すれ違う愛情表現
親として息子たちには愛情表現しているつもりですが、うまく伝わっていないかも…と感じるときがあります。
特に0歳三男が産まれてから、8歳長男も6歳次男もなんとなく「どうせお母さんは0歳くんが一番可愛いんでしょ」と思っているように感じています。
そんな話を職場の同僚と雑談していたときにこんなことを言われました。
同僚「愛情表現には5種類あって、人によってどの愛情表現が第一言語なのかは違う、という話を知っていますか?」
私「えっ、初耳です。5種類ってなんですか?」
同僚「ざっくりいうと、①言葉、②時間、③贈り物、④行動、⑤身体。言葉による愛情表現を求めている子に贈り物をあげてもあまり愛は伝わらないし、贈り物で愛を感じる子にどんなに言葉で愛情表現してもすれ違う、みたいな話です。興味があったら『愛を伝える5つの方法』という本を読んでみてください」
私「読みます!」
読みました
ゲーリー チャップマン (著) 2007/8/31
著書の中の正確な表現で5つの愛を伝える方法を書くと下記の通りです。
①肯定的な言葉
②クオリティ・タイム
③贈り物
④サービス行為
⑤身体的なタッチ
自分自身の愛の一次言語を知ることも大事だし、配偶者や子ども、親など自分が愛を伝えたい相手の愛の一次言語を知ることも大事とのこと。違う言語で愛を伝えてもすれ違ってしまうので。
巻末についているテストを実施したところ、私自身の愛の一次言語は下記の通りでした。(12点満点)
①肯定的な言葉:12点
②クオリティ・タイム:1点
③贈り物:7点
④サービス行為:7点
⑤身体的なタッチ:3点
つまり私は、圧倒的に「言葉」による愛情表現が第一言語な人なのです。誉め言葉をかけてもらうことの価値がものすごく高いし、私が大切に思う人に対しては言葉で思いを伝えようとします。自覚あります。
そして次点で「贈り物」と「サービス行為」が7点で並んでいるので、これらは私の第二言語なのでしょう。
圧倒的に低いのが身体的タッチ(3点)とクオリティ・タイム(1点)ですね。逆に考えると、もし息子たちがこうした愛情表現を求めるタイプだとしたら、私はかなり意識して身体的タッチやクオリティ・タイムを息子たちへの愛情表現として用いていく必要がありそうです。
私が息子たちに愛情を表現する方法
①肯定的な言葉(例:お母さんはあなたが大好き、と言う。褒める)
②クオリティ・タイム(例:家事しながらではなく息子のしていることを集中して見る、一緒に遊ぶ。2人で出かける)
③贈り物(例:仕事先でちょっとしたお土産を買う、工作に仕えそうな箱をとっておいてあげる)
④サービス行為(例:長男や次男が好きなメニューを作ってあげる、一緒に勉強机を片付けてあげる、お気に入りの靴下に穴が開いたときに新しいのを買うのではなく私が針と糸で縫ってあげる)
⑤身体的なタッチ(例:肩や頭をなでる、ハグする、仕上げ磨きのときにほっぺをなでる)
なんとなく8歳長男は「②クオリティ・タイム」、6歳次男は「④サービス行為」が大事そうな気がしていますが、まだ彼らは子どもなので愛の第一言語が確立していないし、おそらく①~⑤のいずれも健全な成長には必要なんだろうな、と感じています。
この本を読んだ直後に8歳長男のお気に入りの靴下に穴が開いたから縫ってほしいと言われまして、内心では(えー、もう新しいの買おうよ…)と思ったのですが、ここは「サービス行為」で愛を伝えるチャンスだと思ったので裁縫セットを出してきて縫ってあげました。伝われ、私の愛。
オススメです
ゲーリー チャップマン (著) 2007/8/31
Kindle Unlimitedで無料で読めますので関心ある方は是非。
基本的には夫婦関係について書いてある本ですが、この5類型を知っておくと夫婦関係だけでなく親子関係にも、友人や職場関係にも役立つような気がしています。
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