上野駅から徒歩5分、国立科学博物館(通称:かはく)に行ってきました。楽しかったー!
公式サイト:国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
国立科学博物館のコロナ対応
6月1日に営業再開し、事前予約制になっています。結構土日は予約が埋まるので、私たちは2週間ほど前に予約、満を持して訪問しました。
入館時は手首での体温計測と、館内ではマスクの着用が必要です。子どものマスクは特にルールは無いようで、つけている子もいればつけていない子もいる、という感じでした。大人はマスク必須。
また、再入館はできないし、親子連れに人気の「親と子のたんけんひろば コンパス」などの展示は休止されています。詳しくは国立科学博物館のサイトをご覧ください。
午前中の訪問がオススメです
朝9時開館で、私たちは9時20分に入館しました。とっても空いていて大変快適でした。そもそも予約できる人数が限られているので何時であっても通常時よりも空いていると思いますが、滞在時間の制限はないので、おそらく「だんだん混んでくる」んだろうと想像します。私たちは12時過ぎには退館したので、午後の混雑具合は体験していません。
見てください、この「恐竜の骨ゾーンを貸し切っている」みたいな写真。(スタンプでうまく隠せず、夫と子供たちが謎の青人間になってしまいました笑)
3歳長男が恐竜を喜ぶだろうと思って連れて行ったのですが、長男は「動く恐竜はどこ?」とのコメント。そうだよね…骨は動かないもんね…。
こちらは、恐竜の骨(アロサウルス)と人工衛星(ひまわり1号)のコラボレーション。かっこいい。
昆虫や動物や魚の標本がたくさんありました
標本がそれはそれはたくさんあって、チョウチョやカブトムシやテントウムシや…、「これを捕獲して模様の違いを分析して標本にした人がいるんだな」と思いながら見比べるのは楽しかったです。
動物のはく製もたくさんありました。子どもたちには恐竜の骨よりも動物のはく製のほうがウケが良かったです。
上野動物園のパンダは、死ぬと剥製になって国立科学博物館に飾られるんですね。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 2, 2020
私たぶんこのパンダ(ホアンホアン)と生前会ってます🙏 pic.twitter.com/96rSNLMzxC
嗅覚も楽しめました
屋上のハーブガーデンがとっても素敵でした。
ラベンダーの香りをかいだりして遊びました。一番面白かったのは「カレープラント」というハーブで、本当に強烈なカレーの匂いがしました。
さて、国立科学博物館は地球館と日本館に分かれています。ここまでは地球館の展示で、ここからは日本館に移ります。
建物自体が重要文化財
日本館は建物自体が重要文化財に指定されていて、ステンドグラスや天井や階段がとても素敵でした。上空からみると飛行機の形をしているそうです。
日本列島の自然
うちの3歳長男と1歳次男が一番盛り上がっていたのはこの展示でした。カニが気に入ったらしいです。
人間の展示
私が一番楽しかったのは人間の展示ですね。等身大の人形が飾られています。
これは縄文人の家族。
隣には弥生人の家族、そして中世や近世の家族…と各時代の人形が時系列で並べられていて、最後に「現代人」の説明書きと空っぽの展示スペースが用意されています。中に入って記念写真を撮ることができます。面白い。
特に骨の展示は面白すぎて写真に撮ってTweetしました。
妊娠出産経験の有無は骨を見れば分かるってご存知でしたか?
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 2, 2020
今日、国立科学博物館で「妊娠痕」の展示をみて、思わず自分の骨盤をなでなでしてしまいました。笑
骨をくぼませながら、頑張って2度の妊娠出産したんだ…偉いぞ自分…! pic.twitter.com/Sz3JdWPsUD
梅毒で壊死した頭蓋骨。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 2, 2020
江戸で梅毒が蔓延した背景に「当時の特殊な社会的状況により結婚適齢期の男女の比率が極端に男性に偏っていたこと」とあるけど、特殊な社会的状況ってなんですかね…? pic.twitter.com/bfIDtuuYP0
ちなみにこのコーナーには女性のミイラも展示されていました。
国立科学博物館は多くの展示が写真撮影可能ですが、一部「撮影不可」のものがあります。そしてミイラも撮影不可です。
写真撮影の禁止について
このミイラの写真撮影は禁止しています。他の多くの展示品とは異なり、ミイラは生前の面影をある程度推測できる遺体です。したがいまして、撮影された写真が、自由に流布されるのは避けるべきであると考えます。またフラッシュ等の強い光を与えることを避けるためでもあります。ご理解とご協力をお願いします。
(国立科学博物館の展示パネルより引用)
すごく考えさせられました。確かにミイラの顔立ちは生前の面影をしのばせるものでしたし、自分が死後200年経って博物館に展示されて多くの人に写真を撮られるのは嫌かな…と想像したりしました。
さて、最後にミュージアムショップに寄りました。充実の品ぞろえで、楽しかったです。
ミュージアムショップがとても楽しかった
この「恐竜カット焼きのり」は即購入し、夕飯の飾りにしました。
この靴下シリーズもすごくかわいい。微生物ソックスとか、遺伝子ソックスとか。
あとは恐竜歯ブラシとか、恐竜箸とか、恐竜缶入りゴーフルを買いました。ゴーフルは賞味期限間近で50%offになっていました。先日、池袋サンシャイン水族館に行った時もお菓子はかなり割引になっていたので、観光地はコロナ禍で来訪者が減って賞味期限がある商品は大変そうですね。
国立科学博物館に私は初めて行きましたが、大変満足でした。小学生くらいの子どもたちも楽しそうに展示を見ていたので、これからも長く楽しめそうだなと思います。
コロナが落ち着いて今回見られなかった展示が再開されたら、また再訪したいです。
【合わせて読みたい】