おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

「早く寝ないとおばけがくるよ」は言わないことにして、玄米を食べることにした話(読書記録:「原因と結果の経済学」、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」)

遅ればせながら「原因と結果の経済学」を読みました。

因果関係があるというためには何が必要なのか、綿密にかつ分かりやすく書かれており、大変勉強になりました。

 

書き出しが面白いのでちょっと引用します。

・メタボ健診を受けていれば長生きできるのか

・テレビを見せると子どもの学力は下がるのか

・偏差値の高い大学へ行けば収入は上がるのか

 

「イエス」と答えた人は多いはずだ。

しかし、経済学の有力な研究は、これらをすべて否定している。

 

私は因果関係と相関関係の違いについてなんとなく理解はしていても、つい「体力のある子どもほど学力が高い」と聞くと、そうか子どもに体力をつけさせねば…と単純に思ってしまいがちなので、この本はとても勉強になりました。

 

子育ての参考になりそうなこと

・「早く寝ないとおばけがくるよ」といった「怖がらせて言うことを聞かせる」教育は、一見効果があるように見えるが、長期的には害悪になる可能性がある

・教育はそれを受けた本人だけでなく、次の世代の子どもたちにも恩恵をもたらす、最も割の良い投資(例:母親が大卒だと産まれてくる子供の健康状態が良い。理由は生活習慣)

 ・学力の高い友人に囲まれても自分の学力は上がらない ←これはちょっと意外でした

 

子育ては関係ないけど面白かったこと

子育ては関係ありませんが、「男性医師よりも女性医師が担当したほうが、患者の死亡率が低い。理由は女性医師のほうが診療ガイドラインに則った診療をしている割合が高く、患者とより密なコミュニケーションをとっていること」というのは驚きました。(※この研究は内科医を対象としたもの)

東京医大の女性差別事件で、女性医師は戦力にならないといった意見を見聞きしましたが、女性医師のほうが良い側面もあるわけですね。

 

おまけ:もう一冊オススメ

上記の本の共著者のひとりである津川友介先生の著書、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」もとても面白いのでオススメです。

 日本で氾濫する「〇〇を食べると健康になる」といった情報にうんざりしている人は、この本を読むと幸せになれると思います。私はこの本を読んで以来、食生活を下記のように変えました。

・白米をなるべく玄米におきかえる(全部玄米だと味気ないので、白米1:玄米1でご飯を炊いたり、カレーの日は100%玄米にしたり、使い分けています)

・豚肉、牛肉の代わりになるべく鶏肉と魚を食べる(特に外食でメニューを選ぶときは、このルールのおかげで悩む時間が減りました)

 ・果物を積極的に食べるが、フルーツジュースはなるべく飲まない

 

全部「なるべく」と書いていることからお分かりのように、かなりゆるく実践しています。白砂糖がたっぷり入ったお菓子も食べているので、著者の津川先生が私の食生活を見たら怒られそうです。笑

ただ、この本を読んで「(しっかりしたエビデンスのある)健康的な食事とはこういうものだ」と知識を得ることができたので、読む前の自分よりは良い食生活を自然に送ることができていると思います。