ディズニー英語システムの無料体験をしてみました。
ディズニー英語システム(80万円)
簡潔に言うと、いま80万円払って教材を購入し、CDやDVD、おもちゃを使って英語に親しませることで労せずしてネイティヴになれるというシステムです。
会員になると、定期的に開催される英語イベントに参加できるなど、アウトプットの機会もあります。
全体的に、子供の興味をひくように上手につくられてるなぁという印象でした。
バイリンガルにしたい場合、英会話教室に継続的に通わせる/インターナショナルスクールに通わせる、等の選択肢(数百万円~)に比べれば格安だなと思いました。
ちょっと気になること
ただ、気になるのが、私の周りの英語のできる人の中で、「ディズニー英語システムのおかげで英語ができる」という人にまだ会ったことがないということです。
もう40年の歴史がある教材で、卒業生の数は80万人、年間の新規入会世帯数は2万件とのこと。
私の同世代の卒業生は、いまどんな大人になってるんだろう…ということで、友人たちにヒアリングしてみました。
友人たちへのヒアリング結果
「ディズニー英語システムを使っていた」という人が何人かいました。ディズニー英語システムを使っていて、その後も努力を続けて英語が堪能になった人もいれば、「確かに使ってはいたんだけど、英語はさっぱり…」という人もいました。
皆さん口をそろえて言うのは、「ディズニーはあくまで英語に慣れ親しんだきっかけ。結局は大きくなってから、自分で勉強しないと英語ネイティブにはなれない」ということでした。
割と納得の結果です。
ディズニー英語システムで英語が得意になるために必要そうなこと
・0歳から始める
・子供任せにせず、親がきちんとリードする(声かけたり、一緒に使ったりする)
・CDやDVDによるインプットだけでなく、アウトプットもする(近所で開催されるイベントに定期的に連れて行くなど)
・英語を学び続ける(ディズニー英語システムさえやっていればOKではない)
我が家の結論:契約しない
理由は下記のとおりです。
・私が仕事に復帰するので、上述の「親がきちんとリードする」「アウトプット」のあたりがしっかり実施できなさそう。
・息子には、創造的な遊びに時間を使ってほしい(DVDや英語カードのように遊び方が決まっているものよりも、シンプルな積み木や外遊びなどのほうが創造性があってよいかなと)。
・そもそも、完璧なバイリンガルに育てなくてよい。(多少発音がネイティブでなくとも、英語でコミュニケーションがとれれば良い。)
・そして、バイリンガルになる必要がなければ、ディズニー英語システムである必要はない。
・ただ、小学校入学の頃に、周りのお友達は英語ができるのに自分はできない、という劣等感を持ってほしくないので、英語には触れさせておく
・具体的には、英語の絵本の読み聞かせや、適宜英語の映像教材(無料のものなら, Dave and AvaやPeppa pigが良い感じ。アマゾンプライムにも子供に見せたい英語番組多い。)→うちの息子は、プライムビデオの「動物のスーパー子育て術」を食い入るように見てます。BBCの綺麗な英語で、私も勉強になります。あと、NHKの「えいごであそぼ」は一回10分で、息子の集中力が途切れる前に終わってくれるのでちょっとした空き時間に見せやすいです。0歳の頃はTVは一切見せなかったのですが、1歳を過ぎてからは1回10分~15分程度を目安に毎日少しだけ見せてます。
あとは本人のモチベーションに任せます
あとは本人が、英語を勉強したい!と思ったときにサポートしてあげれば十分だと思っています。私自身、高校~大学時代に英語を使う機会が増え、仕事で使うようになって英語が得意だと言えるまでになりました。バイリンガルではありませんが、仕事先の方々に日系アメリカ人に間違われるくらいには上手に話せているみたいです。結局は本人のモチベーション次第かなと。
とりあえず、今回はディズニー英語システム無料体験のプレゼントでぷーさんのパペットをもらったのが嬉しかったです。かわいい。
ぷーさんとしまじろうによる英語劇をしてみたら、息子には好評でした。
【合わせて読みたい】