息子たちにサッカーボールを買いました。
アディダスの4号です。こんな感じ。
今まで幼児用の柔らかいボールは持っていましたが、こういう固い…本物っぽいサッカーボールは初めてです。
息子たちはものすごく気に入っていて、一日中屋外でボールを蹴って遊びました。
ボール遊びができる場所?
最初は自宅の敷地内でリフティングの真似事をしていたのですが、だんだん広いスペースが欲しくなってきます。
「公園に移動しよう!」と近所の公園に行ってみたところ、看板には「サッカーの練習禁止」の文言が。
あ、そうか、この公園はサッカー禁止なのね…じゃああっちの公園に行ってみよう…と、次の公園でも「ボール遊び禁止」。
もしかして近所の公園は全部ボール遊び禁止なのでは?と思いつつ、もう少し遠めの公園(というか、広場)に行ってみたら、とくにそういう看板はなかったのでやっとボールを蹴って走って遊ぶことができました。
そうだよね、幼児が安心して遊べる公園と、小学生がボールを蹴って遊べる公園は、両立しないよね…。
いままで小さな幼児だった息子たちを連れて通った公園を卒業して、大きくなってきた息子たちが思いきり遊べる広場に居場所を移す時がきたようです。
考えてみたら
私が子どもの頃(=30年前)にはよく父と弟と家の近くの広場でサッカーボールを蹴って遊んだ記憶があります。近所の子がいつの間にか混ざっていることもありました。
そういえば最近はそういう子どもの姿を見かけません。
もちろん地域のサッカークラブや小学校の校庭では野球やサッカーをしている子どもたちを見ることがあるのですが、「その辺の空き地」で「適当なルールで」ボール遊びをしている子を全然見ないです。
なんでだろう?
調べてみたら
なんと「野球・サッカーができない公園が中京圏近郊の地方都市では22%にとどまるのに対し、首都圏では100%、関西圏でも62%にのぼる」とのこと。
一方で、公園でボール遊びをしたい・させたい声があるのも事実。
ボール遊びを一律禁止とはせず、「子どもたちが数人で軟式ボールやビニールボール等のボールを使用して行うキャッチボールやサッカーボールでのパスなどのボール遊び」は自由利用の範囲内と明示し、タイムシェアなどのルール作りのガイドラインを出している自治体もあるようです。
ちなみに、子ども用遊具を撤去して、高齢者が老化防止用にストレッチやぶら下がりなどをするための「健康遊具」を設置する公園が増えていることも下記の記事には書かれています。
遊ぶ遊具が減り、使えない遊具が増えただけではない。以前からボールを使った遊びを禁止する公園が多かったが、最近では公園内で「大声を出さない」「走り回らない」といった注意書きも見られるようになり、いっそう遊びづらい場所になっている。ボールを使えず、声も出せず、走り回らずにどうやって遊ぶのか? 最近、公園では、ベンチに座り、静かに携帯型ゲームを楽しむ子どもたちの姿を目にするようになった。
うーんそうだよね、うちの近所の公園でも座ってゲームをしている小中学生をよく見ます。
我が家はとりあえず親が「ちょっと遠い広場」まで子どもたちを連れて行けば自由にサッカーボールを蹴って遊べることが分かったので当面はそれで良いとして、日本全国で?特に首都圏で?子どもが自由に遊べる場所が減っているとしたら、それはなかなか問題なんじゃないかな…と思います。
そんな気持ちで国交省の「都市公園新時代」(2022年、都市公園の柔軟な管理運営のあり方に関する検討会 提言)という資料を読んでみたら、希望を感じる事例もありました。この中学生たち、えらい。
千葉県船橋市では、中学生からの提案を受け、有識者、市民代表等で構成する「船橋市ボール遊びのできる公園検討委員会」を設置し、ボール遊びの試行と検証を経て、ボール遊びができる施設やルールを整理した上で、2019 年度から本格実施。
足立区では、利用圏域の異なる3つのエリアを設定し、役割と機能を各公園に割り振り、だれもが自分が望む過ごし方に合わせて選択できる公園改修を推進。ボール遊びに関するルールの策定など、公園毎の実情に合わせたルールづくりも推進。
引用:https://www.mlit.go.jp/toshi/park/content/001519828.pdf
時代の流れ
①「どこでも自由に遊べる(けど、ケガや事故の危険もある)」時代
②「公園でのボール遊びをとにかく禁止する」時代
③「公園ごとの実状に合わせたルール作りを進める」時代
たぶん私が子どもの頃は①の終わり頃で、今が③の初め頃なのではないかと思います。
我が家はまだ「ボール遊び」デビューしたてなので、近所にどれくらいボール遊びができる公園があるのか、何時頃にどんな遊び方なら許容されているのか、しばらく手探りすることになりそうです。
そしてしばらく手探りしてみて、これはちゃんと「ボール遊びのできる公園」を確保せねばならないと思ったら、上記の船橋市や足立区の事例を参考に、ルール作りの声をあげてみたいと思っています。
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