こまつの杜(もり)
ショベルカーやダンプトラックなどの働く車が大好きな息子たちを連れて、石川県小松市に行ってきました。小松市は、あの有名なコマツの発祥の地です。
「こまつの杜」では、巨大なショベルカーやダンプトラックに乗れたり、本物の油圧ショベルを子どもに操縦させてくれたりします。すごいです。
巨大なショベルカーとダンプトラック
日本に1台しかない超大型ダンプトラック930Eと超大型油圧ショベルPC4000に乗ることができます。
まずはショベルカーのアームが動くところを見て「おおー!」と言ってから、運転席に登りました(歩いて登るには身長95cm以上が必要です)。
息子たちは大喜び。もうこれだけではるばる石川県まで来た甲斐があります。
上から見ても大迫力なサイズ感です。
次はダンプトラック。
このダンプトラックは実際に海外の銅鉱山で10年間(米国4年、チリ6年)働いていたそうです。
南米チリ「ロス・ペランブレス銅鉱山」で実際に働いていた930Eが、
地球の反対側から海をわたってはるばる日本にやってきたよ!
日本に1台しかない930Eを運転席からたっぷり楽しもう!(引用:搭乗について|こまつの杜)
巨大ショベルカーとダンプトラックの搭乗体験は1日2回(10時ー11時、15時ー16時)しかできません。さらに悪天候時は搭乗体験が中止になってしまうので、実はハラハラしながら行きました。
この日は朝から小雨模様で、私たちが到着した9時半頃は雨がぱらついていました。10時の時点で搭乗体験が始まったときは本当にホッとしました。遠くから来ているので、この日が雨で搭乗できなかったら搭乗をあきらめるしかないと思っていたので…。
午後は雨が強くなってしまったので搭乗体験は中止でした。
午前中に乗っておいてよかった!
さらに本物の油圧ショベルを運転させてもらえます。すごいです。これは室内なので雨が降っても大丈夫。
5歳長男も3歳次男も、上手にミニショベルを操作してボールをざっくんざざーしてました。なんでこれ全部無料なんだろう、と不思議になるレベルです。
隣のキッズ館ではクローラーの動き方を体験しながら学べたり、プレスの体験(これは100円かかります)ができたりします。
大人が楽しいのは歴史館ですかね。
コマツの創業から現在までの歴史をたどれます。私が一番面白いと思ったのは、戦後の混乱を乗り越えて国内トップの機械メーカーになったコマツが、米国からキャタピラー社が日本進出してきたことを「黄色い黒船がやってきた」と表現したことです。
まさに存亡をかけた戦いを経て、コマツが世界のKOMATSUになっていく過程をうかがうことができてとても面白かったです。
ちゃんと近隣の飲食店で食事しました
最後に「お客様アンケート」に回答したのですが、この中に「こまつの杜来園と同じ日に近隣の商業施設で買い物をした/近隣の飲食店で食事した」などの選択肢がありました。
きっと創業の地である石川県小松市に観光需要を創出することもコマツとしては大事にしているんだろうな、と思いました。こまつの杜の中にレストランなどをつくれば親子連れの飲食需要があるだろうに、そうはしないということは近隣の飲食店に行ってほしいということなのでしょう。
我が家は午前中に巨大ショベルカーとダンプトラックに乗せてもらって、昼食は近隣で贅沢にお寿司を食べて、午後はもう一度コマツに戻ってきて油圧ショベルの操作体験をしました。
お寿司はめっちゃ美味しかったです。
特に石川県に行ったら必ず食べたいと思っていたガスエビのお寿司やガスエビの唐揚げを食べることができて大満足でした。
我が家はたぶんこまつの杜がなければ小松市に観光に来ることは無かったので、コマツさんありがとう!という感じです。
そしてこの日は石川県の山中温泉にあるかがり吉祥亭という旅館に宿泊しました。温泉も料理も最高でした。
夜にロビーで伝統芸能「加賀太鼓」の実演があり、最後に子どもたちにバチを持たせて太鼓をたたかせてくれました。子供用の浴衣もサイズ豊富に用意されていて、子連れ歓迎な雰囲気が嬉しかったです。
これはコマツで買ったショベルカーのおもちゃ。実物を堪能したあとでおもちゃで遊ぶのは一層楽しいですね。
翌日は福井県に足をのばして、福井県立恐竜博物館へ。
こちらも息子たちはとても楽しんでいました。
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