国語の音読
最近、6歳長男の小学校の宿題として「国語の教科書の音読」を出されることが多いです。
これまでに読んだのは、「はなのみち」、「くちばし」、そして「はをへをつかおう」、先日まで「おおきなかぶ」、今は「おむすびころりん」という感じです。
音読の宿題を聞くときに私が必死で我慢しているのが、「私が音読したい」という欲望です。
だって私、それめっちゃ上手に読めるもん!!!という脳内の自己主張を押し殺し、たどたどしい音読にひたすらつきあい、「大きな声でよめたね」と褒めたりしています。
なぜ私が「お手本だよ」とか言って長男の教科書を読み上げることを我慢しているかというと…
「お母さんのほうが自分より上手に音読できる」のを見てしまったら、たぶん長男は音読の宿題が楽しくなくなるだろうな、と思っているからです。
まあ長男は賢いので最近気づいたみたいですけどね。お母さんは音読うまいぞって。
寝る前に絵本を読んでいたら、6歳長男がしみじみと「お母さん、音読上手だね…」と褒めてくれたので笑っちゃいました。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) July 11, 2023
なるほどね、自分が教科書の音読をするようになったから、初見の絵本をすらすら読めるお母さんすごいって思ってくれたわけね。
でも私は決して長男の国語の教科書だけは音読しないように心掛けています。
「子どもの課題を親が奪ってはいけない」と感じています。
ピアノの練習
そしてピアノの練習でも、同じように我慢しています。(息子たちはカワイ音楽教室に通ってピアノを週1で習っており、家でも練習する必要があります)
6歳長男と4歳次男が「ん~?」とか言いながら楽譜を眺めて、「メリーさんのひつじ」や「ぶんぶんぶん」をゆっくりゆっくり弾いて、ひんぱんに立ち止まっては指を迷わせているのを隣で見ていると、「こうやって弾くのよ」とお手本を示したくなります。
だって私、それめっちゃ上手に弾けるもん!!!
でもそこはグッと我慢をしています。お手本を示すのは既にピアノ教室で先生がやってくれているので、私は息子たちの隣に座って「みーれどれ、み、み、みー」と歌ってあげたり、「5の指!」とささやいたり、「上手に弾けたね~」と褒めたりするだけにとどめています。
これも国語の音読と同じで、私が息子たちのピアノ課題を上手に弾いちゃったら、息子達はピアノの練習が面白くなくなるだろうな、と思っているからです。
もちろん息子たちは私がそれなりにピアノを弾けることを知っています。(保育園でピアノ伴奏したこともあります:お母さん、ピアノを習わせてくれてありがとう - おたまの日記 (shiratamaotama.com))
それでも、息子たちのピアノ課題だけは弾かないように、グッと我慢をしています。
「子どもの課題を親が奪ってはいけない」と脳内で唱えています。
さっき5歳長男がピアノの練習をしながら小さな声で「たのし…」とつぶやいたの最高だった。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) March 12, 2023
そうなの、両手で弾けるようになると音の重なりが綺麗だし、思ったように音が出ると楽しいんだよね!!!わかるー!!!
と言いたかったけどあんまり母親が興奮すると悪いかなと思ってTwitterに発散。笑
どこまで親が手を出して口を出すか、どこは我慢して見守るか。試行錯誤の毎日です。
夏休みの宿題がどのくらい出るのかまだ知らないのですが、スケジュール管理のお手伝いはするけど主体は子ども、というスタンスで頑張れるかな…?
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