まあ子どもが何歳であっても介護は大変だと思いますが…。

そして介護の視点だけでなく、「親が亡くなる前に孫を見せてあげたかった」「自分の子どもたちに、おじいちゃんおばあちゃんと遊んだり一緒に旅行にいったりする体験をさせてあげたかった」みたいな場合もあるので、(決して「親のために子どもをもつべき」とか「祖父母がいない子どもは可哀そう」とか言いたいわけではありませんが、なんとなく先送りにした結果あとで後悔してほしくないという主旨であえて書いてみました)親の健康寿命についてはちょっと考えてみると良いかなと思います。

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、平成28(2016)年時点で男性が72.14年、女性が74.79年となっており、(以下略)

(引用:2 健康・福祉|平成30年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府

 

さらに未来の話を考えるなら、自分が30歳で産んだ子が30歳の時に子供を持ったら、あなたは60歳で孫に出会うことになります。まだまだ元気で、孫とも遊べそうですね。でも自分が40歳で産んだ子が30歳の時に子供を持ったら?40歳だったら?自分の介護と孫育児が重なったら…?

もちろん必ず孫が産まれるとは限りませんが、可能性としては考えておいても良いのではないかと思います。

 

まとめ

私は、「いつか子どもが欲しい」という友人には、「焦らせるつもりはないけど、絶対に子どもが欲しいなら、少しでも早い方が良いと思うよ」と言っています。

この話は以前のブログにも書きました。

www.shiratamaotama.com

 

もちろん、色々な情報を知ったうえで、あえて子どもを持つタイミングを遅らせるという選択肢もあります。

私自身は、母親が34歳のときに生まれた子どもです。母は当時にしては高齢出産だったそうですが、「周りの若いお母さんたちとはジェネレーションギャップを感じることもあった」「でも、歳をとっているからこそ落ち着いて育児ができたと思う」とも言っていました。

 

子どもがいつかは欲しいけど、なんとなく後回しにしている…という20代の後輩の参考になれば幸いです。

子育ては大変なこともあるけど、我が子は本当に可愛いし、子育ては楽しいと思いますよ!悩むことがあったら言ってね!

 

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