先月、長男が2歳の誕生日を迎えました。誕生日ケーキは手作りしました。
お砂糖を使わない誕生日ケーキ
材料は、食パン、ヨーグルト、フルーツだけです。めっちゃ簡単です。
・食パン(6枚切り)4枚
・無糖のギリシャヨーグルト(普通のヨーグルトだと水切りが必要ですが、ギリシャヨーグルトならそのまま使えます。私はパルテノを使いました)
・いちご、ブルーベリー、バナナ、せとか
制作過程はこんな感じです。耳を切り落とした食パンにヨーグルトを塗って、スライスした果物を並べます。写真はいちごとせとかです。あとはバナナもスライスして並べました。
横から見るとこんな感じです。
で、周りにもヨーグルトを塗って、上に果物をトッピング。終了です!
写真の上部にちょっと映っているのは長男の手。制作過程をずっと見守っていて、食べたくてうずうずしています。このあと、美味しい美味しいと食べてくれました。
厳密にいうと食パンには砂糖が入っているので、完全なる砂糖除去食ではありませんが、砂糖の甘さをまったく感じさせないケーキです。大人が食べると、ご想像通りの味…食パンとヨーグルトの味がします笑 果物の甘さでそれなりに美味しいですが、「ケーキ」を想像して食べると「うっ」となると思います。大人も食べるなら、はちみつをかけると美味しいです。
ちなみに1年前、1歳の誕生日にも似たようなケーキを作りました。
このときは見た目を重視して、赤ちゃん用のかぼちゃクッキーを周りに貼り付けました。でもクッキーには砂糖が使われているので、息子には1本だけ食べさせてあとは私が食べるはめになり、私がお腹いっぱいになって辛かったので、2歳の誕生日はクッキーは使いませんでした。
私が息子に砂糖をあげない理由
なぜこんなに砂糖をあげたくないかというと、理由は下記の通りです。
・砂糖は歯に悪いから(これが主な理由)
・白い砂糖は健康に悪いから(これもまあ大事)
・白い砂糖を過剰摂取すると、落ち着きのない子供になるから(これは真偽不明なのでおまけです)
まあこんなことを言いつつ、私は甘いもの大好きなので毎日食べてます。息子には見られないようにこっそりと…。
あと、料理には砂糖を適宜使っています。肉じゃがとか。厳密な「砂糖抜き生活」ではなく、「甘いお菓子をなるべくあげない」くらいの方針です。
砂糖は歯に悪い
かかりつけの歯医者さんに言われたことです。
「砂糖は唾液と反応すると、ねばねばした糖分になって歯にくっつきます。これを落とすには、歯ブラシの先がしっかり当たる必要があります。でも自分ではまだしっかり磨けないし、仕上げ磨きも嫌がったりして難しいですよね。果物の甘さは果糖ですが、これは唾液と反応してもサラサラしていて、うがいするだけでほとんど落とすことができます。歯ブラシをしっかりできないうちは、なるべく砂糖は食べないようにして、甘いものをあげたいときは果物にしてくださいね。」
私は子どもたちの歯を大事にしたいので、これを素直に守っています。私は砂糖入りの甘いものを毎日食べてますが、ソニッケアーでしっかり磨いているのでセーフ!
白い砂糖は健康に悪い
私のバイブル、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』には、白い炭水化物は体に悪いことが科学的に証明されていると書いてあります。もちろん白い砂糖も「白い炭水化物」の仲間なので、食べる量を少なくするに越したことはありません。
ちなみに私はこの本を読んで以来、牛肉や豚肉を食べる頻度を落とし、代わりに鶏肉を食べるようにしています。一切「体に悪いもの」を食べないのは辛いのでそこまで極端なことはしませんが、体に悪いんだと知っているだけで、勝手に頻度は落ちますね。
日本で氾濫する「これを食べれば健康になる」のような情報にうんざりしている方には大変オススメの本です。
白い砂糖を過剰摂取すると、落ち着きのない子になる(?)
これについては様々なメディアで言われていますが、要約すると「精製された白い砂糖を摂取すると急激に血糖値があがり、インスリンが大量に分泌される。すると血糖値が急下降するので、血糖値を上げるためにアドレナリンが分泌され、イライラしたり、落ち着かなくなる」ということのようです。真偽は分かりません。
私は専門家ではありませんが、空腹時に甘いお菓子をたくさん食べるようなことをすると良くないんだな、と理解しています。
そして、白い砂糖の使われたお菓子は美味しいので、一度食べ始めたらもっと欲しくなってしまうというのはよくわかります。「食べたいのに我慢する」よりは、「そもそも食べたことがないから食べたいと思わない」ほうが子どもにとっては幸せなのかな、と思っています。
私がおやつにあげているもの
このような理由で、長男には甘いお菓子をあげていません。ただ、1日3回の食事のほかに、午後3時頃に補食としてのおやつが必要です。
※補食とは、まだ胃が小さいので一度にたくさん食べられない子どもに、食事と食事の間にカロリーを補うための食事を与えることです。
そんなときに私があげているものは下記の通りです。保育園のおやつもこんな感じです。
・おにぎり
・食パン(そのままのことも、上にチーズやトマトを載せてピザパンにすることもあります)
・お好み焼き(もちろんソースもマヨネーズも無しです)
・干し芋、ふかし芋、カボチャ
・果物(バナナ、みかん、りんご、いちご、ブドウなど)
・ポップコーン(味付けなし。家で作ったら面白かったです)
・無糖ヨーグルト(フルーツグラノーラをトッピングすることも。砂糖入ってますが…)
・甘酒(我が家の飲み物は基本的にブリタの水ですが、ちょっとウンチが固めだなと思ったら甘酒をあげます。八海山の甘酒が美味しくてオススメです!)
また、電車や新幹線、飛行機での移動中にどうしても静かにさせたい瞬間、何かを食べさせることもあります。そんなときに活躍するのはこちらです。
・するめ(塩を添加していないもの。原材料に「イカ」としか書いてないものを選びます)
・干し芋
・バナナ
・小さく切った食パン(外で食パンをそのままかじらせるとパンくずがこぼれるので、一口サイズにしています。これを少しトーストして袋にいれると、スナック菓子のようにパクパク食べられて楽しいです。こんな感じになります)
友達の家ではどうするか問題
原則:食べさせない(甘いものは見せない。子どもたちが昼寝し始めてから大人がケーキを食べる感じです)
例外:見てしまった場合、友達の子どもが食べている場合、本人が欲しがったら食べさせる
今までにこの例外を適用して、長男は焼きドーナツとおまんじゅうを食べたことがあります。また、基本的には私はフルーツジュースも与えませんが、カフェや親戚の家でリンゴジュースを飲んだこともあります。
※フルーツジュースを与えない理由は主にこれです。
乳幼児にフルーツジュースを習慣的に飲ませると、肥満・低身長の原因になるかもしれない|Dr.KIDの小児科クリニック
また、前述の「究極の食事」の本でも、果物は体に良いが、フルーツジュースは体に悪いことが説明されています。
家ではお菓子もジュースも「無い」のが普通なので、友達の家で少し甘いものをとったからといって、その後も家で甘いものが欲しくなることは(今のところ)ないようです。甘いものを食べることを習慣にしないのが大事かな、と思っています。
甘いものをあげないでほしいと穏便に伝えるには
なお、甘いものをあげない方針を友人や親戚に説明する場合、このブログに書いたようなことをしゃべり始めると面倒だし、友達の子どもが甘いものを食べている場合には「批判」に聞こえてしまうので、そんなときはこう言っています。
「うちの子、本当に仕上げ磨きを嫌がってね…歯医者さんにすっごく怒られて、当分は砂糖をとらないように厳しく言われてるの…」
これで誰も傷つかず、息子の目にお菓子が見えないように配慮してくれます。皆様ありがとう。でもいつか本当のことを説明したいときには、このブログのリンクを送ろうかな。
何歳まで砂糖を控えるか
子ども用のソニッケアーを使えるのが4歳からなので、なんとなく4歳くらいからお菓子を徐々に解禁しようかなと思っていましたが、1歳半差で次男が産まれたのでもう少し頑張るかもしれません。。長男が4歳でお菓子を食べ始めると、次男はそのとき2歳半。お兄ちゃんが食べていたら自分もお菓子を食べたくなってしまうと思うので、次男が4歳になるまで頑張ろうかな。そうすると長男は5歳半。
うーん、そんなに頑張れるかしら。
お菓子をあげないことが目的ではないので、他の子が食べているのにどうして自分はダメなの!と長男が言い始めてそれがストレスになるようだったら、今まであげなかった理由を説明しつつ、お菓子を食べても良い時間や量を決めてあげようかなと思います。もちろん食べたあとはしっかり歯磨きする約束で。
今回誕生日ケーキをつくったのも、長男がケーキの絵や写真をみて「たべたい!」というのでリクエストに答えた形です。子ども用の絵本って、ケーキの登場頻度高いですよね…。甘くないケーキを食べてみて、「まぁ美味しいけどこんなもんか」と思っていてくれると良いな。
こんな長文を最後まで読んでいただき恐縮です。
私もまだまだ試行錯誤の最中ですが、ご参考になれば幸いです。
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