息子に妨害されつつも最近読んで面白かった本2冊を簡単に紹介します。
この2冊をたまたま続けて読んだことで、これまで自分が家事や育児をかなり過小評価していたことが分かってショックでした。
春には職場復帰する訳ですが、専業主婦の母が自分にしてくれた家事育児のレベルを求めつつ、父のようにモリモリ働くのは不可能だ(=私の努力でどうにかなる問題じゃない)という前提で、できることを頑張ろうと思います。
1.「逃げ恥」にみる結婚の経済学
私は給与の67%もらって育休中のはずなのに、妙にもらえるお金が多いなと思っていたら、非課税の上に社会保険料も免除になるので、実は手取りでみると8割もらっている、ということをこの本で知りました。笑
ドラマの逃げ恥が好きだったので読み物としても面白かったけど、さらに普段の家事・育児がこんなに価値あるものなんだという自己効力感と、可能なかぎり共働きで生きていく決意を固めさせてくれた本です。
2.Unfinished Business 仕事と家庭は両立できない?
オバマ政権で国務省の幹部だった著者は、息子2人の母でもあります。この本を読んだからといって何か解決する訳ではないけど、今まで目を背けていたもやもやしたものを見事に言語化してくれて感動しました。読んでてちょっと泣きました。
「仕事と家庭」の両立、というよりも「競争とケア」を人生のどのタイミングでどう優先させるかを夫と話すための指針になる本でした。
ちなみに夫に勧められて読みました。こういうの真剣に考えてくれてる夫のことがほんとに好き!
はいのろけです。
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