おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

クラスメイトがシングル家庭だと8歳長男が言うので

(私が)ちょっと緊張した会話

ある日の夕飯時、8歳長男が「あのさ、クラスにさ、お母さんしかいない子がいる」と突然言いました。

長男が何をしゃべりたいのか、何か聞きたいのか、ちょっとよくわからなかったので私は「へえ、そうなんだ」と答えました。

 

長男「お母さんとお父さんは結婚してたんだけど、ケンカして、今は結婚してないんだって」

私「なるほど」

 

そうか、死別とかではなく、離婚ってことかな。

長男はもしかして「うちのお父さんとお母さんもケンカすることあるから、離婚しちゃうかも」という不安があるのかしら。

いやいや、単純に「お母さんしかいない家庭」が身近にいたことがないからびっくりしてる、その感情を親に聞いてほしいだけかもしれない。

しかしあんまりネガティブに「かわいそうなこと」と認識させてしまうのも良くないだろうし、私が大げさに驚いたり根掘り葉掘り聞いたりするのも良くないよね…

 

私「そのお友達と、今日そんな話をしたんだ?」

長男「うん。(その時の状況説明)」

私「なるほどねー。お母さんのお友達にもいるよ。親が離婚してお母さんしかいない子もいるし、お母さんが亡くなってお父さんしかいない子もいるし、お父さんが亡くなってお母さんしかいない子もいる」

長男「そうなの?」

私「あと、世の中にはお父さんもお母さんも亡くなった子もいるからね」

次男「そういう子はどうするの」

私「そういう子を守るための家がある」

 

祖父母たちの話

私「あとさ、君たちはお父さんとお母さんがいて、さらにおじいちゃんおばあちゃんが4人いて、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんとも遊んでもらってるでしょう。これも当たり前ではない」

長男「なんで?」

私「まずさ、人間には必ず親が2人いて、祖父母は4人いて、曾祖父母は8人いるよね。(もう少しかみ砕いて説明)」

長男&次男「うん」

私「でも私は、自分のひいおじいちゃんというのはひとりも会ったことはないし、ひいおばあちゃんも1人だけ私が生まれたときに存命だったけど小さいうちに亡くなったからほとんど記憶はない。母方のおばあちゃんとおじいちゃんにはたくさん遊んでもらったけど、父方のおばあちゃんとはほとんど記憶がないし、父方のおじいちゃんは私が生まれる前に亡くなったから会ったこともない。君たちみたいに、おじいちゃんおばあちゃんが4人そろって元気で生きていて、さらにひいおじいちゃんとひいおばあちゃんともたくさん遊んでもらえてきたのはありがたいことだし、羨ましいなって思う」

長男「へー」

 

多様な家族の形

あまり日本では一般的でないものの、「お父さんが2人」「お母さんが2人」という家庭も世界にはある…という話も夕飯後にちょっとしました。

家にこの絵本この絵本があったので参照しつつ。

 

家族の形、いろいろあるよね。というのを息子たちが少しずつ理解してくれると良いなと思っています。

 

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