話題に乗り遅れること1年半、ついに読みました。
「ライフシフト 100年時代の人生戦略」
いま50歳未満の日本人は、100年以上生きるつもりでいた方が良い。
例えば2007年生まれの子供の半数は107歳まで生きます。
では「100歳まで生きるとして、勤労時代に毎年所得の10%を貯蓄し、引退後は最終所得の50%相当の資金で毎年暮らしたいと考える場合、あなたは何歳で引退できるか?」
答えは80代です。
そして22歳までのインプットで、60年間働き続けるのは難しい。
100年の人生を豊かに生きるためには、お金に換算できない資産(無形資産)を、パートナーと役割交代しながら形成していきましょう。
・生産性資産(スキルや知識)
・活力資産(健康、友人、家族)
・変身資産(自分についての理解、多様な人的ネットワーク、オープンな姿勢)
伝統的な生き方では、男性が22歳までに培った生産性資産を少しずつ陳腐化させながらなんとか60歳まで保ち、活力資産は妻が一手に引き受ける(子育てや家族の健康管理)。キャリアの変化がないので変身資産は不要だったわけです。
でもこれからは(というか現在は)、それでは生きていけないわけですね。
最近目の前の仕事と育児に手一杯でインプットが滞りがちなので、3つの無形資産を意識して生活したいです。
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