おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

船で無人島に行きました(東京湾の猿島)

歴史好きなお友達家族に誘われて、横須賀に遊びに行ってきました。

 

この日行った場所

①燈明堂緑地(の、目の前の海)

②千代ヶ崎砲台跡

③猿島

④戦艦三笠

 

①燈明堂緑地

燈明堂 | 横須賀市観光情報 (cocoyoko.net)

朝は燈明堂緑地駐車場で待ち合わせして、目の前の海で遊びました。海の透明度が高いです。

近くに米軍基地があるからか、ビーチでは米国人家族連れを複数見かけました。皆さんとてもフレンドリー。

うちの次男が小さい声でThank youと言ったらYou're very welcome! と満面の笑みで返事をしてくれました。良かったね。

 

②千代ヶ崎砲台跡

さて、ここから15分ほど歩いて坂道を登って、千代ヶ崎砲台跡へ向かいます。

千代ヶ崎砲台跡 | よこすかルートミュージアム (routemuseum.jp)

うちの息子たちは普段から保育園でよく歩いているためか、なかなかの健脚です。カタツムリやカミキリムシを見つけながら元気に坂を登りました。

そして千代ヶ崎砲台跡(入場無料!)ではボランティアガイドさん(無料!)に伴われて内部を案内してもらい、息子たちも想像以上にワクワク探検してました。史跡は未就学児にはつまらないかなと思って朝イチで海遊びしたんですが、真っ暗な弾薬庫でガイドさんのライトに照らされながら解説を聴くのは面白かったようです。

 

私がすごく面白いと思ったのは、このレンガの色が斜めに違う部分ですね。色が濃い茶色の方はよーく焼いたレンガで、雨に強くてツルツルしてます。色が薄い赤色の方はそこまで焼いてないので雨に弱くてザラザラしてます。

f:id:shiratamaotama:20220613202206j:image

レンガをよーく焼くのはコストがかかるので、雨に濡れがちな部分だけに色が濃いレンガを斜めに配置したわけですね。面白ーい。

 

あと、これは弾薬庫の壁です。この四角い窓には、当時はガラスがはまっていたとのこと。

f:id:shiratamaotama:20220613202228j:image

弾薬庫に火気は厳禁なので、弾薬庫の隣に細長い廊下を作っておいて、灯りは廊下側に置いておいたそうです。この解説を聴いてからは、弾薬庫の隣に必ず細長い廊下があるのがよくわかりました。(このあと訪れた猿島でも同じでした)

細長い廊下。

f:id:shiratamaotama:20220613202254j:image

ちなみに千代ヶ崎砲台は実戦に使われたことはなく、抑止力としての役割を果たしたと評価されているそうです。東京湾の地図を見ると納得。

 

ガイドさんに「次は猿島に行ってきます」と言ったら「それはいいですね!楽しんできて下さいね。島で飲み物を買うと高いから、買って持っていったほうが良いですよ」と言われました。

 

③猿島

東京湾に浮かぶ無人島、猿島です。船で行きます。

無人島 猿島 (sarushima.jp)

なお、猿はいません。名前の由来は日蓮上人が猿に導かれてこの島に辿り着いたことだそうです。うちの息子たちは「猿が出てくるかな」と楽しみにしていましたが…。

探検感が楽しいです。

f:id:shiratamaotama:20220613202424j:image

いろんな撮影のロケ地にもなっているそうで、この日も立派な機材を持った人を複数見かけました。コスプレの人もいました(白いシャツに黒いズボンで剣を持ってる人が2人くらいいました、なんのコスプレなんだろう?)。

 

砲台跡の説明文には、「高射砲は終戦を迎えるまで空に向かって火を吹き続けましたが、終戦と共に進駐軍に解体され、砲台だけが残されました」と書いてあります。

f:id:shiratamaotama:20220613202315j:image

「空に向かって火を吹き続けた」というのは、きっとB29に向かって大砲を撃ったけど全然当たらなかったということなんだろうな、と思いました。(当たったならそう書くだろうから)

砲台跡。

f:id:shiratamaotama:20220613202334j:image

 

猿島は旧陸海軍の要塞として使われていたこともあり長く一般人の立ち入りが制限されていたために、自然や歴史遺産が豊富に残されているとのこと。

確かに普段の生活では味わえないラピュタに迷い込んだような雰囲気を味わうことができました。

 

ちなみに猿島砲台跡と千代ヶ崎砲台跡の2箇所は保存状態が良好なので「東京湾要塞跡」として国史跡に指定されているそうです。

 

④世界三大記念艦「三笠」

猿島からフェリーで帰ってきたら、船着場のすぐ隣にある大きな戦艦「三笠」にも乗りたくなってしまったので乗りました。

世界の三大記念艦 | 記念艦「三笠」 (kinenkan-mikasa.or.jp)

フェリーの搭乗券を見せると100円割引になります。

 

シミュレーションゲームとVR、すっごいな、という感じでした。


f:id:shiratamaotama:20220613204541j:image

f:id:shiratamaotama:20220613204538j:image

東郷ターンを体感できます。(VRは子どもの目に悪いらしいので、ちょっと試すだけにしました)

 

横須賀を堪能した1日でした。帰りの車で息子たちは爆睡です。

歩数は1万1千歩超。よく歩いた!

 

おまけ:横浜土産はパッケージまでオシャレ

ミルフィーユ、美味しいです。

 

【合わせて読みたい】

www.shiratamaotama.com

www.shiratamaotama.com

www.shiratamaotama.com

www.shiratamaotama.com