長男の「自分ごと」感にびっくりした
これは数ヶ月前の話なんですが、長男が自主的にホワイトボードに「洗剤を買う」と覚え書きしてくれてたんです。びっくりしました。
いまリビングの床にこれが落ちてて、昨夜私が夫に「洗剤買わなきゃ」と喋ってたのを長男がしっかり聴いてたことが分かりました😂
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) October 25, 2022
5歳長男の家事に対する「自分ごと」感、どこから来てるんだろう。すごいな。 pic.twitter.com/2xdZO6QUlu
私が5歳の頃に、家の洗濯洗剤について「補充が必要なんだ」とか「親が買い忘れないように書いておいてあげよう」とか考えたことは一度もないと思います。
私の生育環境と、私の息子たちの生育環境の違い
これはふと思いついただけの仮説なのですが、長男が家事を「自分ごと」ととらえている要因のひとつは、家庭内で家事に関する大人同士の会話が多いからではないか、と思います。
私の親は超長時間労働の父親×専業主婦の母親という組み合わせで家事は99%母がしていたので、家事に関する大人同士の会話はあまりなかったように記憶しています。会話やすり合わせの必要なく、家事は母が着々と遂行していました。
結果として、 5歳の頃の私は「家事は母の仕事」と自然に思っていた、はずです。
そして私が生まれ育った環境に比べて、長男が生まれ育っている環境は、家事に関する大人同士の会話が圧倒的に多いです。
我が家はフルタイム共働き夫婦なので、家事についての会話&すり合わせは必須です。洗剤買わなきゃ、夕飯どうする、洗濯ネットに入れ忘れた、これうっかり乾燥かけちゃったどうしよう!みたいな。
長男が、性格的に大人同士の会話をよく聞いている子だというのもあるかもしれません。
家事は本来「自分ごと」のはず
これは次男が3歳の時のTweetですが、今でも全く変わらず、長男も次男も料理も洗濯物も掃除機も全部やりたがります。
3歳次男を見ていると、人が痛がっていると「痛そう、可哀想」と自分まで痛いような顔をするし、美味しいものはお母さんにも分けてくれようとするし、料理も洗濯物も掃除機も全部やりたいし人の役に立ちたいし、ああ人間の本質を思い出させてくれるなあと思ったりする。性善説。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) July 28, 2022
子どもが家事をやりたがる理由は主に2つあるんだろうと思っています。
①親がやっていることをやりたい(発達的に、とにかく真似したい時期である)
②その作業そのものに興味がある(特に料理!)
そもそも、あらゆる家事は自分ごとのはずなんですよね。
もちろん乳幼児にはできないことも多いので初めは全部親にやってもらうわけですが、家事を「やりたい」と思い始めた時にその気持ちを潰さないようにしたいし、自立に向けて、なんでも自分でできるようになってほしいと思います。
とはいえ私自身がどうしても生まれ育った価値観から脱却していなくて、つい色んなことを黙ってやってあげそうになるんですよね。母がしてくれていたみたいに。
せっかく子どもたちが家事を自分ごととしてとらえている(らしい)ので、この感覚を私が奪わないようにしなくてはならないぞ…と思っています。
例えば雨の日の翌日に傘を干す作業とか、子ども自身にやらせるようにしたい。
雨の日の翌日、子どもたちの小さな傘を広げて干すとき、「うわあ母親っぽいことしてる」と思う。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) October 17, 2021
子どもの頃は雨傘なんていつの間にか乾いて綺麗に丸められて玄関で次の雨まで待機しているものだったなー。
先日は、夕飯のおかずを自分たちで調達してきてくれました笑
長男「これ、今夜の夕飯にしよう!」
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) March 27, 2023
私「え、つくし?」
次男「砂糖醤油ね!」
私「お母さん料理の仕方わからないけど」
長男「大丈夫、保育園で習ったから!お風呂上がったら一緒にやろ」
…というわけで、待機中。 pic.twitter.com/4rWIfApiP7
保育園のおかげで料理やお片付けへの「自分ごと」感が育っている面もあると思います。
私がそれを奪わないようにしたいです。
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