「4月1日からの最初の1週間が一番大変だった」
お子さんが小学生になった先輩ママたちと立ち話をしていたら「4月1日からの最初の1週間が一番大変だった」と教えてもらいました。
私「そうなんですか…!具体的に何が大変だったんですか?お弁当?」
A先輩「うーん、お弁当やら朝の送り出しはなんとかなるのよ」
B先輩「そうそう、一番大変なのは子供のメンタル」
※このTweet群が予想外にバズっているので、少し補足しつつブログにも書くことにしました
お子さんが小学生になった先輩ママたちが「4月1日からの最初の1週間が一番大変だった」と仰るので具体的に何が大変だったのか聞いたら、
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) May 13, 2022
「お弁当やら朝の送り出しはなんとかなるのよ。一番大変なのは子供のメンタル」と。
・3月31日まで保育園でのびのび遊んでいたのに、翌日から1日中学童で過ごす
先輩ママたちの言葉
・3月31日まで保育園でのびのび遊んでいたのに、翌日から1日中学童で過ごすことになる(始業式は4月6日や8日なので、4月1日からの1週間は「学校はない」「保育園にはもういけない」ということで共働き家庭の子は終日学童に行くことが多いそうです)
・学童ではマスク着用でお昼は黙食、同級生とおしゃべりしようとすると「ソーシャルディスタンスをとって」と言われることもある
・遊び方にも制限があり保育園とは全然違う(例:屋外に出ていいのは○時〜○時だけ、鉄棒はだめ、ボールはだめ、大声はだめ、など。一部はコロナ対応のようです)
・まだ授業が始まらないので1日が長い(暇を持て余して、ただぼーっと座っていた子もいるとのこと)
・小学校ってこんなつまらない1日があと6年間も続くの?とお子さんに言われてハッとして、これは最初の1週間だけだよと説明したら少し安心した様子だったとのこと
※これは学童にもよると思いますが、学童の先生はあまり今後の見通しを子供に話してくれなかったそうです。昨日まで保育園児だった子たちを安全に過ごさせることで精一杯な感じ。
・授業が始まったら楽しくなってきたそうで、今はすっかり小学校生活を楽しんでいる
・とにかく最初の1週間が辛かった
なるほど…!という感じです。
上記は「私の息子たちと同じ保育園出身の子が」「私の息子たちが通うであろう公立小学校の地域の学童に行って」体験した話なので、私にとってはとても参考になりました。
学童のルールや雰囲気は地域によっても公設/私設でも違うようなので、日本全国で当てはまる話ではないというのはご留意ください。私のTweetのリプやコメントで多くのかたが体験談を共有しているので、関心ある方はご覧になってください。
私が来年、長男に言おうと思っていること
来年4月にうちの長男が小学生になったら、
・学童は保育園と違って屋外に出る時間が短かったり、最初はつまらないと感じるかも
・同じ保育園だったA君やB君も、最初はつまらなかったんだって。1年生は鉄棒を使っちゃダメって言われたらしいよ
・でも4月○日になったら授業が始まるから、新しいことを勉強するのは楽しいよ、楽しみにしててね
・慣れてきたら学童での自由度もだんだん増えてきて、今では鉄棒を使って良いことになったんだって。鉄棒を使えないのは最初だけだったんだね
と伝えねば、と思っています。
子どもの立場で想像してみると
保育園では「頼れる年長さん」として先生たちから信頼されて自由度高く遊んでいた6歳さんが、突然4月1日から「新人さん」になって、2年生以上は鉄棒を使ってもいいけど1年生はしばらく鉄棒なしね(安全のため)とか、「先生から信頼されてない」感覚もあるのかもしれないな…と思います。
思い返してみれば、私だって小学校6年生から中学校1年生になるときは「こないだまで最高学年として下の学年の子たちに頼られていたのに、今は何もわからない新入生になっちゃった」という感覚を持って戸惑っていたように思います。中学校から高校、高校から大学、さらに大学から社会人、というタイミングでも同様です。
うちの息子たちは物心つく前の0歳&1歳から今の保育園にお世話になっているので、「新人さん」になるのは小学校入学が初めてのタイミングです。そりゃあ戸惑うよね、ちょっと不安な気持ちになるよね、と思います。
親の立場で想像してみると
しかも親も4月1日から新年度が始まって仕事も気を抜けないし、さらに下の子が「お兄ちゃん/お姉ちゃんがいない保育園は嫌だ」と言い出したり、給食が始まるまではお弁当も毎日作らないといけないし、まあ最初の1週間がきつかったというのがよくわかります…先輩方本当にお疲れ様です。。
来年の4月時点で今と同じくらい在宅勤務できる状況だったら、割と私は家にいてあげられるので、長男が1日中学童にいることがきついようだったら早めに帰ってきてもらっても良いかな、と想像しています。
学童の指導員さんの立場で想像してみると
下記は厚労省のサイトで「学童保育指導員」の説明文からの引用です。40人の児童を2人で見るのも大変そうだけど、人材確保が難しいのでもっと少ない場合もあるようです。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが任用資格として都道府県の認定する「放課後児童支援員」があり、おおむね児童40人につき2名以上の同認定者を配置することが定められている。(中略)
なお、学童保育の事業者に対して放課後児童支援員の資格保持者の人員配置を「2名以上」と義務付ける全国統一基準が示されていたが、人材確保が難しいとの意見を受け、2020年度以降は市町村に人員配置規定の取り扱いが委ねられることとなっている。
学童保育指導員は子どもの生活と直接的にかかわるため、仕事の遂行にあたって人権やプライバシーの尊重、児童・保護者との信頼関係の構築、保育関連の専門性が求められる。また、業務遂行にあたって同僚とのチームワーク、必要に応じ学校、地域の関係者との連携が重要であり協調性やコミュニケーション力も必要である。更に最近では、外国籍の子どもや保護者が増えていることから、外国語の日常的な会話能力が求められるケースもある。
私が4月1日に新一年生を見る立場の学童スタッフだったら、いろんな保育園や幼稚園出身の子どもたちを安全に怪我なく過ごさせるだけでも大変だろうな、と思います。
しかも今はコロナ感染にも気を配らないといけないので、消毒の手間もあるし、ちゃんとマスクをつけているか・苦しくなっていないか観察しないといけないし…。
来年の4月1日からの1週間をどう過ごすか
ちょっと不安な話が続いてしまいましたが、お子さんによっては学童が楽しくて楽しくて「授業より学童の方が良い!」という子もいるそうです。
4月1日から学童に通ったことで早めに学童や小学校の雰囲気に慣れることができたり新しいお友達と仲良くなったり、良い面もあります。
うちの長男が実際に来年4月1日に学童に入ったらどんなふうに感じるのかは未知数なので、まずは長男の様子を観察したり、話をゆっくり聞く時間を取らないといけないな、と思っています。
その上で、下記のような選択肢から「どうするか」を長男と話し合って決めようと思います。
・4月1日から毎日、終日学童に行く
・学童に毎日通うが早めに帰宅して、「在宅勤務中に長男が同じ家の中にいる」という時間を持ってみる
・学童に行く日を少なくする(隔日とか?)
・学童に全く行かない(←たぶんこれはよほどのことがなければ選択しないと思います)
以上です。
あ、ランドセルどうするかも考えないと!
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