もう結論はタイトル通りです。災害に備えて職場に置き靴をするなら、しっかりした厚めの靴下も置いておいたほうが良いと思います。以上です。
コロナ禍で在宅勤務の方も多いと思いますが、出勤日に運悪く災害が起こった時のために、ぜひ職場には歩きやすい靴と靴下を置いておかれることをお勧めします。
「歩いて帰宅」に備えたい
2011年の東日本大震災のとき、私はまだ大学生だったのですが、多くの社会人が会社から家まで徒歩で何時間も歩いて帰宅しましたね。パンプスで歩いた女性、革靴で歩いた男性、みなさん大変だったと思います。
マグニチュード7の首都直下地震は30年以内に70%の確率で起こるとされています。自分が60歳になるまでに一度は大きな地震にあうと思っていたほうが良いんだろうな…と思い、オフィスには運動靴を常備しています。
ストッキングで運動靴をはくと
ストッキング/薄手のタイツを履いて、運動靴を履いて歩いたことはありますか?
ちょっと歩きづらいですよね。1日1時間くらいの徒歩ならあまり問題を感じませんが、ストッキング×運動靴で3時間くらい歩いた日は足に豆ができました。たぶん運動靴の中で足が滑ってしまうのが問題なんだと思います。
この経験もあり、私はもし大きな災害があって何時間も歩くとしたら、絶対に靴下を履いてから歩き始めようと思っています。
置き靴をしている人は多そう
たとえばこちらの調査(2017年)では、30歳前後の働く女性の72%が社内に履き替え用の靴を置いているとの結果が出たそうです。ハイヒールで通勤してサンダルに履き替えたり、スニーカーで通勤してパンプスに履き替えたりとパターンは色々あるようですが。
置き靴をしている人は多くても、災害時に備えて「運動靴+靴下」のセットを常備している人は少ないのではないでしょうか。
是非とも靴下も一緒にしておきましょう!
ちなみに運動靴通勤は良いですよ
私はこの数年、運動靴で通勤してオフィスではパンプスに履き替えています(最近はコロナ禍で在宅勤務の割合が増えましたが、出勤する日はせっかくの歩行機会なので運動靴で出勤することが多いです)。運動靴で通勤すると、エレベーターと階段が目の前にあったときになんとなく階段を選びやすいです。
完全に余談ですが、仕事仲間のダンディなおじさまがどんなときでも常に階段を使うので「えらいですね」と言ったところ、「ははっ、階段をみたら薬だと思え、という格言があるんですよ」と教えてもらいました。名言ですね。
彼は普段から革靴のように見える運動靴を履いていました。あれならきっと災害時に何時間歩いても大丈夫なんだろうな、と勝手に思っています。
色々と書きましたが、私自身が「何時間も歩くなら靴下必須だな」と感じていることから、職場のデスクにはしっかりした靴下をひとつ常備しています。もしよかったらあなたもどうぞ!
注意点:大規模な災害発生時にすぐに歩いて帰ってはいけません
以前、下記のブログにも書いたとおり、もしも首都直下型地震が発生した時には「すぐに家に帰ろう」としてはいけないそうです。東日本大震災で歩いて帰宅した成功体験がある人も、東日本大震災と首都直下型地震は全く違うと思っていた方が良いです。
首都直下地震が起きたときの帰宅困難者のシミュレーションによると、満員電車並みのほとんど動けなくなるような混雑が複数発生すると予想されています(詳しくはこちら)。そして最悪の場合、100人以上が巻き込まれる群衆雪崩が発生するおそれもあるとのこと。
まとめ:私が言いたいこと
まずは在宅勤務ができる仕事の人はなるべく在宅勤務をすること。
出勤日に大きな災害が起こった時には、すぐに帰宅しようとしないこと。
そして帰宅が必要になった時には、まず靴下を履いてから歩き始めること。
実はこのブログ記事は2020年の2月頃に書いて以来ずっと下書きフォルダに眠っていました。コロナ禍で在宅勤務の人が多いから、オフィスの置き靴や靴下について書いても仕方ないかなと思って、ずっと公開せずにいました。
コロナ禍が収束/終息したら公開しようと思っていましたが、なかなか収束も終息も目処が立たないので、満を持して公開しました。
これはおまけです。
コロナが「収束したら」?「終息したら」?と突然気になったので調べました。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) November 10, 2020
終息:完全制圧
収束:ほぼ事態が収まっていることを意味
とのこと。
コロナ終息はなかなか難しそうなので、コロナが収束したらランチしようね、と書くことにしました。https://t.co/JkONTUrCcn
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