おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

お父さんたちをひたすら褒める会

ひとつ前のブログ記事に対し、多くの共感の声を頂きました。

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特にFacebook上で友人女性たちが「育休をとってくれた私の夫はこんなに素敵」「私の父はこんなに素敵」と褒めたたえているコメントが本当に素敵だったので、よしこれはブログでまとめよう、と決意しました。

私は褒められて伸びるタイプなので(というか人間ってみんなそうじゃないですか?)、育児をする男性のことをちゃんと褒めている声を集めたいなと思っています。※もちろん女性も褒めたいけど、今回の趣旨は男性育休なので。

 

「育休取ろうかな…」と悩んでいる男性にも、「夫に休んでもらって、ほんとに役に立つのかな…」と悩んでいる女性にも、広く知らしめたい誉め言葉たちです。

 

父親にしかできないことはなくても、夫にしかできないことがある

大学の同級生夫妻(Kくん&Sさん)の名言です。

確かに、生後しばらくは「『父親』にしかできないこと(対子供)」はほとんどないけど、「『夫』にしかできないこと(対妻)」があるよ!…と育休取ってくれた夫に産後のぼろぼろメンタルを救われた妻は声を大にして言いたい!

(SさんのFacebookコメントより引用)

なんという名言。言いふらしたい。

ちなみにKくんは第一子の誕生直後から3ヶ月間の育休を取得し、育休期間が終わったいまも子育てで大活躍しています。まさしく母乳を出す以外の育児はなんでもやるお父さんだと思います。

先日、Kくん&Sさんの御宅に遊びに行った際、お子さんを抱っこするKくんの顔が幸せ過ぎてとろけそうだったので「ちょっとKくんデレデレじゃん」と私がつっこんだところ、Kくんに「あたりまえじゃん!」と即答されたので、もう胸キュンのあまり心臓が爆発するかと思いました。子どもは本当に可愛いし、育児は大変だけど楽しいし、男親だって育児したいんですよね。

もともと仕事ができるタイプのKくんが、夫として、父としての経験値を武器にさらに活躍されていくことを確信しています。

 

自らを「パパっ子」と言う超エリート女性

私の大学の同級生の中でもぴかいちに優秀で、数ヵ国語がペラペラで、輝かしすぎるキャリアを築いている友人女性Yさんからのコメントです。

うちの父は風呂に入れたり、夜泣きを宥めたり、ウンチを手で受け止めたり、私からのプレゼントの牛乳に漬けたうどんを食べたり、1歳児の私に厳しく叱られたりして父としての威厳を発揮してたらしいぞ。身近な人と時間を過ごしてこそ、人と人との距離って近づくんだと思うんだよね。そういう信頼関係に基づいて、大きくなった時に父親力を発揮するというか。

2歳の頃には完全にパパっ子になってたわ。笑 小さい時の洗脳は大事だと思う(笑)

(YさんのFacebookコメントより引用)

私も息子のウンチを手で受け止めたことがありますが、結構ずっしりしてホカホカしているなという感想でした。

Yさんのお父様とは私は数年前にお会いしましたが、Yさんのことが大好きなんだなと思いました。Yさんもお父さんのことが大好きなので、両想いですね。今度Yさんのお父様と会ったら、ウンチトークをしてみたいなと思います。

そして、一人前のぴかぴかの成人女性になった娘に、自分の子育てをこんな風に語ってもらえるなんて、本当に幸せなお父さんだなぁ、と改めて思いました。

 

お父さんのことを「大好き」というハイパー美女

うちの父も、日中もちろん仕事してるのに夜帰ってきたら一切寝ない私を夜通し抱っこし続けていたらしい。
私の1日分の溜まりに溜まった布オムツを全部洗うのも父の仕事だったとか。(HさんのFacebookコメントより引用)

働く母親として、このコメントを見たときは我が目を疑いました。日中は仕事をして、寝ない子どもを夜通し抱っこするなんて、どんなに大変だったでしょう。そして布オムツの洗濯まで…!!!

偉い、偉すぎる。

そしてこのコメントをくれたHさんは、100人が見たら100人が「美女」と言うであろうハイパー美女なんですが、「自分の父親のことが大好き」と言うのです。私がお父さんだったら胸キュンのあまり心臓が爆発しそう…(二回目)。

 

娘の一歳の誕生日に有給をとってケーキを焼いた父

私の父は、上述したお父さんたちほどには乳幼児育児では活躍していません。でも、母がよく私に聞かせてくれたのが、「お父さんはあなたの1歳の誕生日にわざわざ仕事を休んで、人生で初めてケーキを焼いたのよ。近所で噂になったのよ」という話でした。

私が産まれた昭和63年当時、子どもの誕生日に有給をとる男性は珍しかったようです(いまでも珍しいかな)。私はこの誕生日ケーキの話を聞くのが大好きでした。父に愛されていることを感じさせてくれるエピソードだなと思います。

 

「あなたのお父さんはね…」と母から教えてもらう

子ども自身は0歳や1歳の頃の記憶はそんなに残らないはずなので、上述したような「風呂にいれたり、夜泣きをなだめたり、ウンチを手で受け止めたり」「夜通しだっこしたり、布オムツを洗ったり」「誕生日に有給をとったり」した話を子ども本人が詳しく知っているのは、たぶんお母さんから聞かされているんだと思います。

夫が育児を分担してくれることへの感謝を、子どもにそうやって伝えてくれていたのかなと思います。

私も、息子たちに「お父さんはあなたのことが大切だから、こんなことをしてくれたんだよ」という話をたくさんしてあげたいなと思っています。

長男が産まれた翌日の夜、寝てくれない長男を夫が夜通し抱っこしてくれたこと(原因は長男の便秘)や、夫がオムツを替えようとしてオシッコ噴水を浴びたり、うんちバズーカを浴びたりしたことや、夫のすべてのパジャマが次男の吐き戻しで汚染されて、仕方なく私のピンクのパジャマ(授乳口つき)を着ていたことなど、ちょっと笑えて、ちょっと懐かしくて、息子たちが喜んで聞いてくれそうなエピソードはたくさんあります。

この場で自分の夫を褒めるのはちょっと恥ずかしいんですが、例えば年末にインフルエンザでダウンした際、「たとえ私が数日寝込んで一切の家事育児をできなくても、夫がいれば大丈夫」と思えたのはすごいことだなと思っています。ありがとう!!!

2歳長男、1歳次男、31歳母が次々にインフルエンザに感染しました - おたまの日記

 

以上、お父さんたちをひたすら褒める会でした。あー、人を褒めるって楽しい!

Sさんの夫大好きエピソード、YさんやHさんのお父さん大好きエピソードももっと詳しく聞きだしたいなと思います! 教えてね。 >Sさん、Yさん、Hさん

 

【2020年1月21日追記】

3週間の育休をとったMくん(大学の同級生)が、育休の感想を送ってくれました。許可を得て全文のせます!

娘が生後2ヶ月の頃に育休取りましたが、子育て初期に、子育ての大変さと己の無力さを実感した結果、その中で自分にできることは何か(育休明けてからどう振る舞うべきか等も含む)を考えさせられたり、妻や両親への感謝の念が深まったりしたと思うので、個人的には本当に育休取って良かったです。

(MくんのFacebookコメントより引用)

うーん、かっこいい。娘さんはきっと「お父さん大好き」な子になるだろうな…という予感がします。お父さんが、お母さんのことを大事にしてる、というのはとっても嬉しいことだと思います。

 

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