おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

離乳食をライングループで夫と共有したら、承認欲求がちょっぴり満たされた話

上の子は生後6ヶ月で離乳食を開始しました。この際、夫と私の2人だけのライングループを新設し、「〇〇(息子の名前)の離乳食記録」と名付けました。これがなかなか良かったので、オススメします。

 

☆運用ルール☆

・息子の食べたものを、食べたときに送信(例:「10倍がゆ、ひとさじ」「にんじん、和風だし」)

・うんちが出たら送信(例:「うんち」「うんち多め にんじん混じり」「うんち柔らかめ」)

・体調変化に気づいたら送信(例:「口の周りが赤い」「吐き戻した」)

・息子の反応も気が向いたら送信(例:「バナナ、目の色を変えて食いつく」「おかゆ、ほとんど食べず2人とも米まみれになる」)

・小児科にかかったら、医師に言われたことをメモ代わりに送信。薬を飲ませたら、それも送信

 

趣旨としては、

・離乳食の進捗を記録に残したい(後から検索できたほうが楽なので、紙に書くよりラインが良いかと)

・アレルギーの有無を確認したい(食べたものと、体調変化の関係をラインの履歴で簡単に把握できる)

・もし私が突然死んだり意識不明になったりしても、夫が離乳食を引き継げるようにしておきたい(そこまででなくとも、私が風邪ひいたりしたら夫に任せたい)

というところでしたが、嬉しい副作用がありました。

・私の承認欲求が、ちょっぴり満たされた

 

夫と私と息子の3人暮らしで、育休中の専業主婦生活の辛いところは、私の承認欲求があまり満たされないところだと感じていました。

仕事をしているときは、当然お金がもらえるし、何かすれば周囲から評価をもらえます。感謝の言葉ももらえます。ところが、専業主婦生活をしていると、「夫からの感謝の言葉」もしくは「息子の体重増加」くらいしか成果を実感できる機会はありません。子どもが1歳を過ぎるころには、子どもがしゃべるようになったりコミュニケーションをとれるようになったりして、子どもからのフィードバックに手ごたえを感じることが増えたのですが、0歳の頃はそういうご褒美もあまりなく、承認欲求が満たされない日々…。

そんなときに、このライングループで夫に離乳食記録を共有するようになったところ、夫が自然と「今日はうんち出なかったな」とか「果物好きだなー」「(吐いて)大変だったね」などとコメント(ラインに返信、もしくは直接口頭で)するように。これ、地味に嬉しいです。夫は子育てにとても協力的ですが、やはり仕事に行っている間に起こった全てのことを共有はできないし、日中私がどんな生活しているのか夫が100%実感することも難しいと思います。それが、離乳食記録という観点ですが、こんなに頻繁に食べさせ、おむつを替え、吐いたりすれば着替えさせているということを「私があえて説明しなくても」自然に共有できるのはとても良かったです。

夫にとっても、職場で昼休みに携帯をみたら「下痢ぴー」とか「うんち、にんじん混じり」と通知がきているのはちょっと面白かったみたいです。笑

この時期は本当に承認欲求が欲求不満状態だったので、たとえ返信がなくても、既読がついただけで「共有できた!」と嬉しかったです。

 

もちろん、離乳食を食べさせるのを夫に任せたときは、ライングループへの送信も夫に任せます。いま見直してみると、トーク履歴の9割以上は私からの送信ですが、たまに夫も投薬や離乳食、うんちの記録を送信しており、当事者意識の醸成には役立ったのではないかと思います。

結局、1歳を過ぎる頃までこのライングループは活躍し、離乳食がほぼ完了したので今は「初めてあげる食材」「小児科で言われたことの記録」程度を適宜送るにとどめています。アレルギーが無いようなので、細かく記録する必要性がなくなったことが一番の理由ですが、食べる量も種類も増えていちいち送信するのがめんどくさくなったのと、職場復帰して承認欲求が満たされてきたのもあります。笑

 

次は下の子の離乳食が始まるころに、新たなライングループをつくろうかなと思います。こんな便利な機能を無料で使わせてくれて、ラインには大変感謝しています。