おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

ぼーっとポケモンを見ていたらスカートめくりについて説明しなければならなくなった話

焦りました

4歳長男とAmazonプライムビデオで1999年のポケモンアニメを見始めました。懐かしさ満点です。

しまったこんな歌詞だったんだ、忘れてた…!!!

 

私の頭によぎったこと

・この歌詞の趣旨は、「例え火の中であろうと水の中であろうと、そして他人のスカートの中であろうと、ポケモンが隠れていたら見つけ出して捕まえるぞ!」ということだろう

・しかしこれを私が「どこにポケモンが隠れていても頑張って捕まえるぞ、という決意の歌だよ」と説明した場合、今後4歳長男が「何か物を探すときに」「他人のスカートの中まで探すのが」「良いことだ」と思ってしまうのではないか

・それはいけない

・どちらかというと今わたしが説明すべきなのは、「あの子のスカートの中」という歌詞の時にスカートをめくられて「きゃー!」と叫んでいる女の子についてなのではないか

・なぜあの子は「きゃー!」と叫んだのか、それはスカートをめくられて嫌だったからだろう

・なぜこの歌は「金庫の中」でもなければ「あの子のズボンの中」でもなく、「あの子のスカートの中」という歌詞にしているんだろう、それは「あの子(=気になっている子?、この時代の日本でスカートをはいているということはおそらく女の子)」の「スカートの中(=本来みてはいけない隠された場所だが、ポケモンを探すという大義名分のもとではめくっても許される(本当か???)」ということで、ラッキースケベ的な文脈でめくっているということではないか

・つまりスカートをめくるというのが「本当はいけないけど、ちょっとやってみたいこと」「楽しいこと」「スリリングな冒険」という前提のもとで作られた歌詞ということなのかな

・うーん、長男にスカートめくりは「してはいけないこと」と教えるチャンスかもしれない

・よし、この方向性で説明しよう

 

たぶん5秒くらいで必死に考えました。思考の瞬発力が試されますね…

 

私が口に出したこと

いま考えた方向性で、説明を開始しました。文字にするとサラサラ言っているようですが、実際は考えながらゆっくり喋っています。

 

続きます。

お母さんの子どもの頃に恐竜はいません。まあ4歳児なので「昔」が一緒くたになるのは仕方ない。

 

スカートをめくってはいけない、ということをちゃんと説明します。

わかっているようでホッとしました。

 

長男が「叱られた」と感じないように、私がポケモン大好きなことを明言します。

脳みそを絞り切ったので、疲れました。

 

私が口に出さなかったこと

・スカートめくりが楽しいことだと「思ってはいけない」とは言わなかった。人間には内心の自由があるので、どんなことでも「思うのは自由」

・現代において「スカートめくりを楽しいと思う人がいない」とも言わなかった。それは私にはわからない

・スカートめくりの被害者は常に女の子で、加害者は常に男の子であるとは言わなかった。私は女の子にスカートをめくられてとても嫌だったことがある

・ただし私がスカートをめくられたことがあるかどうかについても言わなかった。聞かれたら言うかも

・「どんなことがあっても他人のスカートをめくってはいけない」とも言わなかった。例えばスカートの中に危ない蜂が侵入した瞬間を目撃したとして、スカートをめくってでも助けてあげなければいけない瞬間はあるかもしれない(そんな瞬間が4歳児にあるかどうかはわからないけど…)。とにかく今覚えて欲しいのは「スカートめくりが楽しいからめくる」という行動をしてはいけないということ

 

終わりです

子どもとボーッとポケモンを見始めたのに、こんなに頭を絞って言葉をひねり出す展開になるとは思いませんでした。

そして言ったことをメモがわりにTwitterに投稿して、あっという間にこんなに拡散されるとも思いませんでした。通知を追いきれていませんが、好意的な反応が多いように思います。

追記:その後、攻撃的な反応の割合が増えたので通知をミュートしました。私に代わってTwitterのリプライを全部読んでくれた友人(対応が必要なものがないか確認してくれた)にはとても感謝しています

 

家事育児の合間に急いで補足説明を書いたので誤字脱字があったらすいません。

みなさま今日もお疲れ様です。とりあえず補足説明はこれで終わります。

 

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