在宅勤務になって1ヵ月以上。新型コロナウイルス対応で子どもが保育園に行けなくなって2週間。だんだん脳みそが疲労してきた感覚があります。保育園のありがたみを実感する毎日です。
突然ですが、私が今欲しい情報はこういうリストなんです…!というのを書いてみました。
夫婦共働きで子育て中の家庭のための質問&回答リスト(案)
1.あなたは身体的に健康ですか?(はい/いいえ)
→はいの方は質問2へ
→いいえの方は〇〇へ(厚労省ウェブサイトや電話相談窓口に誘導)
2.あなたは精神的に健康ですか?(はい/いいえ)
→はいの方は質問3へ
→いいえの方は〇〇へ(厚労省ウェブサイトや小児科学会のメッセージや児童相談センター相談窓口に誘導)
3.お子さんは6歳以上ですか?(はい/いいえ)
→はいの方は質問4へ
→いいえの方は質問5へ
4.お子さんの学校は休校中ですか?(はい/いいえ)
→はいの方は〇〇へ(子どもの休校中に推奨されるオンライン教材や新井紀子先生のアドバイス※後述します などに誘導)
→いいえの方は〇〇へ(通学にあたって気を付けること:マスクの装着や手洗いの指導に誘導)
5.お子さんの保育園は休園/登園自粛要請中ですか?(はい/いいえ)
→はいの方は質問6へ
→いいえの方は〇〇へ(登園にあたって気を付けること:毎朝の検温など、に誘導)
6.家に大人が複数人いますか?(はい/いいえ)
→はい:食料品の買い出しは大人がひとりで3日に1回行きましょう。交代で休憩をとるなど、家事育児仕事から解放される時間を確保しましょう。
→いいえ(シングルペアレントである/配偶者が医療従事者などで家に不在である):あなたはスーパーに子連れでいっても良いんですよ!!無理しないで!!手助けが必要な人は○○へ(支援サイトへ誘導)
7.お子さんは外に出たがりますか?(はい/いいえ)
→はい:人の少ない時間や場所を選んで外出しましょう。自宅に庭がある人はまずは庭で遊ばせましょう。公園の遊具からの感染リスクもあります。
→いいえ:1時間に1度は窓を開けて外を見るように親が声をかけましょう。換気も重要です。
8.お子さんはマスクをつけてくれますか?(はい/いいえ)
→はい:えらい!マスクを外すときはマスクの外側に触らないようにゴムひもの部分をもって外しましょう。使用済マスクはきちんとゴミ箱に捨てて、できれば密封しましょう。マスクを外したら手を洗う習慣にしましょうね。
→いいえ:仕方ないです。自分を責めないで。なるべく人の少ない時間や場所を選んで外出しましょう。
9.マスクをつけずに公園で遊んでいる親子を見るとイラっとしますか?(はい/いいえ)
→はい:お気持ちはわかりますが、マスクを着けられない年齢・性格の子どももいます。イラついたときは、その場を立ち去りましょう。ストレスが高まっている人は〇〇へ(相談窓口などへ誘導)
→いいえ:ストレスマネジメントが上手ですね!
10.在宅勤務をされていますか?(はい/いいえ)
→はい:〇〇へ(子どもを見ながら在宅勤務する際の夫婦の分担例や工夫など)
→いいえの方は質問11へ
11:休業等にあたって職場から給与は支払われていますか?(はい/いいえ)
→はい:良かったですね!
→いいえ:あなたの職場は厚労省の小学校休業等対応助成金をご存知でしょうか?小学校だけでなく保育園の休園や登園自粛にも適用されます。業種や会社規模も問われません。試しに職場に聞いてみましょう。
12:お金に余裕がありますか?(はい/いいえ)
→はい:コロナで困窮している飲食店の通販サイトや寄附サイトに誘導
→いいえ:申請可能な助成金の一覧に誘導
13:ゴールデンウイークの予定は決まっていますか?(はい/いいえ)
→はい:チェックリストで安全度を確認しましょう(遠出しない、混雑を避けるなど)。外出先では感染リスクだけでなくケガなどのリスクもあります。医療機関に負担をかけないようにしましょうね。
→いいえ:子どもと安全に遊べるアイディア集などに誘導(室内トランポリン、年齢別パズルなど)
14:今日の夕飯は決まっていますか?(はい/いいえ)
→はい:えらい!!!
→いいえ:子どもとつくれるおすすめレシピ、居住地域で使えるデリバリーサービスなどに誘導
15:いま、ご機嫌ですか?(はい/いいえ)
→はい:いえーい!
→いいえ:笑える動画に誘導
思いつきで書いただけですが、私はいまこういう質問&回答リストのウェブサイトが欲しいです。どこかにあったら教えてください。
私が夫婦共働きで子育て中なのでそれに限定しましたが、一人暮らしの人へ、とか、高齢夫婦二人暮らしの人へ、とか、パターンがあると良いかもですね。
おまけ:小学生以上のお子さんがいる方は新井紀子先生のTwitterをフォローすることをオススメします
質問4で「新井紀子先生のアドバイス」と書きましたが、素晴らしいアドバイスを子どもの年齢別にTwitterで書いてくださっているので是非参照してください。
※いずれも新井先生による連続Tweetです。各Tweetをクリックすると、続きが読めます
小学生向けのアドバイス:3分で教科書を試写してみよう
休校中の小学生へのアドバイス(その1)
毎日タイマーをかけて、3分間教科書を視写(その通りに書き写す)しましょう。
視写用のノートを決めましょう。写したあとに、正しく写せているかどうか、チェックしましょう。(おうちの方と一緒に)
3分で何文字写せて、何か所間違えたか記録しましょう。 pic.twitter.com/SpSr4U2KjH— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) April 23, 2020
中学生&小学校高学年向けのアドバイス:新聞の要約をしてみよう
休校中の高学年の小学生&中学生へのアドバイス(その2)
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) April 23, 2020
毎日、新聞(紙でもネットでもよい)の気になった記事の要約を200字でまとめましょう。専用のノートを作りましょう。
コロナ関連記事は「理科」、レシピは「家庭科」のように科目ラベルをつけます。
1週間で全科目になるように選びましょう.
高校生向けのアドバイス:教科書を厳密に読解する訓練を
(休校中の高校生へのアドバイス 1)
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) April 24, 2020
塾も学校もない中、一番必要なのは、自学自習できる力です。その根幹にあるのが「読解力」(汎用的読解力)です。
どの科目の教科書も、自分で読んでわかるなら、休校でも塾がなくても、怖くありません。
でも、教科書を読むことは意外に難しい。
私は新井紀子先生が大好きです。著書もオススメです。
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