おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

戸田幸四郎絵本美術館に6歳と4歳を連れて行ってきました

ロングセラーの「あいうえおえほん」

最近、4歳次男がよくこの絵本をひとりで読んでいます。

 

あいうえおえほん

1982年の出版以来、「ひらがなの美しさまで伝える絵本」としてたくさんの親子に読み継がれてきたロングセラー。2019年グッドデザイン賞受賞。

Amazonサイトより引用)

 

そうかそうか、そんなにその絵本が面白いなら良いところに連れて行ってあげよう…ということで、行ってきました。

戸田幸四郎絵本美術館。熱海にあります。

www.todaart.jp

 

雨の日だったこともあり空いていて、家族4人でゆったり館内を回れました。

 

展示室内は撮影禁止なので、撮影OKなところだけ少し写真を載せますね。

これはミュージアムショップ。絵本やおもちゃを手に取って選べます。

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息子たちにはひとつずつ木製のキーホルダーを買いました。

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美術館のお庭。天気の良い日はお庭に出て貸出絵本を読んで良いそうです。
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建物の外観。シンプルで美しいです。
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息子たちが「あ!」「あ!」と喜んでいました。
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絵本作家、戸田幸四郎さん

NHKの「いのちの詩」というドキュメンタリーを館内で流してくれたので、じっくり座って視聴しました。25分ほどです。

山形県尾花沢市の自然の中で育った戸田幸四郎さんは15歳で終戦を迎え、生涯を通してたくさんの絵本を生み出し、「知育絵本の草分け」と評されるようになり、熱海に絵本美術館を創設して、80歳で亡くなるまで創作を続けたとのこと。

 

戸田幸四郎さんは、「子供向けだからといって簡単にわかりやすくしようとしない」「今わからなくてもいい、いつかわかる日が来る」という信念をお持ちなんだと思います。

例えばこれは童謡画集のあとがきに書かれていたこと。

何故、昔の童謡は美しいのだろう。先ず第一は、童謡だからといって作詞家はわかりやすくなどと、子どもにおもねることをしないからである。例えば『ふるさと』の歌詞は、「いかにいます父母 つつがなしやともがき」と大人でも難しい。ところがそれが美しくなっているのである。

(引用:『童謡画集1』あとがき)

 

もちろん絵本も買いました

子どもたちに好きな絵本を買ってあげようと言ったら、「竜のはなし」と「昆虫とあそぼう」を選びました。どちらも展示室内で読んで、欲しくなったそうです。「竜のはなし」はちょっと怖いんじゃないかと思いましたが、長男も次男も「欲しい」とのこと。

大人は童謡画集が欲しくなってしまったので、合計4冊。1万円以上使っちゃいました。

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※もともと家にあった絵本たちと並べて写真を撮りました。にっぽんちず絵本せかいちず絵本あいうえおえほん

※3冊以上買うとトートバッグをつけてくれるとのことで、長男が青い柄のトートバッグを選びました。可愛い。

 

1時間10分ほどの滞在でしたが、大満足な訪問でした。

熱海に行く予定がある方は是非立ち寄ってみてください。

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