少し前のブログで書いた通り、会社の定期健康診断とは別に、自費で人間ドックを受けてみました。
私の周囲では、私より若い人でも「人間ドック?受けてますよ!」という人もいれば、私より10歳以上歳上の人で「会社の定期健康診断以外は受けたことない…人間ドックってなにするの?」という人もいました。
少し時間とお金はかかりますが、一度は受けてみたら良いのではないかと思います。
今回、私の人間ドックの結果では特に大きな病気は見つかりませんでした。
ただし胃カメラの結果、胃に炎症のあとがあるということで、胃がんのリスクは高めのようです。私は親が胃がん経験者で私自身も20代の頃にピロリ菌が見つかって駆除したことがあるので、今後も胃がんは注意していかないといけません。
初めての「鼻から胃カメラ」
私の年齢(34歳)で、口からの胃カメラも鼻からの胃カメラも両方経験した人はなかなか珍しいようです。
私は20代の時に定期検診でピロリ菌が見つかって、胃カメラを口から入れて胃の炎症を検査してもらったことがあります。口からの胃カメラは本当に苦しくて…思い出すだけでオエっとなります。改めて考えると、口や鼻からカメラを入れて胃まで見に行くのってすごいですよね…
今回の人間ドックでは「鼻から胃カメラ」を選べる病院を選びました。技術が進歩してカメラが小さくなり、鼻の穴から入るサイズのカメラがかなり普及してきたんですって!すごい!
私の個人的な経験&感想は、下記の通りです。
口からの胃カメラ
・喉に麻酔をかけるため、麻酔薬でガラガラうがいする
・麻酔がかかっているので痛みはないが、カメラを飲み込むときは嘔吐感が強く、ものすごく「オエっ」となる
・胃カメラ検査中は、涙と鼻水とよだれが顔からひたすら出続ける
・病院の先生が「ほらここ、あなたの胃ですよ〜」と喋ってくれるが、反応する余裕なし
・終わった後は呆然として疲労感がすごかった
・二度とやりたくない
鼻からの胃カメラ
・鼻に麻酔をかけるため、鼻の奥に麻酔薬をプシュッとされる
・麻酔がかかっているので痛みはないが、鼻の奥にカメラのついたチューブを入れられる時は違和感がすごい
・喉を通る時はそれほど「オエっ」とならなかった
・胃カメラ検査中は、潤滑剤と鼻水の混じった液体が鼻からたれてくる(涙は出なかった)
・検査中に、ああこの胃カメラはFUJIFILM製品なんだな…と眺める余裕があった
・終わった後に鼻をスッキリさせたくてつい強めに鼻を噛んだら鼻血が出ました(強くかまないでくださいねと言われたのにうっかり…)
・もし今後の人生でもう一度胃カメラを入れるなら、口からよりは鼻からを選びたい
内視鏡検査の真っ最中に、ああこの胃カメラはFUJIFILM製品なんだな…と眺める余裕がありました。
— おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) April 19, 2023
10年前に口から胃カメラを飲んだ時は拷問かと思うほど辛かったので、技術の進歩に感謝です。
病院の先生いわく、喘息持ちの方だと初めから全身麻酔で眠っている間に胃カメラ検査を終えるのが推奨されるとのこと。
私は喘息がないので前回も今回も部分麻酔でした。「私も眠っている間に胃カメラしてほしいな…」とも思いましたが、全身麻酔には全身麻酔のリスクがあるのと、麻酔が抜けるのに時間がかかるので検査にかかる時間は増えるそうです。
部分麻酔だと終わってしばらくしたら自分で車を運転して帰れます。
ちなみに会社の先輩で、鼻の穴が小さくて「鼻から胃カメラは無理です」と断られた方がいるそうです。もっとカメラが小さくなるよう、今後の技術革新に期待ですね…。
おまけ:(私の会社の)定期健康診断との違い
ちなみに、人間ドックを受けることにした話を所属企業の医務室的な立ち位置の方に相談したら、「受けてみるのは良いこと」と背中を押されました。私と同じ会社で働いている人がもしこのブログを読んでいたら、ご参考までどうぞ。
・全額会社負担の定期健康診断で、人間ドックのベーシックな検査項目は網羅しているので、かなり充実しているほう
・ただし、当社の健診項目には肺のCTがない
・さらに35歳以下だと胃カメラがない
・人間ドックの補助が出ていた時代もあるが、今は補助はない
・というわけで、人間ドックの費用は自己負担になるが、それでも良いなら受けたら良いと思う
・(個人的な意見として)ガンが1㎝になるには10年かかるので、今年人間ドックをうけて何も見つからなければ、次は10年後で良いかもね
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