おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

兄弟のおかげで人生が激変せずに済んでいる

6歳長男はどちらかというと繊細なタイプで、初めての小学校生活はどうなることか…とひっそり心配していたのですが、今のところ(叱られたり泣いたりすることもありつつ)小学校生活を楽しめているようです。

 

激変緩和機能:「弟のおかげ」

5年間の保育園生活から小学校生活へと長男の人生は激変したわけですが、「激変緩和」に大きく役立っているのが、2つ下の弟(4歳次男)の存在です。

 

・次男のおかげで、保育園に入れる

→学童と保育園の迎えの関係で、週1〜2回は私が6歳長男を連れて保育園に次男を迎えに行きます。長男は慣れ親しんだ保育士さんたちに「小学校どう?」と聞いてもらったり、園庭でちょっと弟たちと遊んだり、年下の子どもたちに「長男くんだ!」と大歓迎されたりしています。普段は1年生として先生方や上の学年の子たちに「お世話になっている」長男ですが、保育園の園児たちに囲まれるとお兄さん風を吹かせて「下の子たちの面倒を見てあげている」感じです。ああ、年長さんの頃はそんな感じだったよね…と私も懐かしく思ったりします。

・次男のおかげで、安定した遊び相手(幼児)が家にいる

→マグフォーマーやLEGOやトミカや積み木など、6歳長男と4歳次男を放っておくと2人でずっと何やら遊んでいます。長男にとっては平日日中の生活が保育園→小学校、と激変しても、とにかく家に帰ってくれば平日夕方も週末も次男と遊べるわけです。当然ですが大抵のことは長男の方が次男より上手だし遊び方を長男がリードすることが多いので、長男にとって次男との遊びは自尊心や安定感をもたらしてくれているのではないかな、と勝手に思っています。

・幼児向けコンテンツを引き続きみる機会が多い

→「おかあさんといっしょ」とか、たぶん弟がいなければもう見ていないだろうなと思うようなTV番組なども、長男はなんやかや見ている機会が多いと思います。歯磨き上手かな?とか、パジャマを自分で着れるかな?とか。小学1年生の長男にとってはもはや「できて当たり前」ではあることも、昔はできなかったよね、今はできるようになったよね、成長しているよね、と肯定的な気持ちで見ている(と思います)。

 

もし弟がいなければ、長男はもっとはっきりくっきりと「保育園生活→小学校生活」「幼児→児童」へと移行したのだと思いますが、弟の存在によって生活の中に保育園&幼児の香りが継続的にただよっている、というイメージです。

 

そして私は、これは長男にとってすごく良かったなあ、と感じています。

 

激変緩和機能:「兄のおかげ」

逆に、次男にとっても長男の存在は「少し未来を予習させてくれる」という意味での「激変緩和機能」を持っているとも言えます。

4歳次男は、小学校の話を長男や親から頻繁に聞かされて生活しているので、

・既に小学校の校歌をほぼ歌える

・長男の宿題を横から見ているので、ひらがなや算数をある程度できる(←長男が4歳の頃に比べると、ものすごくできます)

・「登校班」とか「連絡帳」の仕組みをかなり理解している

・小学校の運動会のプログラムも一通り見たし、小学校に何度も入ったことがある(←次男は既に、小学校の校門を通るときに全然緊張しないです)

などなど。

幼児としての生活の中に、自然と「小学校生活」の予習が組み込まれているんですね。

 

私自身は長女なので、うわあ兄姉がいる子ってこんなに有利なんだな…と新鮮な驚きを味わっています。

 

仲良くやってくれ

我が家は2学年差の男の子2人兄弟なので、長男と次男の関係はときにライバルのようでもあり(よく喧嘩します)、よき遊び相手でもあります。

そして上述したような形で、人生の激変を緩和してくれる機能をお互いに持っているのだなあ…素晴らしいなあ…お互いもっと感謝しなよ…おもちゃの取り合いで喧嘩しないでよ…!と、思っています。

 

おまけ:きょうだいリスク

ちなみに兄弟の存在は良いことだけではなく、兄弟がいることによる「リスク」もあるわけです。その辺の話が色々とリアルに書いてある本がこちらです。

 

 

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