ひょんなことから米国の小学1年生用の理科の教科書を手に入れました。
同じものはAmazonだと無さそうなんですが、表紙はこれと同じです。
へー面白いなあと思いながら2歳長男とぱらぱらめくりながら読んでいたら、面白いページがありました。
見開き2ページを費やして、歯の健康(デンタルケア)について書いてあるのです。
(ここで本当は教科書の該当ページを写真にとって掲載したいところですが、著作権侵害が心配なのでしません…興味ある人はうちに遊びに来てください)
書いてあること
その1:食べ物からカルシウムを摂取すべし
Your body needs calcium. Calcium makes bones and teeth strong. Get the right amount of calcium by eating three of these foods every day!
Dairy Foods
- millk
-yogurt
-cheese
この辺までは納得。毎日3つ以上、こういったカルシウム豊富な食材を食べろということね…ふむふむ。
Foods With Calcium Added
-cereal bars
-wheat bread
-cereal
-juices
-tofu
-waffles
カルシウムが添加された食品ね…TOFU?豆腐??知らなかった…そもそも豆腐って結構カルシウムはいってたんだ…
続きます。
Other Foods
-spinach
-bok choy
-garbanzo beans
-almonds
なにそれなにそれ知らない食べ物!!!
bok choy=チンゲン菜
garbanzo beans=ひよこ豆
いやー勉強になりました。
その2:歯磨きの仕方
Brush Twice Each Day
Step 1 Brush the fronts.
Step 2 Brush the backs.
Step 3 Brush the tops.
これは大きく口を開けて歯ブラシしている3種類の絵で図解されているので分かりやすいです。歯の表面と、裏側と、噛み合わせ部分をそれぞれ磨きなさいという指示。小学校1年生でここまでちゃんと自分で磨けるようになったらいいなあ。
その3:デンタルフロスを毎日1回
Floss Once Each Day
Step 1 Wrap the floss and pull it tight.
Step 2 Slide the floss between teeth.
これも図解されています。小学一年生から自分でデンタルフロスできるのか…?すごいなあ。
こちらの調査によると、米国のデンタルフロス使用率は約60%と、日本(19%)の3倍です。米国の人の5割は歯科医からオーラルケアの情報を得ていて、学校の先生から習ったという人は2.4%にとどまっていますが。でも学校で「デンタルフロスは毎日するものだ」と教わるのは意識づけに効果がありそうで良いなと思います。
その4:定期歯科検診を受けましょう
Dental Check-UpsDentists and dental hygienists clean and check your teeth. They use x-ray machines to check the hidden parts of teeth.
定期歯科健診、大事ですよね。2歳長男は先日、人生3回目の定期歯科健診に連れて行きました。
1回目はお父さんの歯科健診見学→長男本人の歯科健診(ちょっとだけ)。ちゃんと口を開けたのでめっちゃ褒めました。
2回目はお父さん無しで、長男だけ健診。口を開けるまで5分かけて説得しました。
3回目もお父さん無しで、長男だけ健診。なんと「口を開けて」と言われて1秒で口を大きく開けて、とても褒められました。ご褒美にキシリトール入りのグミをもらって、人生初のグミに大喜びでした。
どうせ乳幼児は医療費無料なので、3ヶ月に一度の歯科健診は(連れて行くのに労力がかかること以外は)なんのデメリットも無いと思います。小さいうちから「定期的に歯科健診を受ける」習慣をつけてあげたいなと思っています。
長男の初めての歯科健診の話は以前ブログに書いたので、よろしければご覧ください。
というわけで、この教科書いろいろ読み応えがあってとても面白いです。初めのページからUse Critical Thinkingなどと書いてあるので、さすがアメリカ!という感じです。
長男はもっぱら動物や食べ物の写真が載っているページを眺めていますが。