おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

行って良かった、学童説明会

学童説明会で言われて「おおー」と思ったこと

・制度上は6年生まで通えるが、実際は4年生以上でこの学童に通っている子はゼロ人です(定員より希望者が多いので、1年生~低学年を優先して入所させる仕組み)

・4年生になったらなんらかの形で(民間学童、塾、家で留守番、習い事…)この公立学童以外の場で過ごすことになるのを前提に、今から準備を始めてください

・1年生のうちから少しずつ、家のカギを開けて家に入ったら「ちゃんとカギを閉める」習慣をつけたり、カギをなくしたらどうするのか(学童まで戻るのか、近所の家のチャイムを押すのか)を決めておく。放課後にお友達と約束して遊ぶ方法や、災害時・不審者にあったらどうするのか、少しずつ学ばせてください。4年生になっていきなりできるものではありません

 

きびきびした先生が、子どものことを一番に考えて「今、新一年生の親に知っておいて欲しいこと」をテキパキ説明していく会でした。すごく良かった。

しかも説明会が学童の部屋の中で開催されたので、うちの長男が4月3日から過ごすことになる空間をじっくり見学できてとても有意義でした。掲示物とか時間割とか、まさに百聞は一見にしかずという感じです。

 

長男が4月からお世話になるのは近所の公立小学校に併設されている公立学童です。同じ保育園のお友達も複数名いるようなので、親としてはひとまず安心しています。

 

なぜか学童説明会の参加者が母親率100%でした

説明会は参加必須(オンライン不可)の平日17時開始で、私は仕事を途中抜けして参加しました。

意外だったのが、参加者(50人くらい)が全員女性だったこと。

 

前に保育園送迎の男女比を数えたときは25%が男性でした。うちの保育園の保護者だけでなく、近所では結構「子育てを主体的に担っているお父さん」の姿をよく見ます。

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ちなみに小学校の入学説明会は平日の14時に開催されましたが、我が家からは夫が参加しています。

 

今回の学童説明会、さすがに50人いて全員母親なのは意外だったので、ちょっと理由を考えてみました。

・幼稚園出身者と合流したから:保育園では父母比率が1:4くらいだったけど、幼稚園では1:9くらいだったのかもしれない

・いわゆる「小1の壁」が高いから:上の子がいる家庭も多かったので、上の子の小1の壁で仕事を短時間にした母親がいて、その人たちが説明会に来ていたのかもしれない(夫婦どちらかが育児のために短時間勤務にする場合、母親側がそうする家庭が多い)

・説明会を「母親同士のネットワーキングの場」と捉えている人が多い:これはTwitterで複数の方から教えてもらいました。私は単なる説明会だと思っていたのであまり夫婦のどちらかいくかこだわりませんでしたが、ここでネットワーキングしたい人は「あえて」母親が参加する、ということがあるようです

・そもそも母親参加率が高いと知っているので、父親が参加をためらってしまう:これもTwitterで教えてもらいました。学童の説明会に参加したら自分以外全員母親だったという経験をした男性もいて、気まずいので次回以降は参加をためらう…ということのようです

・父親が説明会に参加すると情報伝達に支障が出る場合がある:これもTwitterで複数の方からコメントがありました。持ち物の準備を自分ごととして捉えていないので聞き漏らしがあり、「夫には任せられない」と判断した家庭も少なくないようです

 

とはいえ、Twitterでは普通に学童説明会に多くの父親が参加していた学童もあるそうなので、これは地域性やタイミングも影響しているだろうな、と思います。

ただ「たまたま全員女性だった」とまでは思えず、うちの学童で今回参加者50人全員が女性なのは何かしらの理由・傾向があるのではないか、と。

 

私が何を気にしているのか

私がなぜこんなに説明会の男女比を気にしているかというと、過去に書いたこのブログとほとんど同じです。

個別の家庭で、子どもの予防接種スケジュールを母親が管理してようが父親が管理してようが、私が口を出すことではありません。

私が問題だと思っているのは、「日本全国で予防接種のスケジュールを母親だけが管理している家庭が大多数なのではないか」ということです。

(中略)

個別の家庭で、結婚に伴って夫の姓を選ぼうが妻の姓を選ぼうが、私が口を出すことではありません。私が問題だと思っているのは、「日本全国で9割以上のカップルで女性側が姓を変えている」ということです。その背景に何があるのか、この不均衡によって社会にどんな影響があるのかに関心があります。

子どもの予防接種スケジュール管理が母親に偏ってるのはなぜだろう - おたまの日記

 

個別の家庭で、学童の説明会に参加するのが母親だろうと父親だろうと、私が口を出すことではありません。

私が気にしているのは、「保育園までの育児分担の男女比と、小学校以降の育児分担の男女比が、大きく変わるのではないか」「その背景に何があるのか、この不均衡によって社会にどんな影響があるのか」ということです。

 

ちなみに私の理想の社会は、学童の説明会は平日に開催される(共働きの親のために休日に開催してほしいとは思わない)、説明会のために仕事を休んだり早退したりすることが男女ともに普通にできるようになる、結果的に説明会参加者の男女比はほぼ半々、という感じです。

 

今後もPTAや学童の送迎(最初のうちは送迎が必須)などで、親の男女比がどんな感じなのかは気にしてみていこうと思っています。

 

まずは4月3日!

…と、つい参加者の男女比について考えたことを書いていたら長くなってしまいました。

一番書いておきたかったのは「学童説明会に行って良かった!」「学童からの出口を意識して、少しずつ長男に準備をさせていかねば」ということです。

4月3日に初めて学童に行く予定です。ドキドキ!

どんなお弁当にしようね!

 

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