タイトルの通りです。本当に申し訳ないんだけど、子どもの食べ残しを食べるのをやめました。理由は下記の通りです。
・子どもの食べ残しを美味しくないと思ってしまうから
・美味しくないものを食べるのがつらいから
子どもの食べ残しは美味しくない
主に2歳長男の食べ残しなんですが、
・口にいれてモグモグした結果、口に合わなかった/飲み込む気分にならなかった、などという理由でお皿にべーっと出されたもの(原形をとどめない白身魚とか)
・お皿の上で混ぜ混ぜされて、味がめちゃくちゃに混じりあったもの(納豆味のバナナとか)
・手で握りしめすぎて原形をとどめていないもの(ぎっちり握りしめられた食パンとか)
こういうものです。決して美味しくないです。
なお0歳次男の食べ残しは、ドロドロのおかゆと野菜ペースト(塩味なし)とかなので、やはり美味しくないです。
美味しくないものを食べるのはつらい
MOTTAINAI精神を発揮して、頑張って食べ残しを食べきっていた時期はありました。でも、正直、上述のような食べ残しを口に含むと、食欲が落ちます。せっかくの食事が楽しくなくなるというか…。
私はやせたいなと思いながらも食べるのが大好きなのでなかなかやせないんですが、そんな私にとって、「決して美味しくないものを無理に食べる」「美味しくないものでカロリーを摂取する」のはとてもつらいことでした。どうせカロリーをとるなら、心底美味しいと思うものでとりたいのです。
結果、長男が食べ残そうとすると厳しめに「ちゃんと食べなさい!」「食べるって言ったからあげたのに!」と言ってしまうことがありました。
でも、長男もまだ2歳なので、食べ始めるまでは本当に食べる気だったのに、いざ食べてみたら食べたくなくなるということもある程度は仕方ないと思います。それを、私が彼の食べ残しを食べたくないという理由で厳しく指導されるのは可哀そうだなと感じていました。
うん、やめよう。
食べ残しを食べないといけないと思うからつらいんだ。捨てればいいんだ。
という経緯で、食べ残しを食べるのをやめました。
そもそもなぜ食べ残しを食べていたのか
理由はふたつあります。
・食料廃棄を減らしたいから
・良い母親だと思われたいから
食料廃棄を減らしたいから
一点目の「食料廃棄を減らしたい」は割と同意されやすいかと思います。食料廃棄/フードロス問題は深刻だし、家庭内での食べ残しもなるべくしたくないと思っています。
フードロスについては例えば下記の記事が詳しいです。
フードロス:年間621万トンの真実 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
私は割と意識高めの消費者なので、スーパーで買い物をする際、ちらっと賞味期限・消費期限をチェックして、古いものから買います。牛乳とかヨーグルトとか、我が家はさっさと消費してしまうので、「1日でも賞味期限が長いものを買おう」とは思っていません。
たまにスーパーの棚の奥のほうまでガサゴソしながら、少しでも新しいものを買おうとする人をみかけますが、皆がそうすることによって本来なら捨てなくてすんだはずの食品が捨てられてしまうわけです。よろしくないですね。
ちょっと脱線しすぎました。というわけで、家庭でも食べ残しをなるべくしないようにしており、当然子どもの食べ残しも「私が食べる」という解決策によって解決しようとしていた…わけです。
でも子どもの食べ残しはたいした量ではないので、本当に申し訳ないけど今後は捨てさせてください。。
良い母親だと思われたいから
これは特に実家/義実家での話です。私の母は、私や弟の食べ残しを完食する人でしたし、今も孫(私の息子たち)の食べ残しは「あぁもったいない」と言いながら食べる人です。さらに夫も義母も、息子たちの食べ残しはあまり抵抗なくぱくっと食べる人々です。
こういう人たちの前で子どもの食べ残しを捨てるのは大変な勇気がいることです。そして特に深い理由はないと思いますが、食べ残しは母親である私の前にひょいっと置かれることが多いので、当然私が食べることを想定されているようです。
これは…踏み絵なのか…?
息子の食べ残しをちゃんと食べられる母親であるかどうかを見られているのか…?
などと思いながら、笑顔で食べ残しを食べきること数回。
うん、もうやめよう。とりあえず夫が同席しているときは夫に回すことにして(笑)、どうしても無理なときは「すいません!わたし食べ残しダメなんです!」と正直に言おう。食べ残しを食べなくても、私が良い母親であることはみんな知ってるから大丈夫。
今後の方針
今まで:原則として息子の食べ残しは私が食べる。どうしても無理なときは残す
今後:原則として息子の食べ残しは捨てる。私が食べたいときは食べるし、食べたい人は食べれば良い
※「私が食べたいとき」の食べ残しレベルは、たいてい「長男がひとくちかじって綺麗に残ったパン」とか、「ほぼ手付かずのまま茶碗に残ったご飯」くらいです。
最後の難関
実は最後にして最大の難関が、2歳長男本人です。彼はなぜか私に食べ物を与えることが大好きなので、自分が途中までモグモグしたものを突然わたしに「はいっ」と笑顔でくれることがあります。ここで私が食べないと怒るので、仕方なく食べること数回。
昨夜は「お母さんはそこまでモグモグされたものは食べたくないです」と言ってみましたが、「おかーたん!たべて!」と言われ続けるので根負けして食べました。
これにどう対処すべきかまだ答えは出ないです…。
こんな食欲を失わせる長文にお付き合いいただきすいません。子どもの食べ残しを躊躇なく食べられる人、偉いと思います。素晴らしいです。
でも世の中にはこんな母親もいるんだなーと思っていただければ幸いです。
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