「手を出さないで」という7歳長男
7歳長男「今日の唐揚げはひとりで作りたいから、お母さんは手を出さないで」
私「え」
長男「いつか大人になってお父さんになったら唐揚げを作れるようになっておきたいから」
私「わかった(ドキドキ)」
昨日スーパーで一緒に買った(消費期限が今日までなので20%オフになっていた)大容量の鶏肉を冷蔵庫から出して、片栗粉と小麦粉をまぶして、フライパンに油を入れて、そっと鶏肉を揚げていく長男。
一応私も隣でサラダやお味噌汁を用意しながら長男を見守ります。
そうかあ、もう君はひとりで唐揚げを揚げられるようになったのか…。
次男の活躍
その間に5歳次男がテーブルを拭いて箸とコップを並べて、さらに暇だったのでブドウも切ってくれました。ブドウを半分に切るのってちょっと怖いんですけど、まあこれも次男が「ひとりでできる」と言うので見守りつつひとりでやらせました。ドキドキ。
長男が台所で揚げ物をしていて、次男が食卓で包丁を使っているよ!!すごい!!
数年前の自分には想像もできなかった光景です。
5年半前の地獄絵図
1歳長男にハンバーグをこねさせてたら、突然たまねぎ(生肉つき)を口に入れたので慌てて吐き出させて口内を洗ったんだけど、生肉の味と私の悲鳴でパニックになった長男がギャン泣きの末にゲロ吐いて、つられて泣いた0歳次男がウンコして背中まで漏れて、地獄絵図に…
反省: 1歳児に生肉調理は早かった— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) February 24, 2019
このときは本当にひどかった…
1歳児に生肉を触らせてしまったことを深く反省しました。。
成長した長男
最近の7歳長男はハンバーグづくりが大好きでして、私がスーパーで「焼くだけでできる」ハンバーグを買おうとすると「ちゃんとひき肉と玉ねぎから作ろうよ、長男くんが作るからさ!!」と訴えてきます。正直言って面倒ではありますが、私の心と時間に余裕があるときは長男のリクエストに応えます。
まあ面倒ではありますが、玉ねぎのみじん切り以外はほぼ長男が手を動かしてくれるので、私は口を出すだけでハンバーグが出来上がっていくのでまあいいか、と思っています。
玉ねぎのみじん切りは手を切りそうで怖いからまだやらせていないのと、長男は「玉ねぎを切ると涙が出るから…」とあまりやりたくなさそうです。うん、まだいいよ。
5歳の頃:ハンバーグ、5歳の包丁と3歳の型抜き
写真フォルダを見返したら2022年に当時5歳の長男と、当時3歳の次男とで生肉をこねてハンバーグを作っている写真がありました。うーん可愛い。
この頃は妙に息子たちが「ひき肉をこねる」のにハマっていて、写真フォルダにはピーマンの肉詰めを作る息子たち、手作り餃子を包む息子たちの写真もありました。泥遊びというか粘土遊びというか、この「こねる」というのが楽しかったみたいですね。
長男がピーマンを包丁で縦半分に切っている写真もあります。
ただしさすがに5歳3歳だったころは揚げ物はやらせておらず、息子たちが骨付き鶏肉に粉をまぶしている写真があるものの、揚げるのは私と夫がやっていたようです。まあそうだよね。
あと、ニンジンを①私が縦半分に切ってから、②長男に斜め切りしてもらう、というのもこの頃の写真にありました。そうそう、ニンジンを縦半分に切るのってつるっとすべって手を切りそうだから危なくて任せられなかったんですよね。…というか、7歳の今でもそれはやらせてないです。私が心配性なだけかもしれないけど。。
写真を見ていると「5歳長男には包丁を、3歳次男には型抜きを」もたせている様子が多いですね。
薄く焼いたホットケーキや柔らかくしたニンジン、あとはスライスチーズなんかを次男がひたすら星やハートやクマの形に抜いています。
3歳の頃:大根おろし、お月見団子、ミニトマトへたとり、トウモロコシの皮むき
もっとさかのぼると、長男3歳、次男1歳のときに大根をおろしがねですりおろしている写真もありました。超楽しそう。
3歳1歳のときはお月見団子を作ったり、ミニトマトを収穫して洗ってへたをとったり、トウモロコシの皮をむいたり、ケガをしなさそうな活動が多いですね。当然か。
2歳の頃:梅干しづくり、ピザづくり
2019年、2歳の長男が梅干を作っている光景もありました。7月頃に「朝5時に起きて干している梅をひっくり返している」写真と、8月頃に「干し終えた梅を塩漬けにしていく」動画です。
たどたどしい口調で長男が「おいちくなーれ、おいちくなーれ、おいちくなーれ」と干した梅を容器に入れていく様子がもう可愛くて可愛くて…
この頃はピザづくりもブームでしたね。スーパーで安いピザを買ってきて、その上にコーンや玉ねぎやキャベツ、チーズをたっぷり載せてトースターで焼きます。具を並べるのが2歳長男は大好きでした。
7歳5歳になった今でも、夕飯はピザにしよう!というと息子たちは喜んで具を用意してくれます。具を自分で切ってくれるようになったのは嬉しい成長ですね。
1歳の頃:ピーマンの解体
2018年に、1歳の長男が生のピーマンを真剣な表情で解体している写真もありました。洗っただけの丸ごとのピーマンを渡したら一生懸命にバラバラにして、そのあと生のまま長男が食べたようです。
あれー、7歳の今は「ピーマン嫌い」って言ってるけどな…1歳の頃はもりもり食べてたのか…。
あとは1歳の長男がおままごとセットで遊んでいる様子もありますね。おもちゃの包丁でおもちゃの魚を切ったり、おもちゃのフライパンでおもちゃの肉を焼いたりしています。うーん料理好き。
1歳長男がビニール袋に入れたイカ天を砕いている写真もありました。お好み焼きの具かな。
子どもの成長、すごい
すべての写真は見返せないのでとりあえず8月~9月くらいの写真をこの6年分くらいざっと見返してみましたが、年々息子たち(特に長男)の料理スキルが高まっていることを改めて実感しました。
割といろんなことを積極的にやらせるようにしてきたと思いますが、(生肉を口に入れちゃった事件以外は)大きな事件もケガもなく、今のところ「自分は料理が得意である」という気持ちでいてくれることは嬉しいなと思います。
参考にした本たち
私の本棚にはこの本があります。当時、すごく面白く読んだ記憶があります。
料理は体験の宝庫。なんでもやってみたい幼児たちには、〈たたく つぶす まぜる きる〉といった料理の動作すべてが、わくわくする新鮮な経験です。
安心してはじめられる18のかんたん・おいしいレシピはもちろん、安全に作業しやすい台所にする方法や包丁の選び方、「親はどう見守ったらいいの?」という疑問に答えるアドバイスなども満載。
子どもが〈ほんまもん〉で育つ料理教室を大阪で開催してきた著者が伝授する、親子でたのしむおいしい時間のつくりかた。
こんな方にお勧めです。
・子どもに「お料理ができる人」になって欲しい
・子どもが毎日台所に来て困る。どうしたらいいか分からない
・イヤイヤ期の我が子に手を焼いている
・「大丈夫かな?」と心配だけど、我が子に台所仕事させてみたい
この本もある。どちらも2歳からのお料理ですね。
私の野望
この先、息子たちがいつまでも料理好きでいてくれると嬉しいですけど、どうなっていくんでしょうね。
私の野望は、息子たちに丸投げして美味しいものにありつくことです。
いつか息子たちに「お母さん、p32のパストラミビーフ&ポテトフライのサンドイッチが食べたいなあ。お財布貸すから材料買うところからお願い!」と丸投げして美味しいサンドイッチにありつきたいものです。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) August 25, 2020
【卵×パン】をひたすら追求した人の書いたレシピ本 - おたまの日記 https://t.co/YzElFsw31R
【合わせて読みたい】