おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

「ちょっと待って」の代わりに「いいよ、10秒数えて」と言うようにしています

子どもには個人差があるのですべての子どもに通用する方法はないと思いますが、「我が家で試してうまくいっている方法」のご紹介です。

 

「ちょっと待って」を言わないようにしています

子どもが外に遊びに行きたいときや絵本を読んでほしいとき、こちらも手が離せなかったりして「ちょっと待って」と言いがちです。でも、「ちょっと」ってどのくらいの時間なのかよく分からないですよね。

2歳のイヤイヤ期の頃に「〇〇して」「ちょっと待って」「またない!!」の問答を繰り返した挙句、私は(少なくともうちの3歳長男に対しては)「ちょっと待って」は言わないほうが良いという結論に達しました。

 

とりあえず「いいよ」と即答する。そして「10秒数えて」と言う

私は「ちょっと待って」という代わりに「いいよ。10秒数えて」と言うようにしています。例えばこんな会話になります。

 

長男「お母さん、絵本読んで」

私「いいよ!10秒数えてくださーい」

長男「いーち、にー、さーん、しー、ごー、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう!」

私「in English?」

長男「わん、とぅー、ぷりー、ふぉー、はいぶ、しっくす、せぶん、えい、なーい、てん!」

私「上手ー!はい絵本読むよー」

 

3歳長男はこれができるので、私が何かしていて手を離せないときも大人しく数を数えて待ってくれます。とても助かります。日本語と英語で10ずつ数えるといつの間にか30秒以上経っているので、洗い物などしていてもそれなりにキリの良いところまで進められます。

10秒カウントをいつからやり始めたのか覚えていませんが(たぶん2歳になった頃)、当初は日本語の10だけでした。初めの頃は私が長男と一緒に10数えて、そのうち長男ひとりでも数えられるようになりました。そしてだんだん数えるのが上手になり、早くなってしまったので、途中から英語も追加しました。楽しそうに数えてくれます。

1歳次男はまだできないですね。いつできるようになるかなー。

 

唯一のコツ:10秒数えたら即座にリクエストに答えてあげること

長男は、「ちょっと待ってね」と言うよりも「いいよ、10秒数えて」と言ったほうが大人しく待ってくれます。唯一のポイントは、10秒数えたらそれ以上は絶対に待たせずにリクエストに答えてあげることかなと思っています。

長男は、「10秒数えたらお母さんは絶対にリクエストに答えてくれる」と信頼しているからこそ素直に10秒数えているのだと思います。

 

最近の困りごと:長男が次男にもこのルールを適用し始めた

私は1年以上、この方法で長男とうまくやってきたわけですが、最近困ったことが発生しています。長男が、1歳次男とオモチャの取り合いになった時に「じゃあ10秒数えるからね!いーち、にー、さーん、…」と勝手に数え始めるようになってしまいました。

1歳次男はまだこのシステムに対応できていないので、突然数え始めるお兄ちゃんを不審な目で見つめるだけです。10秒数え終わっても当然オモチャは渡しません。そして長男が大泣きする、もしくは長男が次男から無理やりオモチャを奪い取って次男が大泣きする、という展開になったりします。

長男が「次男くんにはこのルールは通用しない」と気づくのが先か、次男が「10秒システム」に適応するのが先か。どうなるでしょうね。 兄弟仲良くやっておくれ。

 

おまけ:長男と次男が奪い合っているもの

最近もっとも奪い合っているのは、この迷路の絵本と、

このアンパンマンのおしゃべり図鑑です。

このアンパンマンの図鑑は音声ペンが付属しており、日本語・英語を切り替えられるしクイズモードなども入っていて、3歳も1歳も楽しく遊べる優れものです。あまりに奪い合うのでもうひとつ買いたくなるほどです…。

 

【2020年5月26日追記】

私が洗い物をしているときに1歳次男が絵本をもってきたので、「いいよ、10秒待ってね」と言ってみたら、私と一緒に10秒数えてくれました。「いー、にー、あーん」という感じですが、すごい! 次男の今後の成長に期待です。

 

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