おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

ミュージカルの英才教育を受けた我が子の未来について(雑感)

最近、よくこういうことを考えます。

 

少し抽象度を上げれば、「私の趣味のせいで、うちの息子達は『本来知るべき順番』とは違う順番で物事を知ることになるんだなあ」ということです。

 

※ズートピア、面白いですよね!2016年に夫と映画館で観たのが懐かしいです。

 

息子達がいつ「ユートピア」という単語を知るのか分かりませんが、知った時には「なんだか聞き覚えのある言葉だな…ああ、ズートピアに似ているな。あれっ、もしかしてズートピアって、ユートピアのもじりだったのか!?」と思うのでしょうか。

 

ミュージカルの英才教育

私がブロードウェイミュージカルを大好きなので、息子たちは家でも車でもいろんなミュージカル曲を聴かされて育っています。CDアルバムをかけていたり、私が鼻歌で歌ったり、本気で熱唱したりしています。

最近は、この辺を歌っていることが多いです。

・Les Miserables

・AIDA

・RENT

・Allegiance

・Greatest Showman

 

1歳次男と3歳長男の「英才教育の成果」

先日、ドライブ中にRENTのCDをかけていたら、Over the moonという歌に合わせて1歳次男が「milk」「gotta gotta gotta gotta…」と喋っていたのでびっくりしました。

聞き取りやすい箇所、発音しやすい箇所というのがあるんでしょうね。

 

また、3歳長男は私がAllegianceのCDをかけていたら「またGamanの歌か」と言っていました。彼はおそらくGamanというのが英語だと思っている気がします。(日本語の文脈で我慢という単語を知る前に、AllegianceのGAMANに慣れ親しんでしまったので)

 

ミュージカル本体を知る前に曲だけ知ってしまって良いのかしら

普通はミュージカル曲というのは、映画で観るにせよ舞台で観るにせよ、ストーリーや登場人物があって初めて楽しめる音楽だと思うのです。

ところがうちの息子たちは、一切のストーリーを知らないままに、ミュージカル曲を何度も何度も聴かされています。私の趣味によって。

 

もしかして将来、息子たちがこれら名作とされるミュージカルを舞台で観たときに、「なんだこれは…こんな面白いストーリーの一環としてあの歌があったのか!」「僕がわけもわからずmilkとかgotta gottaとか歌っていたあの歌は、こんな情景でこんな風に歌われる歌だったのか!」と衝撃を受けるのかもしれません。

 

そのとき、息子たちはどう思うのでしょうか。初めて観る舞台なのに歌をすべて知っているのは、楽しいのか?それとも魅力を損ねてしまうのか?

さっぱりわかりません。私自身は、ミュージカル曲だけを先に覚えるほど聴いたうえで舞台を観た経験がないので。

 

私は吉田拓郎の英才教育を受けました

私自身について言えば、母親が吉田拓郎の大ファンなので、小さい頃からよく吉田拓郎の歌を聴いて育ちました。しかし吉田拓郎の歌はそれ単体で成立しているので、「本来知るべき順番と違った」という感じはしません。

母の英才教育の成果で、私は今でもふとした瞬間に「僕の髪が 肩までのびて君と同じになったら」と口ずさんでしまったり、コカ・コーラを見ると「コカ・コーラがちんちんちん」と脳内に流れたりします。

 

誰か経験者はいませんか

もし、ご両親の趣味によって何らかのミュージカル曲を「ミュージカル本体を知るよりずっと先に」知ってしまった経験がある方がいらしたら、初めてミュージカル本体を観たときにどんな気持ちになったか教えてほしいです。

(レアな経験すぎて経験者がいないかもしれませんが…笑)

 

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