おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

恐竜展がすごすぎた話

この『ディノアライブの恐竜たち展』に行きました。とんでもないハイクオリティでびっくりしました。

spice.eplus.jp

 

そして初めに謝っておきますが、この恐竜展は2020年12月30日までの開催です。もっと早くブログに書けば良かったんですが…すいません。

それでもブログに書き残しておきたくなる素晴らしいクオリティでした。まあ日記なのでお許しを…。

 

動く恐竜の迫力がすごい

私はブログに動画を直接貼り付ける方法が今ひとつ分からないので、自分のTweetを貼りますね。

まず、このティラノサウルスの登場シーンの迫力がすごかったです。 

 

会場では、「その場で待っていれば恐竜が近づいてきてくれます。人と人との間隔をあけ、動かずにお待ちください」とアナウンスがあります。本当に丁寧に観客ひとりひとりの近くまで回ってきてくれて、子供も大人も大喜びでした。私も期せずして本気の悲鳴をあげました。

 

動く恐竜の登場は1時間に1回、約10分間です。

私たちはティラノサウルスの他に、この恐竜(ユタラプトル)も見ることができました。

※コロナ対策で「滞在時間を60分〜90分程度に」とされているので、最大で2回しか動く恐竜を見ることはできません 

 

動かない展示もすごい

会場には「アート(芸術)としての恐竜」「極限までリアルを追求した造形技術」として、18体の恐竜が展示されています。

例えばこの写真は、我が家の息子たちが「がぶって食べてるよ!!!」と大興奮だった展示です。動かない分、細部までじっくり観察することができます。

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なお、会場内で最も大きいのはこのブラキオサウルスでした。入場前からこんな巨大なブラキオサウルスが見えたので、息子たちは大喜びでした。

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また、各展示の解説文が非常に興味深かったです。私も夫も真面目に取り組んでしまうタイプなので、しっかりスタンプラリーも全問正解しました。

例えば、トリケラトプスのツノの角度にご注目ください。 

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恐竜は成長すると姿が変わる?

角竜類トリケラトプスの成長。目の上の「角」は、初めは後方に向かって反り返っているが、段々と前向きになる。

(『ディノアライブの恐竜たち展』 場内展示より引用)

本当だ、手前の小さなトリケラトプスのツノは後ろ向きなのに、奥の大きなトリケラトプスのツノは前向きだ!と感動しました。

 

さて、ティラノサウルスとトリケラトプスが戦ったらどちらが勝つと思いますか?

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成長した個体では”宿命のライバル”であるティラノサウルスとも互角かそれ以上に渡り合える体格的ポテンシャルを持っていたといわれる。

(『ディノアライブの恐竜たち展』 場内展示より引用)

草食恐竜だけど、ティラノサウルスと互角に戦えるんですね。すごい。

 

さらにティラノサウルスの羽毛について。

羽毛の存在を示す直接的な物証は見つかっていません。しかし、系統的にティラノサウルスの祖先は羽毛恐竜であると考えられ、羽毛の遺伝子を受け継いでいることになります。仮に羽毛が生えていても、基本的には体の小さい幼体の間だけで、成長とともに羽毛が抜けていく、という解釈が今最も普及しているようです。

(恐竜くん著「知識ゼロからの恐竜入門」より)

 

そしてショップがとても楽しかったです。息子たちに「何かひとつ買ってあげるよ」と言ったら、目を輝かせてショップをうろうろしていました。ティラノサウルスの骨(9,000円)や、本物のアンモナイトの化石(55万円)なども置いてあり、大人にも楽しいショップでした。

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私も夫も、息子たちはたぶん恐竜のおもちゃを欲しがるのだろうと思っていたのですが、結局息子たち(というか3歳長男)が選んだのはこれでした。カステラ焼き、なかなか美味しかったです。 

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また行きたいです

子どものために行った恐竜展でしたが、期待を200%上回るハイクオリティで驚きました。今回の展示は12月30日で終わってしまいますが、次にディノアライブのイベントがあったらまた子どもたちを連れて行きたいなと思っています。

 

公式サイトによると、ディノアライブはこんな感じの軌跡だそうです。

・1990年に個人事業主として創業

・2003年に歩く恐竜の開発構想開始

・2009年東京都ベンチャー技術大賞特別賞受賞

・2012年経済産業省関東経済産業局管内「第4回ものづくり日本大賞」優秀賞

「現場に出演しないと恐竜制作には携われない」という会社のポリシーがあるそうで、動画に写っていた演技力満点のスタッフたちは恐竜を製作している人々のようですね。すごい。(参照:恐竜開発史【DINO-A-LIVE】Official Site|ON-ART

 

コロナ禍に負けず、今後も頑張って欲しいです!

 

 

追記:ティラノサウルスの動画Tweetが想像以上にグローバルに拡散されたので、英語記事も書きました。

www.shiratamaotama.com

 

 

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