おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

初めてのバリウム検査

「私、今度初めてのバリウム検査なんです…」と言うと、年上の人たちがなぜかちょっと嬉しそうな顔をします。

 

「そうかそうか、おたまさんももう35歳か」

「バリウムはねー、大変よ」

「ゲップを我慢しながらぐるぐる回されるからね、頑張ってね」

 

まるで「ようこそ35歳以上の世界へ!」と大歓迎されているような気持になります。

※何歳から職場の定期検診の項目にバリウムが入るのかは職場によって違うと思います、うちの職場は35歳からです

うわさに聞くバリウム、いったいどんな味なのか。ゲップを我慢するというのはどれほど大変なのか。ぐるぐる回されるとはどういう意味なのか。

どきどきです。

 

検査当日

検査技師さん「あ、バリウム初めてですね」

私「はい」

検査技師さん「まずこの粉を飲んで、続けてこの液体を一気に飲んでください。少しずつ飲もうとすると苦しいからね、一気にね。ゲップしたくなると思いますけど、検査の精度が落ちるので可能な限り我慢してください」

私「はい…」

 

謎の白い粉と、謎の白っぽい液体を、(ええいままよ)と思いながら立て続けに飲み込みます。

こみあげてくる、空気。

 

私「あっ、ゲップでちゃいましたすいまs」

検査技師さん「ゲップしないでね、はいじゃあ機械の上に乗って、このコップを持って」

私(でっかいコップを受け取り、無言で指示に従う)

検査技師さん「はいこれがバリウムです、まずひとくちゆっくり飲んで」

私(ひとくち…なにこれ、甘くてもったりしてる…)

検査技師さん「はい、次はふたくち飲んで」

私(ごく…ごく…うん、ふたくちまでは何とか飲めるな)

検査技師さん「はい、全部飲んで」

私(まじかー!!!やっぱりこれ全部飲むのか!!!めっちゃ多いんですが!!)

検査技師さん「はい、ではコップをそこに置いて、機械が動きますからね、横の持ち手をしっかり握って」

私(ついにくるぞ…ぐるぐる回されるやつ…)

検査技師さん「はい、じゃあそのままゆっくりうつぶせになって」

私(え、自力でうつぶせになるの?機械の上で?)

検査技師さん「はい、次はあおむけになって、さらにもう一回転してください)

私(んんんん?自分で回転するの???回されるんじゃなくて、自分で回るの…?)

検査技師さん「はい、じゃあななめ45度を向いてください」

私(45度…)

検査技師さん「顔じゃなくて、お腹を!斜め45度にしてください」

私(あ、そうか顔を45度にしても仕方ないのか)

検査技師さん「頭の検査じゃないんでね、角度の指示は全部お腹についてですよ」

私(ごもっとも…しかしお腹がむかむかする…だいたい朝食抜きでふらふらなのに血を抜かれて目に光だの風だのあてられて、お腹を超音波エコーでぐりぐりされて、極めつけが変な粉と水とバリウムを大量に飲まされて…なんかこう…健康診断って体に悪そうだよね…うええ気持ち悪い、ゲップを我慢しすぎると嘔吐感に変わるという新たな発見…なに35歳以上の従業員はみんな毎年この苦行に耐えてるの…?ほんとに…?)

検査技師さん「はい両手でしっかり持ち手を握ってください、これから頭の方を下げるので握ってないと落ちますよ」

私(ぎょええええええええええ頭に血がのぼる…胃からなんか出てきそう…)

検査技師さん「はい戻しますねー、では右向いて、次はうつぶせになって… うーん、バリウムが流れちゃうのでもうすこし落ち着いてゆっくり動いてください、もう一回転してください」

私(わからん、私の胃は今どうなっていてバリウムはどう流れていくのだ)

(中略)

検査技師さん「はいもう一回転して」

私(これ…目安時間とか…ないのかな…まだ終わらないのかな…)

検査技師さん「お疲れ様でした、終わります。下剤をお渡しするので飲んでください。夕食までに白っぽい便が出なかったら、さらに追加で下剤を飲んでください。それから24時間経っても便が出ない場合は受診してください。バリウムは石灰なので、いつまでも腸内にあるとだんだんカチコチになって大変なことになるので、なるべく頻繁に水を飲んで、便が出るように頑張ってください」

私「えっと、この下剤を飲むと、石灰が混じった下痢便が出てくるということですか(これから仕事なのに???)」

検査技師さん「下剤の効果が出るのは早くても2〜3時間後です」

私「あ、そうなんですね…わかりました…」

 

朝食抜きで「早くご飯食べたいな」と思いながら健診に向かったはずなのに、病院を出るころには完全に食欲は失われていました。バリウムの威力、恐るべし。

健康診断後に喜んでラーメン食べてた若い頃が懐かしいです…

 

考えたこともない、便座の材質について

このあと会社で会った先輩に「初めてのバリウム検査でした」と言ったら、「おたまさんの自宅の便器って陶器製?陶器だとバリウム混じりの便がくっついて流れないことがあるから、もし自宅の便器が陶器製なら会社で便を出してから帰ったほうがいいよ」と大変ありがたいアドバイスをいただきました。

うーん、我が家の便器は確か樹脂製だった気がします。

 

私は結局夕食前になってもバリウム混じりの便に出会うことはできず、追加の下剤を飲んで、翌朝やっと出会いました。※無事、流れました

 

あとは結果を待つだけです

私はちょっと前に人間ドックで胃カメラ飲んでるので多分大丈夫だと思うんですけどね。

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この時の胃カメラで大丈夫だったからバリウムはスキップしても良かったんですが、胃全体の変形はバリウム検査の方がよく見えるからどうせ会社負担ならやってもらったら?と言われたのでバリウム検査もやってみました。

来年からはどうしようかな…

検査の辛さで言えば 口から胃カメラ(辛すぎる)>>>鼻から胃カメラ(まあ辛い)>>>バリウム検査(ちょと辛い) という感想です。

私は近親者に胃がん罹患者がいるのと自分自身もピロリ菌による胃炎があったので、胃は気をつけておかないといけないと思っておりまして、今後も毎年何かしら辛い思いをすることになりそうです。

技術の進歩に期待しております。

 

ようこそバリウム経験者の世界へ

そしてついに私も「バリウム検査の話を嬉々としてする」中年の仲間入りです!

今年は私の同級生(昭和63年度生まれ)が続々と「人生初のバリウム」を迎えるはずなので、ぜひ話しましょう。バリウムトーク。

 

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