最近、「視覚優位」「聴覚優位」などの認知特性について知りたい気持ちが高まってまして、「認知特性」でGoogle検索して一番上にでてきたテストを受けてみました。
結果がこちら。
感想
・うん、私の各認知特性はすべて15~45点のあいだにあるので、バランスの良いタイプだな
・知ってた!(ものすごく苦手なものもないし、ものすごく得意なものもないので)
・とはいえ、「文字や文章を読んでそのまま頭の中で再現する」のは比較的得意(40点)で、「音楽的イメージを脳に入力する」「カメラのように映像を記憶する」のは比較的苦手(19点、20点)な様子
・質問シートに応える中で、「そうか私はテレビ番組に字幕があったほうが分かりやすいと感じるけど、逆に字幕があるとわかりにくい人もいるんだな」「初対面の人の顔を覚えていられない=その人に興味がない、とは限らないんだな(認知特性によって異なる可能性がある)」など、世の中にはいろんな認知特性の人がいることを再認識しました
・質問票の項目、ちょっと古いかなと感じました(例:自宅への道順を説明するときに地図を書いて渡す人ってもういないのでは?住所を送ればGoogleマップで見られるし。)
面白かったので、興味ある方はやってみてください。
いつか息子たちにもやってみてほしいです。
このテストについて
この「本田40式認知特性テスト」は小児発達医の本田真美氏が開発したテストとのことで、視覚優位/言語優位/聴覚優位などの認知特性を簡単に知ることができます。
下記サイトからエクセルをダウンロードして入力するだけです。簡単でした。(無料です)
認知特性に合わせた勉強法
なお、認知特性に応じて勉強法を工夫するとよい、ということがこの本には書かれています。複数の専門家による共著で、本田真美氏も共著者の1人です。
※この本にも本田真美氏のテストは載ってますが、計算がちょっと面倒なので上記のエクセルを使った方が結果を出すのは楽です
私は④辞書タイプの傾向が強めなので、文字や文章を見て思考し、記憶するのが得意。言われてみれば、ノートに書き出すことで思考を整理するのは確かに学生の頃からしていました。
このブログも、自分の思考をひたすら書き出すことで整理している感じです(いつも読んでくれる方、私の思考に付き合っていただいてありがとうございます)。
我が子の認知特性が自分と同じとは限らない
私が重要だと思うのは、あくまでも「私の場合は」文字を見たり書いたりする作業を繰り返すことで学習を進めるのが向いているだけで、「私の息子たちが」同じタイプだとは限らない、ということです。
息子たちがどんな認知特性を持っているのか、私にはまだ分かりません。
もしかしたら「イラスト化、図版化することで記憶しやすくなる」タイプかもしれないし「音声化した情報を繰り返し聴くことで記憶しやすくなる」タイプかもしれない。私と同じように「書き出すことで記憶しやすくなる」タイプかもしれない。
でも少なくとも「私の認知特性とは違うかもしれない」と認識しておかないと、自分がやってよかった学習方法を無自覚に子供に押し付けかねないな、と思っています。
もうひとつ、これは過大な要求でなければ良いなと思いつつ書きますが、学校の先生方にも「クラスの生徒にはいろんな認知特性を持つ子がいる」「自分と同じ認知特性とは限らない」ということが知られていると良いなと思います。
うちの長男もあと1年すると小学生になるわけですが、自分にあった学習法を見つける手助けを、親である私ももちろんしていきますし、学校の先生にもサポートしていただけると良いな、と思っています。
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