2023年はずっと修士論文に取り組んでいました。
ついに提出できたので、ここに「社会人大学院2年目の冬」の記録を書いておきます。
※「社会人大学院1年目の冬」の記録は下記です
社会人大学院2年目の一年間
年明けに研究計画書を作成・提出して倫理審査委員会の承認を得て、
春~夏にかけて研究計画に沿ってデータを集めて、
秋~冬にかけてデータを分析して、分析に基づいて論文を執筆して、
先日、やっと修士論文を提出することができました。
私の指導教官は非常に優しく厳しい人だったのですが、「こちらから聞かなければ何も教えてくれない」、逆に言えば「こちらからお願いすればどんどん厳しいアドバイスをくれる」という感じで、特にデータ集めと分析についてはアツいご指導をいただきました。
データ分析までちゃんとできれば、あとはあなたなら執筆はなんとかできるでしょうと言われて、分析にかなり時間をかけました。
同期の皆様を心配させた私のLINE
結果として、私は修士論文の執筆開始が同期に比べてすごく遅かったので、このままだと間に合わないのでは…とかなり焦りました。
データ分析がやっと終わって、論文の執筆を開始しようとしたら論文のフォーマットがわからず、同期LINEに「本当にいまさらの質問で恥ずかしいのですが、論文のフォーマットってどこにありますか」と聞いたら同期たちにまじめに心配されてしまいました。
「今から書き始めるんですか!?」と驚きながらも論文形式について優しく教えてくれた同期のみなさまのおかげで、なんとか執筆を開始することができました。
だんだんなにも手につかなくなっていく
私の場合、フルタイムで仕事をしながら&2人の子どもを育てながらの大学院生活だったこともあり、両立はそれなりに大変でした。
大学院進学をサポートしてくださった職場に迷惑をかけたくない気持ちもあり、仕事の締め切りと大学院の課題の締め切りが重なったときは「どちらも絶対間に合わせなければ」とかなり焦りました。
必然的に、家族の時間やプライベートの時間はあとまわしになっていきます。週末に夫が子どもたちを連れて遠出してくれて、私が自宅でひとりで修士論文に取り組んでいる、ということもよくありました。(夫には大変感謝しています)
また、長く続けてきたブログを更新できなくなりました。このブログは2018年10月に最初の記事を公開してからほぼ3日~5日おきの更新頻度でずっと書き続けてきたのですが、こんなに「書けなくなった」のはこの冬が初めてです。修士論文を書くことに「書く」ためのエネルギーを全部吸い取られてしまって、ブログに書きたいことはたくさんあるのに手が動かなくなってしまいました。
加えて、長く続けてきた運動習慣も失ってしまい、ちょっと太りました。たぶん筋トレもしなくなったので筋肉も落ちたと思います。
一番筋トレ頑張ってたのはこの頃かな…
修了できるかどうか、まだわかりません
修士論文を提出したあとは口頭試問があって、審査に合格すれば(+所定の単位をとれば)修士号がもらえるはずです。
私の場合はすでに卒業に必要な単位は取り終わっているので、今回提出した論文が不合格にならなければ卒業できる(はず)。
どきどきです。
なお、私の同期のなかには修士論文を提出しなかった/できなかった人もいました。研究が間に合わなかった場合もあれば、もっと深めたいことがでてきたのでもう一年かけて研究を続けることにしたという場合もあり、必ずしもネガティブなことではないと思いますが、やはり修士号をとるというのはそう簡単なことではないのだなとも思います。
失ったものを取り戻していきたい
まず第一は家族の時間。2024年は家族の時間を増やします。
そして私の運動習慣も取り戻したい。修論提出直前の1週間は脳の活性化を意識してなるべく日の光を浴びながら散歩をするようにしていました。あえて耳からなにも聞かず、心をまっさらにして(とはいっても修論のことを考えてしまうのですが笑)ひたすら散歩して、書き加えたいこと・書き直したいことが思いついたら家に帰って修論をブラッシュアップしました。
※歩くことで脳を活性化しようと思ったのは、以前「スマホ脳」を書いたアンデシュ・ハンセンが「最強脳」という本で歩くことの脳への良い影響をひたすら説いていたのを思い出したからです
そしてこのブログも私にとっては大事な場所になっているので、修論に吸い取られていた「書く」エネルギーを取り戻して、また細々と書き続けていきたいと思っています。
いつの間にか多くの方にブログの読者登録をいただいているようでありがたいです。今後もお付き合いいただける方は引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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