このチラシ、めちゃ怖くないですか?
「飲食店従事者の不正解率なんと40%!」
→新鮮なとり肉なら生または加熱不十分で食べても安全である、と思っている飲食店従事者が4割もいるなんて。。

とはいえ私自身も食品衛生について学校の家庭科で習った以上の知識はないので、一回くらいちゃんと勉強してみることにしました。
食品衛生責任者のeラーニング、1.2万円払えば6時間の動画視聴と確認テストで食品衛生責任者の資格をとることができます。
私のモチベーション
・飲食店で出される食事を見極められるようになりたい(なんとなくTwitterを見ていると「レアすぎるトンカツ」とか「真ん中が生のハンバーグ」とかやばそうなものが提供されているお店が現代の日本にもあるのだな…とわかるのですが、自分がいざそういったものをレストランで出されたときに「食べない」という正しい判断ができるようになりたい)
・自宅のキッチンで自炊する食事をなるべく安全なものにしたい(子ども3人の命と健康を守りたい)→今まで特に食中毒になったことはない(と思う)のですが、私がなんとなく37年間生きてきて身につけた「調理の常識」から漏れている知識があるかもしれない
早速申し込みました
食品衛生責任者の動画、申込直後から視聴を始めることができます。
申し込むとテキストは後日郵送されてきます(が、テキストの内容はeラーニングの動画に出てくるパワポとまったく同じ内容なので、テキストが手元になくてもなんの問題もありません)。

動画を見ながらの感想
・倍速視聴できないのね…この速度で6時間半聞き続けるのなかなか辛いわ
・動画視聴は「ひとりで」「ちゃんとPC・スマホの前にいる」ことが必要で、PC・スマホのカメラで撮影されながら動画視聴することになるわけですね
・食中毒について、学校の家庭科で習っただけだった私にとっては「知らなかった!」と思うことが複数あった。生の食材が食中毒原因菌に汚染されている可能性を認識して調理する必要があることを、うちの小学生の息子たちにも早期に理解してほしい(私から口頭で生の肉や魚に触った後は泡で手を洗うように伝えているので一応その通りにしてくれているが、必要性を彼らがちゃんと理解しているとはあまり思えていない)
・しかしこの動画を6時間視聴して試験に合格するだけで食品衛生責任者になれる(=飲食店をオープンできる)と思うと、飲食店で食中毒がなくならないのもなんとなくわかる
・市販の鶏肉の4割がカンピロバクターに汚染されているとは知らなかった。鶏肉はしっかり加熱するのは当然として、カンピロバクターが調理器具や台所のシンク経由で他の食品に付着しないように気をつけないといけない(特に我が家は0歳児もいるので)
・素手でおにぎりを握ることがかつて日本の食中毒の三大原因だったらしい。私はいつもラップでおにぎりを握るので良かった
・「熊肉等にみられる旋毛虫の中にはマイナス18℃で5年間生存できるものもいるので、冷凍しても感染を防げない」これは初耳でした。子どもの頃に山形の親戚が熊肉を食べさせてくれたのを思い出しました。無事でよかった。
・イシナギとか、魚の絵ではなく本物の写真にしてくれたら良いのにな~。キノコ(例:クサウラベニタケ)の解説は写真で見せてくれて良かった。
・再生速度を1倍にしかできないので、たまに集中力が切れている自覚がある。せめて1.5倍で視聴させてほしい。
・途中で何度か確認テストがあり、6時間の動画視聴後の最終テストに合格すると修了証が表示されます(原本は後日郵送されてくるそうです)
無事合格しました
1.2万円で食品衛生についてざっと学べるという意味ではコスパ良いと思いましたが、倍速視聴できないのでタイパは今一つだな、という感想でした。
確認テストの難易度も全然高くないので、基本的には受けた人は全員受かるんだろうな、と思います。そういう観点では、日本の飲食店の衛生管理については(冒頭の鶏肉の不正解率40%という話も踏まえると)盲信してはいけないな、と改めて思いました。
関心ある方はお住まいの地域の「食品衛生責任者」の受講をご検討いただくと良いかと思います。都道府県ごとに申込サイトが違うようなので。
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