ミュージカル大好きです
突然ですが、私はミュージカルが大好きです。特にライオンキング、レミゼラブル、アイーダ、屋根の上のバイオリン弾き、Wicked、美女と野獣、オペラ座の怪人など。
そして育児で感情が高まると脳内で勝手にミュージカル曲が流れることがありまして。
個人的に 「育児でミュージカル」 と呼んでいます。
日々少しずつメモしていたらどんどん溜まってしまったので、いくつかTwitterで放出してみました。
おそるおそるツイートしました
ただ、これをTweetするのはかなりためらっていたのです。なぜなら私の「育児でミュージカル」を面白いと思ってくれるのは、
・(私の好きな)ブロードウェイミュージカルが好きで
・しかも英語で歌詞を把握していて
・しかも乳幼児の子育て中
という、かなり限られた人だけだと分かっていたからです。
案の定、初めて連投したときはフォロワーさんが10人減りました。笑
しかし、こう考えたのです。「どうせ趣味でやってるTwitterなんだから、私が面白いと思うものを好きなようにつぶやけばいいんだ。育児でミュージカルに全く関心のない人がうるさいと思えばフォローを外せば良いだけだから、遠慮する必要はないのだ」と。
そしてもしかして私の他にも「育児でミュージカル」しちゃってる仲間と出会えたら良いなと、ちょっとだけ期待もありました。家族にはあまり通じないネタなので、ひとりで抱えているのがちょっと寂しかったので…。
日常の中の「育児でミュージカル」
もし、下記に出てくる曲が全部わかる方がいたら親友になれる気がします。
ルミエールのように食事を勧めたい
3歳長男と1歳次男にゴマ豆腐を食べさせながら
私「Try the grey stuff, It's delicious. Don't believe me? Ask the dishes!」
(美女と野獣 "Be Our Guest"より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
このテンションで夕飯を食べさせたいですね。なおゴマ豆腐は不評でした。
ここにいるよ…
3歳長男「おかあさん、どこー?」
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
1歳次男「かーしゃーん!」
私「I'm here... that's all you need to know」
(レ・ミゼラブル「A Little Fall of Rain」より、一部改変)#育児でミュージカル
息子たちは私さえいれば満足なのです。 息子たちのおかげでエポニーヌに愛されるマリウスの気分を味わえるとは。
※ちなみに元の歌詞は「I'm here... that's all I need to know」です、念のため。
過大な要求
3歳長男(17㎏)と1歳次男(12㎏)が同時に「だっこ!」と要求してきたとき
私「I know expectations are wild, and almost beyond my fulfillment, but they won't hear」
(アイーダ"The Dance of the Robe"より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
もっといえば、「だっこ!」と言われそうな雰囲気のとき、同じ曲から"It's knowing what they want of me that scares me"の部分が脳内に流れます。
ハクナマタタに救われる
散らかった部屋のまんなかでやけくそになりながら
私「Hakuna matata! What a wonderful phrase!」
(ライオンキング『ハクナマタタ』より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
ハクナマタタと育児の親和性はすごいと思います。
これはなぜか日本語バージョン
私「あれ、誰かおならした?」
3歳長男「ちがうよ、次男くんだよ」
私「罪をひとに おしつけるのか」
(劇団四季アイーダ『この父親にして息子あり』より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
同じ曲の 「あたまがくるっている」の部分も頻出です。
暗闇にひびくヒュー・ジャックマンの美声
1時間半におよぶ寝かしつけを終えて、ついにハーゲンダッツを食べようとするとき
私「Woah, Ladies and Gents, This is the moment you've waited for」
(グレイテストショーマン”The Greatest Show"より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 4, 2020
待ち望んだ瞬間が…きた…!
親世代の育児知識をアップデートしたい
虫歯菌の感染予防のため箸は共有しないでほしいと伝えたのに、実母に「ちょっとくらい大丈夫よ、昔は親がかみくだいたものをあげてた」と言われたとき
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 5, 2020
私「Hey mama welcome to the 60's, Oh, oh, oh, oh, oh, oh」
(ヘアスプレー”Welcome to the 60's" より)#育児でミュージカル
日光浴させないとか、果汁は与えないとか、おしろいは不要とか、昔の育児知識からずいぶん変わってますからね。私がいつか祖母の立場になったら、「私の育児知識はもう古いはず」という謙虚な祖母でいたいなと思います。
ヘアスプレーのこの曲はテンション高くて良いですよね!
調子に乗り過ぎて叱られる1歳児
遊び中、調子に乗り過ぎた1歳次男が3歳長男の髪の毛を引っ張って泣かせたとき
私「Past the point of no return... No backward glances. The games we've played till now are at an end.」
(オペラ座の怪人”The Point of No Return”より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 5, 2020
「ポイント・オブ・ノー・リターン」という言葉は、元々は航空用語で「帰還不能点」(飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点)という意味だそうです(参照)。
1歳次男が3歳長男の足を踏んだりちょっと叩いたりしても長男は許してくれますが、「ポイント・オブ・ノー・リターン」を過ぎる瞬間は存在しますよね。大泣きする長男、私に叱られて大泣きする次男、脳内でオペラ座の怪人が熱唱する私。
母の愛の深さを知るがいい
夜、何度かけてもタオルケットを蹴り飛ばす長男&次男にタオルケットをかけなおしながら
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 6, 2020
私「Can you feel the love tonight? It is where we are」
(ライオンキング"Can you feel the love tonight"より)#育児でミュージカル
ただし、夫によれば私も寝ているときにタオルケットを蹴り飛ばしているようなので、暑がり母子なんだと思います。
自己矛盾する3歳児
3歳長男「お外いきたい」
私「お外いくならお着換えしないと」
3歳長男「やだ、お外いかない!」
私「So though I can't imagine how
I hope you're happy right now」
(Wicked "Defying Gravity”より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 9, 2020
これは脳内に流れただけでなく、本当に歌ったことがあります。
3歳児が非合理的な行動をとること自体は仕方ないと思うので、私はDefying Gravityを歌ってすっきりしました。 最後まで歌う頃には私も長男も気分が変わっているので、すんなりお着換えしてくれることもあります。
「意識高い育児」という自覚はあります
??「そんなに意識高く育児しなくても、手を抜いて良いのに」
私「I know. But I don't want it. No, I can't want it anymore」
(Wicked ”Defying Gravity"より)#育児でミュージカル— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 11, 2020
たまに言われます。甘いものをなるべく食べさせないとか、TVやスマホなどのスクリーンタイムを制限したいとか、絵本を読んで外遊びして…みたいなことを考えて育児していることについて、「もっと手を抜いて良いのに」と親切心から言ってくださる方はいます。が、私の気持ちは「I know. But I don't want it. No, I can't want it anymore」です。まあ私のやりたいようにやっていると思ってください…。
嬉しかった反応
誰にも伝わらない覚悟で連投したのですが、いました、仲間が…!!!
おたまさんのセンスに感服✨師匠とお呼びしたい。朝から脳内に色んな曲が流れて楽しい気分になりました。今日はproblem-free philosophy で育児がんばります🦁
— なでしこ@二児の母 育休中 (@nadeshi_koko) August 4, 2020
うわーめっちゃ嬉しい!!! ハクナマタタ!!!
もうすぐ立てそう!あとちょっとで歩けそう!がんばれー!!って時とか、怖がり息子が興味あるけどあと一歩踏み出せない…みたいな時に、「あんりーみてーっ!」(defying gravity)って応援したくなる笑#育児でミュージカル
— まとりょーしか ver.母 (@shimakorpokkur) August 5, 2020
わかる!!子どもの可能性はまさにunlimitedです。しかも母と一緒ならTogether we're unlimitedですよね。
そして育児で脳内に流れる音楽は、ミュージカル曲に限らないようです。
たまたま昨日子に初胡麻豆腐を出し、怪訝な顔をされましたが、次はその台詞言ってみたいです。
— 見たことがある (@deja__vu__) August 5, 2020
(ミュージカルでないですが)
子が最高に可愛いとき
“On the day that you were born the angels got together and decided to create a dream come true”
Close to you -Carpenters
カーペンターズの名曲。この歌詞を「子どもが産まれた日」にあてはめると泣けてきますね…。
育児をしていて、喜怒哀楽が盛り上がったときに脳内に流れてくるミュージカル曲がある方はいませんか。いたら友達になってください!!!
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