おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

保育士さんとの会話が無くなるのが怖い

2024年4月になりました。我が家の長男は小学2年生になり、次男は保育園の年長さんになりました。

 

長男が保育園に通い始めた2018年4月からずっとお世話になってきた保育園を、次男があと1年で卒園することになります。

私はこの卒園をとても恐れています。

 

 

保育士さんとの会話がいかに私を助けてくれているか

・朝夕のあいさつ:必ず笑顔で「おはようございます」「おつかれさまです」「おかえりなさい」などとあいさつを交わしてくれます。あちらはお仕事なので、きっとどんなに疲れていても忙しくても「保護者と笑顔であいさつする」ことを意識されているのだと思います。こちらとしては、「絶対にあいさつを無視されることはない」「基本的に歓迎する雰囲気であいさつを交わしてくれる」という大人は貴重です。

・夕方のコミュニケーション:今日子どもがどんな一日を過ごしたのか、保育士さんが教えてくれます。保育士さんが忙しかったり担任の先生がもう帰宅されていたりするとあまり情報がないこともありますが、多くの場合は「今日は〇〇公園に行きましたよ」とか「ブロックで宇宙船をつくってましたよ」とか教えてもらえます。子どもの様子を教えてもらえるのは単純に嬉しいですが、たぶんこの会話は私の脳内を「お仕事モード」から「母親モード」に切り替えるのに大きく役立っています。

今日一日仕事で頑張ってきたし仕事のことで頭がいっぱいだったけど、そうだよね5歳次男も保育園で頑張って過ごしてきたんだよね、次男の夕方以降のおうち時間を楽しくてリラックスした時間にしてあげたいな、という気持ちになります。

・私の仕事を応援してくれる大人:これは毎日というわけではないのですが、保育士さんと少し立ち話をしたりすることがあると、私の心身の健康や仕事のことをとても気にしてくれているなあと感じています。出張でしばらく保育園に行かなかったあとだと、「出張お疲れさまでした」「〇〇(出張先)はどうでしたか?」と聞いてくれたりします。嬉しいです。私の家族や友人のほかに、私のことをこんなに応援してくれる人がいるなんて…。

 

保育園に支えられた6年間

思い返せば長男が1歳0ヶ月で保育園に入園して以来、私はずっと保育士さんたちに支えられて生きてきました。

育休明けに初めて息子を保育園に預けた時は、目を離したら死んでしまうかもしれない生き物をプロの保育士さんたちに託すことで数時間は肩の荷をおろすことができるような、ものすごい解放感を感じたことを覚えています。

現職の保育士さんとはプライベートなお付き合いは控えていますが、退職された保育士さんが我が家に遊びにきたり食事をご一緒したりしたこともあり、家族まるごと保育士さんたちにお世話になってここまで来られたのだと思います。

 

去年長男が保育園を卒園してからも、次男の送迎のタイミングで長男が保育園に顔を出すと保育士さんたちが「長男くん!小学校はどう?」「大きくなったねえ」と声をかけてくれるので、長男も「いつでも保育園に顔を出せる、歓迎してもらえる」ことに大きな安心感をもらっているのだろうと思います。

 

近づいてくる、終わりの日

来年3月に次男が保育園を卒園したら、私たち家族はついに「日常的に保育園にいつでも顔を出せる」関係が終わってしまいます。

 

もちろん小学校や学童の先生方も小学生となった長男を暖かく育ててくださっていますが、「働く親を支える」という雰囲気はやはり保育園独特のものだったのだろうな、と改めて感じています。

まあそもそも小学校の先生や学童の指導員さんたちとは(送迎がほとんどないので)親が顔を合わせる機会も少ないですしね。

 

ああ、保育士さんたちとの日々の会話が無くなるのが怖い。来年の4月以降、私は平日夕方をどんな気持ちで迎えることになるんだろう。不安だなあ。

 

…という、今の正直な気持ちをここに書き残しておきます。

一年後の自分がこのブログ記事を読んでどんなことを思うのか、また書けると良いなと思います。

 

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