おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

年の離れた弟が産まれたことで「自分の赤ちゃん期」を追体験できている兄たちの話

先日、生後1か月の三男のお宮参りをしてきました。

近所の神社でのご祈祷→スタジオでの写真撮影で半日かかりました。

 

本人の記憶にはないでしょうが

8歳長男と6歳次男は、「わあ、この神社の本殿に入るの初めて!」という顔で祈祷をうけてましたが、実は君たちも8年前と6年前に同じように祈祷をしてもらっているのです。

当然、0歳や1歳の頃の記憶は本人にはないし、祈祷中は写真も動画も撮っていないので、あの頃の長男や次男の様子は親の心の中にしかなかったのですが…

今回、0歳三男のおかげで長男と次男は「そうか、自分もこんなふうに赤ちゃんの頃に神社の中でお祈りしてもらったんだ」と初めて実感したのではないかと思います。

 

記念写真の撮影(スタジオ)

お宮参りのあとは、近くのスタジオで家族写真と兄弟写真、それから0歳三男のソロ写真を撮影してもらいました。

スタジオのスタッフの方の手腕は相変わらず素晴らしかったです。ほとんど寝ているか泣いているかの生後1か月の赤ちゃんを上手に起こして目を開けさせて、可愛らしい写真を何枚も撮ってくれました。

耳元でシャカシャカと音を鳴らされて目を開ける赤ちゃんの様子をみて長男も次男も笑っていましたが、「君たちもこうやって起こされて写真撮ってたのよ」というと「えー!」と驚いていました。

「ぜんぜん覚えてない!」

そうでしょうね。

 

帰宅してから、長男と次男それぞれのお宮参りのときの写真を改めて見せながら「ほら、同じように撮影してもらってるでしょう」と説明しました。

 

ああ、三男のおかげで、長男も次男も「自分の赤ちゃん期」を追体験できているんだな…と思いました。

 

年の離れた兄弟だからこそ

この感覚は、長男&次男と三男の年齢がちょっと離れているからこそだと思います(8歳、6歳、0歳)。

次男が産まれたときは長男はまだ1歳半だったので、当時1歳半の長男が次男の誕生によって「自分の赤ちゃん期」を追体験できたとはあまり思いません。

でも、いま8歳と6歳の立派な小学生になった彼らが、生まれたてほやほやの弟が毎日うんちやおしっこやおならをしながら可愛がられてぐんぐん大きくなっていく様子を目の前で見ていることで、「自分もこうやって育ててもらったんだな」と無意識にでも感じてくれているのではないか、と思います。

 

0歳児を見つめる毎日

0歳児が口をへの字にしているといっては笑い、大きな音でゲップをしたといっては笑い、寝ながらにっこり笑ったといっては笑い、授乳直後に大量に吐き戻したといっては笑い、そのたびに「あなたもこうだったのよ」と教えると「ええー」と嬉しそうな顔で笑っています。

0歳の頃の長男がお風呂の湯船でうんちした話も、次男がお父さんの顔に向かってうんち混じりのおならをした話も、耳にタコができるほどしているのですが毎回長男も次男も嬉しそうです。子どもってうんちの話するの好きですよね…

 

良いことばかりではないけれど

弟が産まれたことで、長男も次男も生活に制約がでている面は間違いなくあります。

私の切迫早産安静も入院もあったし、産褥期は動けないし、せっかくの夏休みに家族での遠出はできないし、たぶん万博にも行けないですね。習い事の送迎にも制約がでてくるし、私とゆっくりNHKニュースをみたり絵本を読んだりする時間も激減しました。

 

家族が増えるのは嬉しいことだけど、一定のストレスは全員にかかりますよね。

有名なストレス度チェックシートでも、「妊娠・出産」や「家族の増加」は結構点数が高いです。

ストレス度診断チェック | 自律神経失調症ガイド

 

だけど彼らが、弟が産まれたことで「自分の赤ちゃん期」を追体験できて、なにかしら幸せを感じてくれているといいなあと思います。

 

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