おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

腕立て伏せをやり続けたあとは腹筋をやりたくなる

人生で初めての転職をしました。

 

大学を卒業して新卒で入社した会社で勤続12年。2度の産休育休をとらせてもらいながら働いてきました。やりがいのある仕事、在宅勤務など柔軟な勤務体系、良き先輩・同僚たちのおかげで本当に恵まれた12年間だったと思います。

母に転職の話をしたら「あんなにいい会社やめちゃうの?もったいない」と言われました。

正式な退職の1週間ほど前に、社内外のお世話になった方300名くらいにメールでご挨拶をしたところ、想像以上に多くの方々から暖かい返信をいただいて、その返信に返信するだけで半日以上かかりました。

 

転職の理由

転職の理由はひとつではなくて、信頼する友人からのお声掛けで素晴らしいご縁をいただいたこと、自分の裁量や影響力をもっと増やしてみたいと思ったこと、働き方や給与のこと、大学院での学びも影響しているし、35歳という年齢的に「これ以上ひとつの会社にいたら固まってしまう」という感覚もありました。

せっかく積み上げてきた信頼貯金や人間関係がゼロにリセットされてしまうことへの恐怖もあったのですが、いろんなリスクをとってでもやる価値がある挑戦だと感じています。

そして夫婦共働きであることは転職の背中を押してくれたと思います。(もし片方がなんらかの事情で働けなくなっても家族が路頭に迷うことは無いので、多少のリスクは取っても良いと思える)

 

腕立て伏せをやり続けたあとは腹筋をやりたくなる

最近よく聞いているポッドキャストで「世界をほんのちょっと優しくするラジオ」というシリーズがあるのですが、この第2回で語られた「腕立て伏せをやり続けたあとは腹筋をやりたくなる」というたとえが秀逸だなと思っています。

 

私はこの10年間、腕立て伏せをずっとやってきたのだ、と。

大変なときもあったし自分の成長を感じて嬉しい時もあったし、だいぶ腕はたくましく強くなってきたようにも思いますが、まだまだ鍛える余地はたくさんあります。でもそろそろ腹筋をやりたくなったということなのだ、と、このポッドキャストを聞いて勝手に納得してしまいました。

私の腹筋はこれまであまり鍛えたことがない部位なので最初はキツイと思うのですが、自分で決めたことなので、やり遂げようと思っています。

 

この選択が正解だったと私自身が数年後に振り返って確信できるような成果を出していきたいし、私を採用してくれた人たちにも、私の家族にも、(そしてできれば古巣の会社にも)、「あのときの選択は正解だった」と思ってもらえるように頑張ります。

 

おまけ:ポッドキャストに出演させてもらいました

先日、光栄なことに「世界をほんのちょっと優しくするラジオ」にお招きいただきました。しかも2回も!

先輩方の洗練された語り口に比べるともう本当にお恥ずかしい限りですが、よろしければ聞いてみてください。

Part1

Part2

 

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