おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

私を旧姓で呼び捨てにする人の数はもうきっと増えない

ある日Facebookを開いたら、中学の同級生の誕生日だと通知が来ました。

 

わあ懐かしいな、何年も連絡とってないけど元気かなと思いながら彼の名前をタップしたら、11ヶ月前に亡くなっていたことを知りました。

彼の妹さんが「この場を借りて兄の訃報を…」と投稿されているのを最後に、彼のFacebookは更新されていませんでした。

 

彼の34歳の誕生日だったはずの日に、彼が33歳で亡くなっていたことを知ってしまいました。

私の他にも、同じようにFacebookの誕生日通知を機に訃報に接した同級生がいたのかもしれません。わかりません。

思った以上に私は動揺してしまい、中学の同級生の誰にも連絡をとることもなく、そうか、あいつ死んでしまったんだ、11ヶ月も前に…と思ったまま時間が過ぎてしまいました。

この8月が初盆だったはずなので、きっとご家族のところに帰ってきたのではないかと思います。

 

 

私を旧姓で呼び捨てにする友人の数が100人くらいいるとして、その多くは中学の同級生です。

小学校の同級生女子は私を下の名前で呼んでいたし、高校や大学の同級生は私をあだ名で呼ぶ人が多いです。会社の人は私を呼び捨てにはしないです。

 

 

死んでしまった中学の同級生に、地元を歩いていればばったり会えるような気が今でもしてしまいます。

彼は私を見て15歳の頃と同じように私を旧姓で呼び捨てにして、お前変わらないなと笑って、私はきっとお互い様だわと笑って、最近どうしてるのよと聞くんだろうと思います。へえ今もこの辺に住んでるんだ、私は今○○に住んでるよ、結婚して子どもが2人いるんだ、

そんな話を当たり前のようにできると思ってました。

 

私を旧姓で呼び捨てにする人の数はもうきっと増えないし、私が歳を重ねるごとに減っていくのでしょう。

なんてつらいんだろう。

 

 

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